擬人化パレード閉幕 #言葉を宿したモノたち
11月2日~11月4日までnoteのお題企画として開催した擬人化パレードですが無事閉幕致しました。
3日間とはいえ沢山の文章がnote上にアップされました。
下記のマガジンにまとめておりますので読んでいただけると楽しい雰囲気が味わえるかと思われます。
どうでしたか?
ルールは二つだけ
1.身の回りのモノに言葉を宿して語らせる。
2.そして、自分(モノ)が何者であるのかを明かさない。
たったこれだけの謎掛け遊びですが、いざ書いて公開してみるとご自身が想像しているよりも答えは伝わりにくいものだということが分かっていただけたのではないでしょうか?
そして、伝わらない部分は読み手が想像を膨らまして自由に読んでいる。
その空白部分に何を埋め込んで読むのかに読み手のキャラが浮かんでくる。
そういった事実を目の当たりにしたことと思います。
おもしろいですよね。
そこをクイズ形式にすることで書き手と読み手のリアルの会話が生まれやすくなる。これが今回の趣旨でした。
このハッシュタグを手繰ってゆくと各々が取り組まれた跡、つまりメッセージのやり取りが残っており、私の思い描いた通りの遊びになっていることに安心致しました。(ケンカが無くて良かったです。)
大喜利形式を採用したのは、『お互いのコミュニケーションの間に許容差を大きめに設ける』という設計です。
あらかじめ謎掛けに対して大真面目に答えるも良し、ちょっとズレた答えを返しても良しとすることで心理的な壁を低くしたわけです。
ボケに対する返しとしては、ボケを重ねるのと、そのボケがどうズレているかを確認する(ツッコミ)、この二通りがありますが、どちらもコミュニケーションの空白を埋める行為になります。
それを企画の設計段階で組み込んでしまう。ルールとして宣言することで安全なコミュニケーションをしましょうというサインを参加者に見せているんですね。
このあたりは門松さんの『虚構サイン』の話に出てきますので、何かの機会に訊ねられてみるといいと思います。
本当はこうしたサインが無くてもコミュニケーションが安全に活発化すれば良いのですが、ちょっと難しい。
だから練習あるのみです。
◇◇◇
また楽しみましょうね。
ありがとうございました。
ここのコメントを目にしてくれてるってことは最後まで読んでくれたってことですよね、きっと。 とっても嬉しいし ありがたいことだなー