星のブランコに行ってきたよ【日記】
大阪府は交野市に結構大きな吊り橋があるみたいだよという噂を聞いて、家族四人で日曜日に行ってきた。
我が家は奈良市内にあるが実は大阪の交野市は近場である。距離にして10kmちょっと。
奈良市から大阪に行くには必ず生駒山を越えなければならない様なイメージがあるが富雄川沿いに北上していくと不意に大阪府内の交野市という場所に出る。
「え?ここもう大阪府になるの?」という感じだ。
◇◇◇
奈良市内の白庭台を北西に走り、風情のある田畑を抜け、森に入ると今回の目的地が見えてくる。
大阪府民の森「ほしだ園地」だ。ここに大きな吊り橋がある。そして、吊り橋の名前が「星のブランコ」と言うのだ。
実はちょっとナメていた。
ちょっと見てみる?
結構スゴいでしょ?
奈良南部の秘境に行かなくてもこの規模の吊り橋が見れるなんてお得だなと思った。
◇◇◇
でもね。
ほしだ園地の駐車場からここまで来るには結構な道のりを歩かねばならない。
これは本当にナメていた。
私達家族は普段着で行ったのだが、駐車場から出てくる人たちの格好が結構本格的なものである事に気付くのに時間は掛からなかった。
「みんな登山でもする気なのかな?」
まぁ良いか。
ダメなら引き返せばいいだろう。
山の斜面に沿うように木の足場が組んであって、そこをてくてく歩く。
平坦だしこの時点では楽勝だと思っていた。
途中スズメバチが三匹現れたがそれぐらいである。黙って踏み潰した。父親としての仕事である。
このエリアを抜けると
急にロック・クライミングができるスポットが見えた。
お気づきだろうか?こんなスポットがあるぐらいだから結構切り立った山なのである。
3歳児と5歳児を連れて登れるのだろうか?急に不安になってきた。
近くに小屋があってここでトイレや簡易的な食事ができる。
ここからは登山だった。
高低差は分からないが坂のキツい最短ルートでも400mあるみたいだ。緩やかなルートで1km。
マジか!
3分ぐらいで5歳の娘が肩車してほしいとせがんできた。よってここからは15kgの重りを肩に載せての登山である。
比較的平坦なルートを通れば良かったのかもしれないが、3歳の息子が山道を見た瞬間に目が輝きだし走ってけもの道に入って行ったのだからしょうがない。
大人しい子だと思っていたが山を見た瞬間に野生児のようになったのだ。新たな面の発見であった。
しぼんだ風船のような娘と野生にかえった息子を連れて山を登る。
ようやく踊り場に出た。
あの前方に見えるのはもしや?!
ついに吊り橋が出現した。
長かったなー。
さて渡ろうか。
途中他の若い観光客にカメラを撮ってほしいとせがまれた。そして渡されたスマホでパシャリ。
『1:1の比率だったのでインスタに乗っけるのかなー』と思った。時代だね。
記念に撮った。とても良い風景だったよ。
◇◇◇
帰りも険しい山道を降ったのだが、まぁなんとかなりました。
よかった。よかった。
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ここのコメントを目にしてくれてるってことは最後まで読んでくれたってことですよね、きっと。 とっても嬉しいし ありがたいことだなー