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目標は、もやもやにする。

目標に対する向き合い方について、書いていきたいと思います。

「目標を決めたいけど、決まらない!」
「もっと明確な目標をと言われても、変わるかもしれない。」

そんな気持ちになっていた時に、自分なりに落とし込んで解釈したことです。科学的根拠も踏まえ記載していこうと思います。


私は、確かに目標を持つようにすべきだと思いますが、
明確にする必要はないと考えます。

その根拠について2つ主に挙げたいと思います。



1.科学的根拠:報酬系

まず、1つ目の根拠です。
これは、脳科学分野でのリハビリテーション領域ではよく話される“報酬系”
私は、森岡周先生の勉強会で知りました。

「Schultz W: Predictive reward signal of dopamine neurons」
この文献から、簡単に結果をまとめます。


ドーパミンという快楽物質によって人は “幸せ” や “気持ちいい” などを感じます。

そのドーパミンがどういった時に脳内で出るのかというと。

報酬となるもの(例:お菓子)がもらえる時ではなくて、もらえると“予想した”ときに出るのだという内容です。



つまり、私たちは報酬(お金や食事)など。
予想したときに “幸せ” などという気持ちが湧いているのではないかということです。

いろいろと説明は端折りますが、私はこのことから、

目標というのは “報酬” を予測することで、
自分を動かすエネルギー(ドーパミン)を作るのだとすると

目標を達成する時ではなく、その目標を達成しようと頑張っている”その時”こそ、幸せと感じて、人生を楽しめているのではないか。
と考えます。


だからこそ、目標はもやもやにし、それを達成するためにドーパミンをどばどば出し続けて、頑張り続ける。

そんな考えでいます。



短期目標

この、報酬系ですが、万能ではないです。

ダイエットではないですが、
やはり、目標を達成しないと期待していた分、落ち込み具合も大きいため。


短期目標を達成し続ける必要があります。


だからこそ、最終目標はもやもやにして。
「短期目標を達成し続けること」をやる必要があります。


【イメージ】
短期目標 → 短期目標 → 短期目標 → 短期目標 → 長期目標(もやもや)



2.達成感と喪失感

そして、2つ目です。

私は、大学生の時に、学生団体の会長をやっていたことがあります。

その団体は、規模が大きく、まとめることはかなり大変でした。
常に、団体のことを考え。企画や会計、引継ぎや規模拡大。あらゆることを考え、全国を動き回りました。

1年でしたが、本当にしんどかったです。


その、会長を終わった時でした。

達成感と共に“喪失感”もあったのです。
「これから何をしよう。」考えることがない喪失感。


目標は達成したその瞬間から、なくなるのです。
次が見えない。


目標はなくなる

ある、インタビューの話です。
それは、自分の店を持ちたい整体師が経営に迷っているという内容でした。

その人は、
「店を持ってから、何をしたらいいのかわからなくなった。」
と答えていました。


なぜなら、「“店を持つことが目標だったから。」
きっと、この言葉が、この方の頭の中で続いたのではないかと思います。


目標の決め方

「じゃー、目標はどうしたらいいんだ?」
と、聞かれると。


完全に私の意見ですが、
「何もしないから見つからない。何か“やりながら考えて見つけろ。」
です。


これについて、今後の記事を書いていきたいと思います。

極論ですが、
考えていても、良いこともわからなければ、悪いこともわからないです。

“試行錯誤”があるから、人は次なる目標を常に見つけ出しているのではないかと思います。


例えば、働いてみて。
「こんな人生でいいのかな?」
「いやだ!noteで記事書いて稼ごう!自分時間バンザイ目指せ、脱サラ!」
なんて考えるんじゃないでしょうか。

もちろん、興味の幅は違いますが、
やってみて、初めて「やっぱり違うな。」と選択肢が消えていくのです。

多くある選択肢を消す作業としても。

まず、なにかやる。
それが、目標をみつける近道だと思います。


最後に

目標への向き合い方についてまとめました。

深い内容は、今後まとめていきたいと思います。

1.長期目標をざっくり考え、短期目標に取り組む。
2.目標は消えるものだと思い、次につながるような状態でいるべき。


目標の見つけ方などの深い内容については、今後の記事にまとめていきます。

今日もお立ち寄りありがとうございました! ではまた(^^)/!

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