見出し画像

没頭するようにしよう

2024年がはじまりました。
元日から能登半島で地震もあり、被害に遭われた地域の方々のご苦労を思うと自分が何ができるのかと考えてしまいますし、公務員である自分には災害対応の視点からも日々の報道に目を向けるようになっています。1日も早く、復興していけるよう願い、また自分ができることをできる範囲で行いたいと思います。

日本では年始から様々なことが起こっています。私個人も年始から実はいろいろなことが起きています。そのことはまた改めて記事にしようと思いまして、今日は年末から考えていたことを書いてみようと思います。

きっかけは為末大さんのnote記事でした。

「没頭」というキーワード。
自分が欲しているのは、これではないかと思ったのです。

昨年を振り返ります。
昨年、国家資格キャリアコンサルタントの資格を取りました。
経緯は思い付きではなく、これまでに6年間人材育成の勉強をしてきた過程から取得したいと思いました。その目的は「資格取得」が一番の目的ではなく「専門的なところを深めたい、ちゃんと勉強したい」という気持ちでした。日常の中で、どこか「没頭」して学びたい気持ちがあったのだと思います。試験勉強という形になるので、知識をつけて自分の力にすることと試験対策が混じってしまう違和感はありましたが、振り返ると没頭していた時間でした。
仕事には没頭するほうです。ただ、常に高いモードでいることはできないので、「没頭」とぼーっとの繰り返しになることもあります。でもやはり、仕事には「没頭」しているのでしょう。

1日の3分の1が「働く」時間であり、そのモチベーションにはいろいろな要因や動機があると思いますが、辛く感じていても没頭している状態にあると思います。
趣味や生きがいにしていることにも「没頭」します。自分の好きなことであれば、無意識に没頭している状態にもなるでしょう。

私は、マルチタスクのように仕事と仕事外のこと(プライベートの活動、趣味からPTAや地域のこと、そして家庭のこと)を捉えていて、手帳にもスケジュールを色分けして記しています。あるとき、「そのひとつひとつのことに、どれだけ没頭できているのだろう」と思ったのです。
いつの感じていたのは読書です。本を読んでも頭の中に残らない。1冊の本を鞄の中に入れて長いこと読む時間をかけていると頭に残らない。勉強したいことを通勤時間などで読もうとすると、時間としては読んでいるけど、頭に入っていない、というところからでした。

いろいろなカタチで勉強ができる人はいると思います。私は「ついでに」「~ながら」でのカタチでは、結果として「勉強したつもり」「勉強時間にしていたつもり」になっていただけに感じ、集中して没頭できる時間が必要だということに改めて気がつきました。

どんなことでもそうだと思いました。日々の出来事、テレビを観ること、音楽を聴くこと、絵画を鑑賞すること、運動すること、地域のことをすること、掃除をすること、etc。どんなことでも、どれだけそのこととそのときに没頭できるかで得られるものが違ってくる。自分はマルチでいろいろなタスクをするときに、どこかで違うタスクのことを思いつき考える癖があります。その癖が悪いこととは思いません(発想力はそういうところから来たり、違和感を大事にする)。しかし、その癖に無意識に引っ張られてしまうことがあります。また思い付きで行動してしまうことも多々あります。そのことも決して悪いことではありません。でも、思いついたときの行動で止まってしまうこともあります。だからこそ、ひとつひとつのことにもっと没頭できるといいと思ったのです。

忙しくなってきたり、タスクが増えてくると、どうしても効率的に考える傾向が出てきます。このときに、「効率性=時間的効率」で捉えてしまいます。時間的効率はすでにスキルがあったり、やることがわかっているときに生きてくること、または限られた時間の中でスキルを上げてできることであり、自分が学びたいこと、やりたいことなどはすき間時間のような時間的な効率では考えられるものではない、と私の特性では時間的効率では自分にははまらないことを感じました。そうではなくて、どれだけ「意味のある時間を過ごす」のかだと思います。そういう観点からも「没頭」することが大事だと思います。

自分が「没頭」できるには、環境も必要かも。「公務員人材開発研究会」はまさに自分にとって没頭できていると思います。毎月の勉強会もそうですし、そこに向けて準備するのも、事前の打合せから資料作成を集中してできていると思います。
あえて、その時間を取ること、また必要なものを買う(恰好から入る(笑))もあるかもですね。
とりあえず、今、自分が意識し始めているのは、

  • 朝、新聞を集中して読む。(この1月から2紙読むように始めたので、結構意識してます)

  • 通勤時間はお話を楽しめるフィクションかドキュメンタリーなどのノンフィクションを読む。

  • ずっときついと思っていたジャージ(太った?)をリセットして、自分が着たいと思うスポーツジャージを買う。

  • レポート、資料作成を「この日にやる」と決めて集中して作業する(それまでに空想はして、頭の中の準備はする)

  • 今まで以上にいろいろな人との会話を楽しむ。お話できる時間を作る。

年明けからの2週間はこんな感じで、結構いい「没頭」ができている実感があります。
また、この「没頭」ネタは振り返っていきたいと思います。

このnoteを書くことも没頭することで結構書けると改めて感じました。無意識に心の中でハードルが高くなっていたようにも感じます。

今年は、難しく考えず、日々感じていることを書いていこうと思います。拙筆ですが、お付き合いいただけますと幸いです。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?