1986.6.17 アントニオ猪木 VS アンドレ・ザ・ジャイアント
80年代から90年代の新日本プロレスは、色々と面白いアングル・名勝負がありました。
僕の見た名勝負や印象に残った新日本プロレスのアングルやイベントについて書いていきたいと思います。
皆さんの新日本プロレス名勝負はどの試合だと思いますか?
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今回は、アンドレ・ザ・ジャイアントをついにアントニオ猪木が成敗する試合です。
IWGPチャンピオン・シリーズ 1986年6月17日 愛知県体育館 第4回IWGPヘビー級王座決定リーグ戦Aグループ アントニオ猪木 VS アンドレ・ザ・ジャイアント
おや、猪木のあたま、坊主頭ですね。
猪木はシリーズ中に雑誌「フォーカス」にスキャンダル写真を撮られたことに対する“男のケジメ”で丸坊主に。
まだ、この頃は緩かったとは思いますが、一応、反省しているという事でしょうか。
年齢的にもアンドレ・ザ・ジャイアントの商品価値が落ちてきており、このタイミングがアンドレに勝って、それが快挙となる最後のタイミングだったかも知れません。
快挙と呼ぶには、少し遅かったと言われていますが、このタイミングでも仕方ないと僕は思います。
この後、レッスルマニア3で、ハルク・ホーガンがピンフォール勝ちしています。
アンドレの試合は、割と序盤は、固め技で退屈な時間が流れます。
ベアハッグだったり、首固めだったり。
この日も猪木の首を執拗に狙います。
普通のレスラーだと退屈な時間ですが、アンドレの場合は、全ての技が重く感じますね。
アンドレをアームホイップで投げます。
そして、腕ひしぎ十字固め。腕固めへの布石でしょうか。
しかし、また、首を攻めてきます。
この攻撃は地味ですが、かなり長い間この状態となっていて、猪木かなり辛そうでした。
この場面で、山本小鉄さんが、アンドレの歯は40本あって、怪物だと解説していました笑
序盤から中盤は、アンドレ優位で試合が進みます。
一瞬のスキをついて、トップロープからのニードロップ、猪木きれいに飛んでますね!
腕へのアリキックです。苦痛に顔を歪めるアンドレ。
そして延髄斬り!
そのまま腕固めへ、行けー猪木!
そして、ついに歴史的瞬間!
アンドレ・ザ・ジャイアントのギブアップシーンです!
猪木史上初の快挙です。アンドレ・ザ・ジャイアントからギブアップを奪いました。
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○アントニオ猪木(9分30秒 腕固め)アンドレ・ザ・ジャイアント✕
この試合は新日本プロレスワールドで観ることが出来ます。
昭和プロレスファンの方は、登録して見てみてはどうでしょうか。
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