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XLモデルのサンプラー及びStep数検証


はじめに

今日はCivitaiである文章を見つけて、SDXLではサンプラーDPM++ 2S a KarrasをStep70以上にしたほうがいい結果が出るって書いていたが、確かにSDXLのページのサンプルは全部Step50にしていますが、サンプラーを見つからなかった。でもCFXLのページはほとんどDPM++ 2S a Karrasを使用しています。

個人的には一致性を保ちたいため、できればancestralサンプラーを避けたくSD1.5のモデルではDPM++ SDE Karrasを愛用していますが、こう見たら検証しなくじゃ!

テスト画像①

オリジナルの画像
Steps: 30, Sampler: DPM++ SDE Karras, CFG scale: 7, Seed: 1176417730, Size: 1024x1280, Model hash: 79f6514507, Model: counterfeitxl_, Clip skip: 2
テスト1

確かにStepを50まで増やすことで、背景と手ぼ描写がよくなっています。
以前SD1.5のときは20-30でも足りる場合が多く、ガチャする際はほとんど30にしていますが、もしかするとSDXLの解像度では50まで増やさないといけないかもしれませんね。

テスト画像②

元の画像
Steps: 30, Sampler: DPM++ SDE Karras, CFG scale: 7, Seed: 2890549284, Size: 1024x1280, Model hash: 79f6514507, Model: counterfeitxl_, Clip skip: 2,

こちらもDPM++2Sのほうが手の描写がよく、ある意味修正の手間を省いても使える程度ですね。もうちょっと複雑のテストをしよう。

テスト画像③

オリジナルの画像
Steps: 30, Sampler: DPM++ SDE Karras, CFG scale: 7, Seed: 2890549280, Size: 1024x1280, Model hash: 79f6514507, Model: counterfeitxl_, Clip skip: 2,

あっちゃ…顔のまで変えてしまいました。

結論

やはり自分は2SよりSDEの構図のほうが好みのようです。問題はSteps数を上げることで生成時間もかなり伸ばされる…ただでさえXLの30Stepsは1:10秒をかかるからなぁ…50まで上げると1:50になり、トータルは3分超えになっちゃいます。できれば一枚のガチャ時間をカップヌードル一個分以内に抑えたい。

そこでた!なんとDPM++ 2M SDE karrasは50Stepでも1分ジャスト!!!
さすがに画質のDPM++ SDE対コスパのDPM++ 2M SDE
ということで、明日から今週分の当たり画像をDPM++ 2M SDE 50stepsで出力し直す羽目になりますww


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