見出し画像

風鈴【塗り絵】 #夏野菜塗り絵コンテスト

春に引き続き、夏に向けて塗り絵を一つ仕上げました。
熊本の『八代よかとこ物産館』のgmさんが企画した『夏野菜塗り絵コンテスト』への応募のためです。

お題は二つあるのですが、私は風鈴を選びました。
絵の構図はガラスの外見(そとみ)に蛍の文字をかたどった舌(ぜつ)、そして夏野菜の描かれた短冊が風にたなびく様子を描いた涼やかなイラストです。

大胆でいて緻密な構図です。

風鈴の下絵

企画内容はgmさんが下書きしてくれたこの風鈴のイラストに好きな色を塗りましょうという単純明快なものです。

色塗りの方法はアナログでもデジタルでも何でもOK。ハッシュタグ『 #夏野菜塗り絵コンテスト 』をつけてTwitterに投稿するだけです。多少の改編もOKなので本当に好き放題できるのですが、私は今回オーソドックスに塗りました。

そして仕上がったのがこれです。

応募作品の風鈴

どうですか?皆さんが思い描く風鈴とは随分違うものになったのではないかと思います。描いた私もちょっと驚いています。

当初、風鈴という涼やかなイメージから全てを青基調で整えていこうかと考えていましたが、ふとガラスを鳴らす舌(ぜつ)の文字を見て方針を転換しました。『蛍』なんですよ。この文字が引っ掛かったんですね。これは青じゃないなと。どうしても薄暗さの中で光るようなイメージにしたくなったのです。

そうなるとバックは暗闇が良いのかなと思ったのですが、それもどうもしっくりこない。風鈴は蛍のように自分で光るわけではないので暗闇でひとりでに発光しているのはおかしい。

色々考えた結果、夕陽の力を借りればいいんじゃないかと思い至りました。
太陽が沈む直前、夕暮れの空を見上げた時に風鈴が目に入る。射し込んだ夕陽が風鈴の外見(そとみ)を照らしていればさぞかし美しかろうと。

見た人はどう反応するだろう。そこにはきっと赤いガラスの太陽があるように感じるのではなかろうか。そういったイラストに仕上げたいと私は思った。

そして、同時に下の短冊はそれに負けないような強い色合いにする。これも気を付けた点です。何せ企画のテーマが夏野菜塗り絵コンテストですから、短冊に描かれた夏野菜が別の要素で完全に沈んでしまうとそれはコンセプト的にアカンやろと。

ごちゃごちゃ書きましたが何とか仕上がって良かったです。

皆さんもチャレンジしてみませんか?
もう一つのお題である『麦わら』はきっとやりがいがありますよ。

麦わら

では、またね。


ここのコメントを目にしてくれてるってことは最後まで読んでくれたってことですよね、きっと。 とっても嬉しいし ありがたいことだなー