ネイルサロンの衛生管理 その3
【消毒方法】
次亜塩素酸水とエタノール
※次亜塩素酸ではありません
私はエタノールのアレルギーが若干あり、あまり使いすぎると痒くなり水疱ができ肌があれはじめます。
そんなに重度ではないですが…。
ということもあり、自身の手指消毒は次亜塩素酸水(市販のモーリス)、器具等の消毒はエタノールを使用しています。
お客様の手指は初来店の際にアレルギーなどの有無をうかがい使い分けています。
で、あたりまえですが
お客様はネイリストの手指消毒の様子を意外とみています。もちろん菌やウィルスから守るために(お客様がみていなくても)しっかり手指消毒を心がけるべきです。
【個別用ファイルセット】
コロナより少し前、
一般的なネイルサロンではパフォーマンス的な消毒がほどんどで、お客様に触れるもの、お客様が触れるものに対する衛生管理は欠如していたように思います。
私がみてきたサロンだけ?
前のお客様が終わり私がすぐに通されそのまま同じファイルでファイリングされていました。
(ニッパーも同様)
ちなみに私が通っていた個人スクールの先生もそうでした。
私自身もネイリストになりたての頃は、消毒に対する意識がとても低かったと反省しています。
その昔、新潟の田辺さおり先生のネイルサロンにお邪魔した時に、お客様一人一人に消毒済みと目視できるファイルセット的なものがあり感動したのを覚えてます。
私もコロナにかかわらず経年と共に衛生管理の意識も変化していきました。
そしてコロナ禍、
ネイルサロンの衛生管理もかなり変化したのではないでしょうか?
私のサロンでも、いくら消毒しているとはいえファイルも共有するべきか悩みました。
とにかく非接触の時代でしたから。
ファイルだけでも個別にしようと思い、ご希望の方には¥550(バフ、ファイル、エメリーボードの3点)で一旦購入していただき毎回持参していただくようにしました。
でも…、
意外と希望されるお客様が少なく、40-50人/月のお客様の中で2人だけでした。そもそもネイルサロンに通う時点で、消毒済みであればそこまで気にしないとのこと。
※コロナが五類になってから廃止しました
現在はお客様の来店前後に徹底的に消毒しています。
器具等は消毒液で清拭消毒し、その後紫外線消毒器にかけます。
また、エコではないですが肌に触れるものは可能な限り使い捨てにしています。
⚫︎スリッパ
⚫︎キューティクルオイル塗布のための筆
⚫︎お飲み物の紙コップ
⚫︎ハンドマッサージ前のおしぼり
⚫︎トイレのハンドペーパー
⚫︎トイレの便座シート
などなど全て使い捨てです
お客様が帰られた後には掃除機をかけ、イスや手すりなどお客様が触れた箇所は清拭消毒しています。
田辺さおり先生のサロンを思い出しながら、お客様から目視しやすい衛生管理を心がけるよう日々徹底しています。
お客様が来店時に『これちゃんと消毒してる?洗ってる?』とお客様に不安を与えてならないのです。
高単価を目指すなら当たり前のこと。
ちなみに現在は↓こちらの紫外線消毒器を使用
【ひざかけ】
ということで、ひざかけも共有はしていません。
現在は多くても3人/日施術なので
6枚のストックがあり、お1人使用すれば都度洗濯しています。
飲食店やマツエクサロン、エステサロンで前の方が使用し、いつ洗っているかわからないのは私は抵抗がありますので。
であればお客様も同じだろうと思い、都度お洗濯しています。
お客様からは中々目視しにくいとは思いますが。
続く♪