内藤大臣(48歳)が紹介するNews 県外ナンバーの車に傷をつけた男に実刑
こんにちは、内藤大臣こと内藤大匡です
富山県外ナンバーの車に傷をつけたとして、器物損壊罪に問われた富山市の無職の被告の男(65)に対し、富山地裁は11日、懲役4月(求刑・懲役6月)の判決を言い渡した。 判決によると、男は今年6月5日、新型コロナウイルスへの感染を恐れ、県外移動を控えてもらおうと、富山市内の駐車場で県外ナンバーの車のドアに石で線状の傷をつける嫌がらせをした。
新型コロナウイルスが発生したことで県外への移動を自粛するよう求める動きがありました。その際に県外ナンバーの車に対して嫌がらせを行うケースが全国で相次いでいます。その中で富山県外ナンバーの車に傷をつけたとして器物損壊罪に問われていた65歳の男に対し懲役4か月の判決が出されました。
コロナに感染する事を恐れ、県外移動を控えてほしいという思いから駐車場で県外ナンバーの車のドアに石で傷つけた被告。裁判ではこのあたりのことが問われ、コロナへの不安などの気持ちが被告にあったことを裁判所が認めました。しかし、違法な手段を実行したことに対する正当化の余地がなかったことを指摘するだけでなく、実はこの男、過去に窃盗事件で執行猶予付きの有罪判決を受けており、執行猶予がつかない実刑判決が下されます。
執行猶予のついた判決にも懲役刑はあるので、今回の件とプラスして罪を償うことになります。4か月と聞くと少なく感じますが、前科がつくという意味では同じです。こんなしょうもないことをして実刑判決を食らうことがどれだけバカバカしいことなのか、その部分をこの犯人だけでなく、全国の自粛警察にしってほしいところです。