勤務時間の選択/レンタル農園の話
様々な企業のハローワークの求人票を、今は見ています。
私の場合、障害者雇用で勤務時間を1日6時間(週30時間)の希望があるので、その希望の範囲で探しています。
勤務時間の傾向
求人票を見る限り、勤務時間の傾向としては以下のとおりです。
① 1日8時間(週40時間)勤務
(普通の仕事と同じ)時短なし
② 1日5時間(週20時間)
③ 1日6時間(週30時間)
(週30時間勤務でそれ以下の時短なし 含む)
④ フレックスタイム制
⑤ 1日8時間記載、特記事項に希望の勤務時間には柔軟に対応の記載あり(特に時間設定なし)
感触として、8時間勤務の時短なしが多く、同数で週30時間勤務というところ。次いで週20時間勤務対応が来る感じがします。
フレックスタイム制の企業は数えるほどです。同時に給与も高く、その分競争率が激しそうです。
⑤のように、特に週30時間まで対応などと記載はないが、希望に応じ応相談といった書き方の求人票もあります。普通より少ない印象です。
雑感
体の調子によって希望の勤務時間は様々だと思います。ただ精神障害や発達障害、あるいは内部障害のような身体のスタミナに不安がある人だと、無理した希望を出しにくい選択です。
例えば大手のM銀行や、Y生命保険、S損保などは時短はない、と求人票では書かれてしまってます。
週20時間以下でしか働けない人もいる
これは最近見たニュースの一つで、就労移行支援事業所と、障害者法定雇用率のカウントの話が書かれています。
そもそも、週20時間以上勤務の障害者を1人雇うと0.5人カウント(2人で1人カウント)されているのが現状の制度。
それが週10時間以上20時間未満から0.5人カウントとなる見通しのようです。
農園で働く障害者
最近話題になっている、農園で働く障害者の話です。そういった物がある事自体は、以前から知っていました。職場の就労移行支援に営業FAXが来ていた記憶があります。
障害者法定雇用率を達成したい企業向けに、農園を運営する企業が社員の出向を受け入れ、あるいは企業に部署として農園の一部を貸出し、障害者の雇用を生み出す、という思惑があると、私は考えています。
良し悪しは働く障害者次第と思います。
ただ、生産的な仕事ではないように感じます。
この農園の話は、私の身近な障害者の友人間でも、あまり評判のいい声は聞きません。
今度国の方針がどうなるかはわかりません。
働く場としての一つの選択肢として私は「あり」と思いますが、今度どういった判断がされるのか。