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時間管理が得意な自分//苦手な障害者は多いと思う。

 私は、予定の予測や、時間に沿って行動することが得意です。身についているという表現が正しいかと思います。

時間管理は通院のために不可欠

 特に通院する人にとって、予約した診察時間から逆計算して外出し、病院に向かうことは不可欠なスキルです。
 予約がない病院だとしても、今度は残薬を見て自分で通院日を決めて外出しなくてはいけません。
 前者は病院の方で薬の残薬に沿って予約してくれるので縛られる気はありますが、間違いは少ない。後者は、予定を立てておかないと、仕事や他の予定で行けない=薬が無くなる=体調悪化につながりますよね。

残薬については、訪問系の支援サービスを受けている、または助ける家族などがいなければ、自己管理になりますから、そこまで気を回せない人にとっては苦しくなるかもしれません。

私が時間管理ができるようになった経緯

 私の場合、今のように病む以前に、三交代勤務のシフトで、自分で出発時間を決めて出勤することに慣れていったのが、一番今の強みになりました。
 また、早い段階からスマホ(iPhone)のカレンダー機能を使ってスケジュール管理をしていたので、(通院の)予定が決まったらカレンダーに入力するルーチンが確立できていることも大きいです。

時間管理を身につけるには


 私が支援職をしていた頃、アナログ時計が読みづらい、読めない障害者がいたように思います。
 最近は腕時計をせずに、スマホが時計代わりの人が大半になったことも影響しているんじゃないでしょうか。
 昔、就労移行支援で社会生活力のカリキュラムをやるためにテキストを買いましたが、じゃあ具体的にどう時間管理を学ぶか、までは突っ込んだ内容ではなかったことを覚えています。

 実際の対策としては、アラームをかける、予定整理をすることを面倒くさがらない、予め乗換案内を調べて出発時間を決める、くらいでしょうか。
 個別で、時には支援職が入ることが必要なんじゃないでしょうか。
 入所施設(グループホーム含む)で生活訓練を積むことも悪い選択じゃないと思います。通所施設だと、結局朝と夜はカバーできませんから。


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仲さん(発達障害/聴覚過敏/眩しさ苦手/男性更年期障害)
皆様にわかりやすく、また理解していただけるような内容を目指します。サポートして頂けると幸いです。