暖かくなっても、おじさんには【鍋料理】が最強な理由5選
みなさんこんにちは、【イケてるおじさんになる】のじまです。
3月も下旬になり日中はだいぶ暖かくなってきましたね。
「冬の間は寒いから今日は【鍋料理】にしよう」と思っている方も、暖かくなってきたから違う料理にしようと思う方もいるのではないでしょうか?
ただ私は【鍋料理】は1年中食べるべきだと思っています。
むしろおじさんにこそ、
【鍋料理】を食べていただきたい!!
「おじさんと【鍋料理】何の関係があるの?」
「【鍋料理】なんて冬だけっしょ!!」
「夏は丸亀製麺の冷たいうどん1択、異論は認めない」
といった疑問や要望があると思います。
今回は寒い冬だけではなく、むしろ暑い時でも食べるべき【鍋料理】のメリットを解説していきたいと思います。
記事を参考にして食生活に【鍋料理】を取り入れてみてください。
おじさんにこそ【鍋料理】が必要な理由5選
じまがおじさんにこそ【鍋料理】を必要とする理由は全部で5つあります。
以上5つです。
おじさんになぜ【鍋料理】が必要なのか?
ひとつずつ解説していきます。
栄養バランスが良い
【鍋料理】はとても栄養バランスのとれた食事です。
農林水産省が発表しているバランスの取れた食事とは以下の通りです(参考資料①)
・主食・・・米・ぱん・麺類などの穀類を主とするもの
・主菜・・・魚・肉・たまご・豆などのたんぱく質をとれる料理
・副菜・・・野菜を中心とし、ビタミン、ミネラル、食物繊維を補う料理
主食・主菜・副菜をうまく組み合わせた料理が栄養バランスのとれた食事といえます。
また下図のように主食・主菜・副菜を組み合わせた食事が少ない人は、栄養不足に陥っている人が多いという研究もあります(参考資料②)
【鍋料理】に入れる具材って、野菜・肉・魚・きのこ類・豆腐などですよね?
なんと【鍋料理】は主食・主菜・副菜の3つを兼ねたオールマイティーな料理なのです。
「ちっ、ちっ、ちっ、甘いぜ、じま。米・ぱん・麺などの主食が【鍋料理】にはないじゃん」
みなさんの大好きなシメがあるではないですか!!
【鍋料理】を食べ終わった後に雑炊やちゃんぽんめんを入れれば立派な主食となります。
【鍋料理】を食べるだけで、主食・主菜・副菜の3つを兼ねた料理になるのです。
簡単に作れる
【鍋料理】は簡単にできるのが特徴です。
すべての具材を鍋に入れて、水を入れてから煮込んで味付けするだけです。
これが焼き物になると、焼き具合も見なければいけませんし、何よりも台所から離れることができません。
【鍋料理】は火をつければしばらく放置できるのがメリットです。
何かと忙しいおじさんにはぴったりの料理と言えるでしょう。
保存ができる
【鍋料理】は簡単に保存できるのも特徴です。
冷蔵にしておけば1~2日程度でしたら問題ないですし、余った分は1食分にして冷凍しておけばいいのです。
「今日仕事で遅くなって、料理つくるの、だるっ・・・」
「コンビニで弁当でいっか」
となった時でもレンジでチンするだけで、栄養バランスのとれた食事をとることができます。
また他の料理と違って、肉や魚もいれておけば、とても満足のできる料理となります。
平日忙しい方は休日にたくさん【鍋料理】を作って保存しておきましょう。
AGEsの発生が少ない
AGEsとは終末糖化産物のことで、たんぱく質と糖が結びついてできる物質のことです(参考資料③)
ホットケーキは小麦粉(糖)と牛乳や卵(たんぱく質)を混ぜて作りますが、あの茶色くなったいかにも美味しそうなところがAGEsの発生したところです。
私達の大好きな料理やお菓子には必ず
AGEs「お呼びですか?」
っていう状態です。
AGEsは体内にあるコラーゲンと結びつき、弾力や伸縮性を失わせ、肌のシワ、たるみの原因となることから、老化の原因とされています(参考資料④)
AGEsはおじさんの大敵になるのです。
AGEsが体内に溜まるのは2つあり以下の通りです(参考資料③)
①体内で作られるというのは、血中のぶどう糖が余ると体内のたんぱく質と結びつき、AGEsを発生させます。
②食べ物から体内に入るというのは、ホットケーキやドーナツのような高温で調理した食べ物を食べると体内にAGEsが入ります。
簡単に言うと、甘い物の食べ過ぎやこんがり焼いた系、揚げた系のものをたくさん食べると、老化が早まる可能性があるということです。
AGEsは高温で焼いたり揚げたりすると大量に発生することがわかっており、AGEsの発生が少ない調理法は・・・・
生→蒸す→茹でる・煮る→炒める→焼く→揚げるとなります。
ここで【鍋料理】は水を入れて調理をする「茹でる・煮る」に該当し、焼く・揚げるの調理工程と比較すると、AGEsの発生を抑えることができるのです。
野菜の抗酸化作用
【鍋料理】の最大のメリットは野菜の抗酸化成分を余すことなくとれることです。
抗酸化作用とは体に発生した余分な活性酸素を除去してくれる働きがあります。
抗酸化作用と活性酸素についてはかなり長い話になるので、別の記事で書きたいと思います。
・・・たぶんやる・・・おそらく、そのうち・・・きっと。
野菜に含まれる抗酸化成分は、野菜の中の細胞壁の中に含まれており、茹でる・煮ることによって、茹で汁や煮汁へと溶け出します(参考資料⑥)
また、野菜は茹でる・煮ることにより抗酸化成分が何倍にもなることがわかっております(参考資料⑦)
野菜は茹で汁がとても重要なのです。
さぁ、茹でる・煮るをする料理で、
・栄養バランスの良い
・簡単に作れる
・保存ができる
・AGEsの発生が少ない
・ゆで汁も飲む
料理ってなーんだ?
【鍋料理】なんですよ。
こんなにもおじさんに嬉しい料理が今まであったのだろうか!!
これが暖かくなってもおじさんには「鍋料理」を食べてほしい理由です。
おじさんの大敵AGEs=悪なのか?
先ほどAGEsについて解説しましたが、AGEsの体への影響は専門家でも意見が分かれておりまだ良く分かっていません。
例えばAGEsは食品化学の分野では「メラノイジン」と呼ばれております(参考資料⑤)
「メラノイジン」と聞いてピンときた方・・・・いつもじまの記事を読んでくれてありがとうございます。あなたはかなりのじまマニアです。
味噌に含まれる褐色成分「メラノイジン」は、体の活性酸素を抑える抗酸化作用や血圧を下げる効果が期待されています。
「メラノイジン」はコーヒー・ワイン・醤油など様々な食品に含まれています。
少なくとも体の中で起こるAGEsと、食品中のAGEsは別の物と捉えた方が良いかもしれません。
「これからはAGEsたっぷりのパンケーキやドーナッツ食べていいんすか?」
という声が聞こえてきそうですが、いかにも体に悪そう、糖質まみれのAGEsは避けた方がいいかもしれません。
おじさんにうれしい、オススメの鍋の味付け
これまでは【鍋料理】のメリットについて書いてきましたが、これからは鍋の味付けについて書いていきたいと思います。
私が個人的にやっている味付けは以下の通りです。
ちゃんこ鍋風
和風だし+塩
キムチ鍋風
キムチ+和風だし+醤油+ごま油
「内容うっす!!さっきまでの勢いどうした?」
と思われる方多いかと思いますが、鍋の味付けは私よりネットで検索して自分に合う味付けを探してください。
それか料理得意な方、じまにこっそり教えてくれたら、まるパクリして追記させていただきます。
市販の鍋料理のスープを使ってもよいかと思いますが、食品添加物がたくさん入っているのもあるので、個人の感想ですがあまりオススメはしません。
おじさんにオススメの鍋の具材
ここからは【鍋料理】の具材に関して解説していきます。
「【鍋料理】の具材って何入れればいいの?」
と思う方いますよね。
特におじさんに関しては【鍋料理】なんて作ったことないという方多いと思います。
そんな【鍋料理】デビューのおじさんでも安心のオススメの具材を書いていきます。
野菜は旬のものであればなんでもよい
野菜は基本なんでもよいのですが、できれば旬のものを使ってください。
野菜は時期によってビタミン量が大きく変化します(参考資料⑧)
例えばトマトに含まれるカロテンの量は旬の夏が一番多くなります。
旬の野菜はスーパーでも大量に並べられ、価格も安いのでオススメです。
また野菜それぞれに持っている抗酸化成分が違いますので、多くの野菜を使って【鍋料理】を作りましょう。
肉や魚でたんぱく質を摂る
肉や魚も【鍋料理】に加えてください。
肉や魚をくわえることによりたんぱく質もとれるし、食事の満足度もたかくなります。
オススメなのは「鮭」です。
「鮭」の赤身成分でもある「アスタキサンチン」は、有名ブランド化粧品の元になっている抗酸化成分です。
松田聖子さんの曲がかかっているあの化粧品です。
肉・魚を【鍋料理】にいれることで、たんぱく質の補給と食事に対する物足りなさがなくなります。
煮汁があまったら雑炊にしよう
鍋の汁があまりそうだったら、白米やちゃんぽん麺をいれて雑炊にしてみましょう。
【鍋料理】の煮汁は野菜の抗酸化成分が溶け出したおじさんに嬉しいスープです。
白米の代わりに「発芽玄米」・「五穀米」・「麦ごはん」など入れてもよいと思います。
暖かくなっても【鍋料理】を食べよう
おじさんに【鍋料理】を食べてもらいたい理由は以下の通りです。
【鍋料理】には、いろんな種類の旬の野菜を使うこと、肉や魚をいれること、余った煮汁は雑炊にして食べることを書きました。
私達が冬になるとなんとなく食べていた【鍋料理】
何作ろうかなと迷ったら作っていた【鍋料理】
手抜き料理だと思われていた【鍋料理】
【鍋料理】は栄養バランスが良い、アンチエイジングも兼ねた素晴らしい料理なのです。
良き人生を!!
参考資料
①balance-8.pdf (maff.go.jp) 農林水産省HPより
②食育の推進に役立つエビデンス(根拠)(3)栄養バランスに配慮した食生活にはどんないいことがあるの?:農林水産省 (maff.go.jp)
③AGE(終末糖化産物)とは?|AGE測定推進協会 (age-sokutei.jp)
④AGEとは? What's AGE? | AGE エージーイー牧田クリニック (ageclinic.com)
⑤糖化制御と生活習慣病の予防 (jst.go.jp)
⑥野菜は「生」で食べてはいけない 著者:奥野修司 株式会社講談社
⑦活性酸素と野菜の力 著者:前田浩 幸書房
⑧旬を取り入れた食生活(春・夏) | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)
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