スペインらしさが色濃く残る、アンダルシアへ
こんにちは。Naokiです。
先月末から、スペインの南部”アンダルシア”と呼ばれる地方へ行ってきました。ほとんどの観光客はグラナダやコルドバを見るだけで他の町へ行くことはあまりないようですが、これほど魅力的な町や村が点在しているのはここだけではないでしょうか。
今回は旅行記風に、備忘録としてまとめます。
(仕事中なので、飛行機とか空港の写真がありません。。。)
スペインの地方へ行くなら、イベリア航空が断然おすすめ
今回は成田からスペインのフラッグキャリア”イベリア航空”でスペイン入りしました。ヨーロッパへ行く際によく使われる航空会社は、ドイツ”ルフトハンザ航空”や、フランス”エールフランス”、オランダ”KLMオランダ航空”が主です。もちろんスペインへもルフトハンザやエールフランスでも行けます。スペインのバルセロナやマドリッドなど比較的大規模な都市へ行く際は問題ありませんが、今回私が行ったアンダルシアへはイベリア航空が断然おすすめです。なぜなら出発日中にアンダルシアへ入ることができるからです。ルフトハンザなどでは、飛行機の関係で、鉄道やバスでアンダルシアへ行くしかありません。より日程をコンパクトにするのではあれば、イベリア航空を使うしかありません。
マイル提携は?ビジネスクラスラウンジは?
成田から出発するイベリア航空はIB6800便。12時30分に成田第二ターミナルより出発します。加盟しているアライアンスはJALと同じく、ワンワールドですので、JALとのマイル提携があるので、マイレージが貯まります。帰りの分のマイルも加算してくれる航空会社もありますが、イベリアは出発時は片道分のみの加算となるので、帰国する際にも、マイレージカードの提示が必要になります。ビジネスクラス利用であれば、JALラウンジも利用可能です。(2019年3月現在、ラウンジの改装工事中で、JAL便以外の方はJALラウンジ使えず、アメリカン航空のラウンジでの利用となります。)
成田は第二ターミナルのサテライトからの出発ですので、保安検査抜けてから10分くらい歩いたところからの搭乗となります。サテライト付近にもお店は多少はありますが、本館の方が免税店やブランド店などはあるので、何か買い物したい方は本館で買い物をしてから、サテライトに向かうと良いと思います。
やっぱり、予定よりも10分くらい早くボーディング開始
ヨーロッパ便あるあるですが、予定搭乗開始時刻よりも10分前くらいから、搭乗が始まります。空港職員に聞いたところ、成田の駐機代(飛行機を止める際に発生する費用)が他の空港よりも高いため、航空会社は少しでも負担を少なくするために、さっさと飛ばしたいからだそうです。特に顕著なのが、財政破綻したイタリアのフラッグキャリア”アリタリア・イタリア航空”です。私も何回か乗りましたが、毎回予定よりも早く出発します(その分早くローマに着けるので、ありがたいですが)。
欧州便ではめずらしい”中型機”を利用
いざ飛行機に搭乗します。飛行機はエアバス社のA330-200という種類です。ヨーロッパ便ではめずらしく、中型機です。ビジネスクラスは1-2-1の配列、エコノミークラスの配列は2-4-2です。もともと体格がしっかりしているスペイン人に合わせたシートピッチとなっているため、エコノミークラスでも、日本人にとっては足元はいくらかゆったりしているな、という印象でした。モニターも最新のもので、携帯などを充電することができるUSB差込口があります。また有料ですが、WIFIも使えます。客室乗務員も日本人が常務しているので、言葉がわからなくても安心です。
ただ、イベリアの欠点が1つあります。それはトイレ問題。中型機なので、トイレの数が8箇所のみ。いつもトイレは埋まっている状態です。しかも食後のタイミングはかなりの大行列。エコノミークラスで座席指定する場合は、なるべくトイレから離れた場所を選ぶといいと思います。
離陸!14時間20分のフライトの始まり
定刻に成田を出発。ヨーロッパ便では最長の14時間20分の長時間フライトの始まりです。燃料をたっぷりと積んでいるため、離陸時の滑走もゆっくりです。いつになったら飛ぶんだ?と思っていると離陸。飛行ルートは北海道→ロシア→北欧→ベルギー→フランス→スペインというルートです。フライトのほとんどはロシア上空です。寝ても寝てもまだロシアの上かよ!という状態が続きます。離陸後2時間くらいして、機内食の時間。今回は牛肉と鶏肉のチョイスメニューです。味は普通でした。機内には日本人が多いですが、時期もあり、学生さんが多かったです。卒業旅行でしょうか。羨ましい限り。。。長距離フライトではおなじみのギャレーでのドリンクバーコーナは、ジュース類とビスケットのみでした。成田であらかじめお菓子など買っていくと14時間耐えられると思います。
機内エンターテイメントは。。。
長時間フライトで、満足度を左右すると言っても過言ではないのが、座席のモニターのエンターテイメント。残念ながら日本語対応の映画の数は少ないです。英語がわかる方にとっては飽きることのないフライトとなるかもしれないですが、そうでない場合は、アマゾンビデオなどで事前に映画などをダウンロードしてから、飛行機に乗った方がいいです。そうでないと、14時間、暇です。。。またモニターの言語対応はスペイン語と英語のみです。
マドリッドに到着。長かった。。。
2回目の機内食は、ボックスでした。中はサンドイッチとフルーツ盛り合わせ、ヨーグルトでシンプルなものでした。食後すぐにシートベルト着用サインが点灯します。ここでのトイレはかなり大混雑かつすぐにシートベルトサインが着くので、食事中に行く方が良いです。マドリッド空港はターミナル4のサテライトに到着します。今回はスペイン国内線に乗り換えて、アンダルシア州の州都セビーリャに向かうので、マドリッドで乗り継ぎとなります。イベリア航空同士の乗り継ぎは同じターミナル4ですので、比較的楽ですが、国内線(EU圏内を含む)はターミナル4となるので、サテライトから移動しなくてはなりません。
まずはイミグレーションへ。その手前に乗継便が書かれているモニターがあるので、ここで次に自分たちの乗る飛行機のゲートがどこなのかを確認します。そのあとパスポートチェックを受けます。サテライトよりターミナル4へ移動するための地下鉄に乗ります。ターミナル4に到着したら、次は手荷物チェック。かなり厳しいので、時間がかかります(今回私たちは危うく乗り遅れそうになりました。。。)。スムーズに進むためにも、すべての電気製品はカバンから取り出しておくようにしましょう。セキュリティーチェックが終わると、搭乗ゲートへ向かいます。飛行機を降りてから、乗継便に乗るまで、45分ほどかかりました。看板通りに進めば難しくない空港ですが、乗継時間1時間未満だと、迷ったら終わりです。。。無事に国内線に乗り、アンダルシアの州都セビーリャに到着しました。空港から市内までは車で15分ほどの距離です。
翌日からはセビーリャの観光となりました。次回に続きます。
今回もありがとうございました。