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ソトからみる都知事選(Written by ナカ)

都知事選を他人事としてみるのは久しぶりだ。いや、他人事じゃない。なんてったって東京なんだから。日本に関係することだ。投票権はないけどね。
そんなソトからみていて、「都民が東京にいることがはずかしいと思っちゃわないかな?」というお騒がせに候補者も巻きこまれてる。いちばん迷惑なのは現職の小池ゆりこさんかな。個人的には、首長って経営的な視点が必要な気がしている。政治というよりも経営。都民は社員のようでもあり株主のようでもあり顧客のようでもある。それが厄介だろうけどおもしろいところだ。経済をうるおわせて循環させて、おもしろいことで熱狂させる。その視点でみるとぼくは、石丸伸二さんを応援している。投票権はないけど。主要候補者4人での会見の場ではすこし頼りなさも感じた。緊張がみてとれたので仕方のない部分もあるが「首長はインフルエンサー」と主張する人としてはマイナスプロモーションのようにも映った。とはいえ他の候補者がよかったわけでもないので影響はすくないかな、きっと。
ホリエモンとの対談やYouTube大学での中田さんとの対談をみると、明確で本音感がある。もちろん現状ではポジショントークのできるポジションに立ててはいないので、本音が武器なのだが、発言の明確さは政治家とは一線を画していると思う。称賛と同時に反感も買いやすそうなので、どう転ぶかわからない。こういう点もおもしろさがある。石丸さんが出馬することでエンタメ要素がでた気がするのはぼくだけだろうか。

政治の世界もここでゲームチェンジしていく必要があるのではないかな。ここで石丸さんを選ばなきゃ、不満を言いながら何も変えない、これまでと同じ日本の中心・東京のまま。とは言いすぎか。でも変わらないことは衰退を意味する。これは絶対的な視点でも相対的な視点でもだ。相対的な視点はGDPにもあらわれているしわかりやすいのかな。「このままでいい」「変わらなくてもいい」があと何年言ってられるか。もうすでに、そうは言ってられない状況はきているはず。気づいているかどうかだ。国民の約10%を占める東京は日本を牽引していく存在。さて、どうなるかな。

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