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コールマンのテントを修理したはなし。

もりです。

みなさま、キャンプしてますか?

我が家には昔からテントがあり、自転車やバイクのツーリング用(とても小さいのです)と、家族用に大きなテントがありました。

このモデル、『天窓』が付いているのです。
(ステキですよね!)

透明窓がある時点で『UVカット』はムリスジだったのか、現在廃番になっています。


このステキなテントの、
『メインポール』が折れました。


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橋の下に住んでいるヒト?

なんとかしましょう。


先に書いておきます。
コールマンのサイトには、『修理・メンテナンス』対応がキチンと用意されていて、当該テントの部品も用意されています。

http://partscatalog.special-coleman.com/catalog/detail/612


Coleman Parts Catalog | 商品一覧

パーツ品番は『170T14202J』、9,000円です。
ネット最高!
とポチりそうですが、お酒を置いて少し考えます。

ポール全部が欲しいわけではないのです。

そこを何とかするのが『#DIY』ですよね。

Amazonでも『テント ポール 修理』で検索すると、たくさんヒットします。

ネット最高!
とポチりそうですが、お酒を置いてまた少し考えます。

これはただのアルミ管ではないのか?



① 今回折れたところを観察します。
(以下図は上記サイトからの抜粋)

キャプチャ

↑ ② 今回折れたところは上図の”2”のまさに矢印部分。屋台骨の部分です。


『メインポール』はテントの山頂部分でカーブする樹脂のパイプと、脚部となるアルミパイプのMixになっています。
アルミパイプに交換できれば簡単ですが、”しなる”必要があるので樹脂パイプを補修する方法を考えます。


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↑ ③ 該当の『メインポール』です。
展開すると4mくらいの長さになります。

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↑ ④ 鉄管の差込口部分で折れています。
コレをみて思い出したのですが、過去に棒の部分が裂け、シュリンクで補強していました。
(そのせいで接続部分に応力が集中したのかも)

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↑ ⑤ 反対側の無事な部分。

『単なる棒が筒に入っているだけ』なので、筒を伸ばせば良いのでは?


で測ります。

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↑ ⑥ 樹脂棒の外径は13Φ、内径は5Φでした。

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↑ ⑦ 樹脂棒が差し込まれる鉄管の外径は15Φ。


ですので樹脂棒を『内径13Φ外径15Φのパイプ』で補強して、ジョイントする鉄管部分を『内径15Φのパイプ』で延長すれば、それが新たなジョイントになり、外径13Φのパイプで樹脂棒の欠損部分も作れれば最高。

…。

ちょっと何を言ってるのかわからないですね。


『折れた棒が入る鞘』を準備して、新しく『棒の折れた部分』を挿して、『鉄パイプと鞘が入るパイプ』を準備する?

図にすると『今がこんなかんじ』ですね。

キャプチャ

これをこんな感じに。

キャプチャ

『Aの鞘』に『Bの棒』を挿して、鉄管とつなぐ。
『Aの鞘』と鉄管の太さに合わせた、『Cの鞘』も作る。


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↑ 近所のホームセンターで購入しました。258円。
板厚が1mmなので、外径15Φで内径は13Φ。
『Aの鞘』になります。)

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↑ アルミパイプと樹脂棒との嵌合具合。
良いですね。258円。


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↑ ⑧ ショックコードを解いて、
破損した樹脂棒のカケラをとります。
挿入されていた長さは約4cm


『戻すときにわからなくなる』ので、分解したポールには番号を振っておきましょう。

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↑ ⑨ 樹脂棒の端面を揃えるため、2㎝ほど切り落とします。


折れた部分とあわせて樹脂棒が6cm短くなっています。
なので『Bの棒』は6cmになります。

13Φのパイプを購入しても良いですが、ガレージにあった『タオル掛けの不燃ゴミ部分』のステンレスパイプが12Φだったので、コレを使います。

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↑ ⑩ 『パイプカッター』で6cm切り落とします。
(『Bの棒』になります)
ノコでも切れますが、パイプカッタ使えば秒殺。


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↑ ⑪ 4cmで折れていたので、今回多めに5.5cmほどプラハンでたたき込みます。
『Aの鞘』の長さは都合7.5cmになりました。
(258円で、あと3回楽しめる?)

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↑ ⑫ 正常な樹脂棒(上)、補修した樹脂棒(下)
『Bの棒』は抜けなければよいだけなので、接着のみ。

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↑ ⑬ 接続してみたところ。


現状で下記のようになっています。

キャプチャ


強度的にこれで問題なかったので、
(暑いし)これにて終了。

258円/4 で修理出来ました。


ショックコードを戻して完成!

『戻すときにわからなくなる』ので、分解するポールには番号を振っておきましょう。。

キャプチャ


サイズのご確認を。

役目を終えてからも有能。



今度折れたら、『カーボンファイバー』もよいですね。
”しなり具合”がわからないので樹脂部分の全交換?

「1m売り」だと、4本~6本必要ですね。

色々すると、
『素直に部品交換したほうが安そう。』


ですが、『カーボンファイバー』ですよ。
何んとなく速そう。(テントが)




ムスメに甘いものを買います!