赤鬼

家族は妻と4人の怪獣たち(6歳、4歳、1歳、0歳)。 妻子が寝てる間に朝ランするのが楽しみ。 子どもとカメラを持って出かけるのも好きです。

赤鬼

家族は妻と4人の怪獣たち(6歳、4歳、1歳、0歳)。 妻子が寝てる間に朝ランするのが楽しみ。 子どもとカメラを持って出かけるのも好きです。

最近の記事

現代人は依存症予備軍?僕のランニングも?

「僕らはそれに抵抗できない 「依存症」ビジネスのつくられかた」    (アダム・オルター著) を読んで考えた… 目標追求の何がいけない?僕はランニングが好きでGPSウォッチを愛用している。この本を手に取ったのは、その目次で「目標―ウェアラブル端末が新たなコカインに」という物騒なタイトルの章を見つけてしまったからだ。 前提として、現代は、生きることや生活することが主目的である時代ではなく、設定した目標を追求することができる社会であると。それ自体は悪ではないが、自己実現や目標

    • 恥ずかしくて?オシッコを言えない次女

      先月4歳になった次女は、家具や小物を破壊したり、1歳の弟のおもちゃを取り上げたりと、家の中ではやりたい放題、大人たちを困らせます。そんな彼女ですが、外でオシッコしたいのを僕に伝えるのが恥ずかしいようです。 楽しそうにしていたのに急にムスッと黙り込んだり、「もう帰りたい」とか言い出したり。さっきまであんなに楽しそうにしてたのに?なんで急に飽きるの?気分屋だな~、とか思いつつ、移動や帰宅の準備を始めます。実はこの時黙っているけど我慢が始まっています。ギリギリまで我慢して、移動し

      • 初マラソンで思い知った自分のおごりと弱さ

        1年前〜大会前日までもともと走ることは嫌いじゃなかった。(今は素直に好きだと言える。)自慢じゃないけど、昔から脚はまあまあ速かったし、3年前までは職場の仲間と毎年駅伝大会に出たりして、素人にしてはそれなりの順位やタイムやで走っていた。 とは言え実は10km以上は走ったことがなかった。さすがにフルマラソンはハードルが高すぎて別次元の世界と思っていたので、出ようと考えたことすらなかった。ところが昨年、今年12月のフルマラソン出場権に当選するという幸運に恵まれ、ついにフルを走るこ

        • 僕(お父さん)の夏休み日記

          水曜日からお盆前までの予定で、妻が子ども3人(6、3、1歳)を連れて実家に帰省している。子どもたちは、じいじ・ばあば・Nちゃん(義妹)に会える!と言って随分前から楽しいにしていた。妻も、日中の面倒見要員が多数いるため、のんびりできる。ホッとしていることだろう。さらに、義父母もヤンチャな怪獣たちにまとわりつかれて大変そうではあるけど、久々に会えることを喜んでくれている。そして取り残された僕はひとり寂しく… なんて殊勝な気分になるはずもなく、俺様の天下、この世の春、仮出所?…適

          ベビーカーにスピーカーを積んだら朝ランが優雅になった

          昨年からほぼ毎朝ランニングをしている。マラソン大会の中止に伴い近年増えているオンラインのランニングイベントに参加するためにGPSウォッチを買ったのがきっかけだ。 平日朝は一人で、土日には長女(6)や次女(3)も一緒に走っていたのだが、いつしか平日も土日ももっぱら1歳の長男をベビーカーに乗せて走るという、負荷高めのトレーニングと化していた。 その始まりは、長男が朝、台所で妻にうるさくまとわりつき、イライラする妻のを見るのがいたたまれず、仕方なく連れ出していたもの。そのうちに

          ベビーカーにスピーカーを積んだら朝ランが優雅になった

          長女と育てるハイビスカス

          今日、子どもたちと出かけたホームセンターで、花の苗を長女と選び、鉢に植えた。長女が自分で花を育てたいというので以前から約束しており、夏に咲く花苗を買おうと思っていたのだが、延び延びになっていたものだ。 というのも、昨年も一昨年もミニトマトとバジルを大型のプランターに植えたのだが、最初は張り切る長女の水やりはいつも三日坊主。結局僕が世話をしていた。さらに、長男1歳はちょこまか歩き回るようになり、次女3歳のやんちゃ度は着実にレベルアップ。そこら中で土をひっくり返したり勝手に摘ん

          長女と育てるハイビスカス

          次女、トイレで初うんち

          便器にまたがり、オムツに出す3歳半になる我が家の次女はトイレでおしっこはできるのだがウンチが未だできない。下着はパンツとオムツのハイブリッドスタイル。どういうことかというと、普段はパンツを着用、ウンチがしたくなったら急いでオムツに履き替え、トイレに入る。便座にまたがった上で、オムツの中に出すという希少種。調査したことはないためどのくらい希少かは定かではない。 そこまでできるなら普通にトイレでできるやろ?と考えるのが普通だが、彼女なりの抵抗(?)があるようで。便座にまたがった

          次女、トイレで初うんち

          草刈りという仕事

          僕の実家はそこそこの農村で家の周辺はほぼ田んぼ。家の周辺や畦道の草刈り、樹木の剪定、村の溝掃除なんかを定期的に頼まれる。うちは小さな子ども三人+妊婦、土日はゆっくり休むというわけにもいかず、それなりに色々とある。実家の用事まで頼まれるのは、妻の機嫌にも影響するため以前はあまり気乗りしなかったのだが、父は他界しており、何でもかんでも母に任せておくわけにもいかない。 というわけで先日は、長女と次女を連れて実家に行き、母に二人を見てもらっている間に草刈りをした。 草刈機の操縦は

          草刈りという仕事

          カラマーゾフが来るぞ〜、の効果

          我が家では悪い子や言うことを聞かない子は、カラマーゾフに連れ去られることになっている。なんでカラマーゾフか?それは、TVドラマ『カラマーゾフの兄弟』(ドストエフスキーの同名小説を原作として制作されたもの)をドストファンの僕がツタヤで借りて夜中に見ていたことによる。不気味なカラスの映像で始まるおどろおどろしいオープニングと音響がいかにもホラーな感じなのだ。僕が夜帰って来てDVDを再生すると、娘たちは逃げるように2階に上がって布団に入るのを逆手に取ったのだ。 オーソドックスに鬼

          カラマーゾフが来るぞ〜、の効果

          TSUTAYA vs. サブスク 〜わが家の妖怪ウォッチブーム

          我が家の子どもたちは、ただいま妖怪ウォッチブーム真っ只中。タブレットの前に3人寄り添って見ている。といっても1歳の長男にはまだ難しい。でも、エンディングの妖怪体操「ヨーデルヨーデル…妖怪出るけん出られんけん♪」が始まると嬉しそうに駆け寄ってくる。 なぜ今さら??の理由はスマホ購入とともに加入した、auスマパスプレミアムなるサブスクリプション。映画、ドラマ、雑誌、音楽など、コンテンツ等に制限はあるもののほぼ無料で楽しめる。初月無料、以降550円/月にホイホイ釣られ、あっさり飼

          TSUTAYA vs. サブスク 〜わが家の妖怪ウォッチブーム

          Beautiful Sunday !

          先週日曜日の話。早起きして久しぶりに一人で長めのランニングを、と気合を入れてたのに夜更かししてしまったせいで寝坊。子どもたちも起きる。仕方なく、3匹の怪獣(5・3・1歳)を連れて大型ベビーカーでウォーキング。前と後ろに一人ずつ座り、長女は立ち乗りができるという優れもの。ただ、3人乗るとさすがに重い。 朝7時、まだ誰もいない田畑に囲まれた田舎の教会まで約1.5km。うっすら汗ばむ。その敷地で木製ブランコに揺られながら子どもたちが三人三様、自由気ままに遊ぶさまを眺める。まだ気温

          Beautiful Sunday !

          今さらだけどスマホデビュー

          先月ついにスマホデビューした。電池を入れ替えつつ10年以上付き合ってきた相棒のガラケーには感謝を込めてさよならを告げる。 なんでここまでガラケーにこだわったか。それは、なくてもそこまで不便しなかったのもあるけど、意志が弱く凝り性な僕がスマホを持ったら動画やゲーム、SNSなんかで確実に時間を奪われるだろうと思っていたから。すでに自宅でiPadを使っており、これが一日中どこでも使えるようになった自分の一日が容易に想像できたのだ。自制できる自信はない。 スマホがなければ通勤時間

          今さらだけどスマホデビュー

          やり切れないわ…

          NHKオンデマンドで「事件の涙 Human Crossroads『未来を見せたかった~児童養護施設長 殺害事件~』」を観た。2019年に児童養護施設の施設長大森さんが施設出身者(22)に刺殺された痛ましい事件のドキュメンタリーだ。 社会構造や制度設計とかの問題は傍に置くとして、僕がいちばんに感じたのは「世の中はなんて残酷で、やり切れない場所なんだろう」ってことだ。犯人に対する怒りとかではなく、大森さんの生き方の帰結がこんな理不尽な最期だということに無念さとやるせなさを覚える

          やり切れないわ…

          よしなしごとを…

          あの頃は楽しかったな〜とか、地獄やったわとか。頑張ってたな〜とか、バカやってたよな〜とか…齢を重ねると良くも悪くも過去を振り返る機会が自ずと増える。でも当時の僕は本当にそう感じてたんだろうか?自分に都合のいいように過去を美化してない?単純化してない? これは行動経済学で説明できて、理屈は省略するけど要は「記憶は捏造される」ってやつ。最高に楽しかった時でも辛いことや悩みもあったはずだけど、公正には思い出せないらしい。あるいは思い出したくないだけかも。 確かに、昔はよかったな

          よしなしごとを…