言いたいことを言いたい時に言わないのが大人
最近、会社のおじさんに怒ってしまった。
1人は割とできるおじさんだったので
こんな若造の怒りを受け止め、反論も踏まえつつ、
結果として私自身が納得する回答をしてくれた。
もう1人は、のらりくらりおじさん。
あまりにのらりくらりされるのでなんか冷めた。
もう終わらせようと思い、
「日頃の鬱憤を聞いてくれてありがとうございました、
溜まってたものを出せたので楽になりした」とに言った。
おじさんも「そうだろうそうだろう」と得意顔になっていた。
振り返ってみると、結局はおじさんの方が上手だった。
怒っているやつを前にして怒り返すということ
その無意味さを知っていたのかもしれない。どこか本能的に・・・
そんなことより、
自分が人に怒ってしまった事にがっかりした。
感情のコントロールができていない事が恥ずかしい。
日頃の鬱憤が溜まっていないといえば嘘になる。
だから、のらりくらりおじさん対応は良かったのかもしれない。
思い出すとそのおじさんだけが悪いという話でもなかった。
だからそのおじさんにぶつけても本質は解決しないのに。
アンガーマネジメントについて とある動画を見た。
簡単に覚えていることを書くとこんな感じ。
・アンガーマネジメントは怒らなくなることを目指していない。
・6秒ルールは鍛錬であって、誰でもいつでも6秒で怒りがなくなるわけではない。
・理性が出てくるまでの6秒を待つことで、
感情に任せた発言が出ないようにしているだけ。
・だから、怒るべき時は怒っていい。だけど言いすぎたり、
感情任せにならないように6秒待つだけ。
・怒ることを否定しているわけではない。
・「怒り」は全ての根本。それが社会にいい方向に動けば「革命」になるし
スポーツだと反骨精神になる場合もある。(何くそ的な)
悪い方向に動けば「暴力」「暴徒」「戦争」になる。
・「怒り」をいい方向に使うための訓練、それがアンガーマネジメント
「怒り」を否定しない。
それを原動力に自分をマネジメントする。
感情任せに「言いたいこと」を、
今すぐ言い返したいという「言いたい時」に、
「言わない」ことが本当の大人なのかもしれないな、と思った朝。