noteを始めて1ヶ月、毎日記事を書き続けて
今日で書き始めて30日目。ちょっと振り返りを。
そもそもの目的
育児生活に少し余裕ができて、育休も来年3月まで続く中で、空いた時間を活用しようと新しいことをしたかった。
もともと文章を書くことはしていたけれど、出産・育児などで趣味やら人間関係がリセットされ、リハビリがてらに身の回りのことを書こうと。
そして、テーマを事実婚・注文住宅・育児生活という3本だてにした。
これはただ単に私の記憶の整理をするだけでなく、きっと誰かの役に立つかもしれないと思い、日記ではなく、noteという開かれた場所で公開することにした。
実際に書き始めて
先ず最初に感じたのが、文章を書くのが下手だなあと。
誰かに何かを伝えること。
noteで公開するということとは。
妻に対して何か伝えないといけない場合、その方法や伝え方など心得ている。
でも、noteというこの場所においては、特定の誰かに対して伝えているわけではない。
それは、今読んでいるあなただけではなく、未来の誰かも読むかもしれない。そもそも、今読んでいるあなたは、どういう人でしょうか。
そういった点で、常体・敬体をどうするか、物語調がいいのか、実用的に箇条書きで分かりやすく書くのがいいのか。
目指していたところは、育児エッセイだったのだが、自分であまりうまく書けた感触はなく、冗長的になってしまったと思っている。
そもそも、育児生活をしている中で、誰かに何かを届けるということがそもそも少なくなってしまったことに気づかされる。
仕事をしていれば、そういうことが多々あるが、育休中の今となっては、単純に頻度が減った。
新たな目標?
届ける相手がわからず、どう語っていいかもわからない。
それでも、確かな読者がひとりだけいた。
妻。
「noteを始めようかな」と妻に告げてから、本当にやり始めた私。
妻も文章を書いたり、言葉に携わったりすることが普段から多く、いちはやく私のnoteを読むようになった。
そして、ふたりの会話のネタにもなり、私が忘れていたことを後で補足してくれた。
妻は私のnoteを読みながら、何回か私にこう告げた。
「これ、後で記録としてまとめて、私たち用でもいいから本にして、いつか子どもに読ませられたらね」と。
どれくらい本気かわからないが、結構本気に言っているような。
もしそうするとしたら、大分校正が必要になるけれど、このnoteの読者の1人は未来のわが子かもしれない。
Flaschenpost
この言葉、どういう意味でしょうか。答えは、今日の記事の画像。
ちなみに、私が前に書いた記事でも1度紹介しており、覚えていたら、貴方は相当な、なかたつchファン。
改めて、そもそもの目的を振り返ると、事実婚・注文住宅・(男性から見た)育児生活、いずれにしても、参考になる情報はまだまだ足りない。
事実婚における壁は実際にあたってみてからわかることが多く、注文住宅は悩みや不安ばっかりで、男性の育休取得率や日数は少ないばかりで。
そういう意味で、単純に数だけで見たら、マイノリティとしての道をnoteというオープンな場で公開しておくことで、きっといつか、誰かの何かに役に立つだろうと信じている。
私が、毎回、記事の終わりに書いている、
「きっといつか、誰かの何かに」こそ、Flaschenpostなのだ。
実用的で、効率的で、Tiktok的で、即効性のあるものばかりが、人生を彩っているわけではない。
誰かの言葉がずっと残ることもある。
誰かの物語に憧れて、ずっと追いかけることもある。
そうした、遅効性を信じて。
今読んでいるなたにも、
いつか読むかもしれないあなたにも、
このnoteをFlaschenpostとして捧げるのです。
今後
というわけで、振り返ってみました。
今後は毎日の更新をしていくかはわかりませんが、
ちょっと違うこともやろうと思っています。
もともと詩を書いていたこともあるので、短い詩を書いてみたり、
自作解説は嫌いなんですが、自分の過去作について語ってみたりとか。
後は、読書日記も。
もちろん、育児や注文住宅日記もやりますよ。
お楽しみに。
それでは、明日かもしれませんが、またお会いしましょう。
きっといつか、誰かの何かに。