フィルイン技術習得するために
当時、施術に時間がかかり
なぜもっと早くできないのか
悩みに悩んでいました。
オフオンでワンカラー
120分
経験値も低く、技術も無い。
そんな時Instagramでフィルイン技法を見つけます。
時短時短とフィルインが時短につながるようなキャッチーな言い回し。
ベースを一層残すためその分工程が短縮されるかのような謳い文句でした。
さっそくフィルインのセミナーを申し込みました。当時はマシーンはウラワが主流でしょうか…、高価な買い物でしたが迷わず購入。
すぐに実践。
お客様には申し訳ないですが、自分の爪やハンド君で練習もしましたが、多少練習にはなっても実践には敵いません。
お客様の爪は千差万別でとにかく経験を積むしかないのです。
案の定、色々やらかしました。
幸い出血までには至りませんでしたが今思えばホントにおそろしい。
▪️浮いたところにマシーンを強めにあてビットがジェルを巻き込みお客様に痛い思いをさせる
▪️先端カットの際、ビットを当てる角度が適正ではなくものすごい振動を与える
▪️ストーンを取る際、ビットを当てる角度が悪く危うく自爪を掘りそうになる
▪️マシーンの動かし方が悪く摩擦熱を感じさせる
etc.
今では他店で恐ろしくこわい思いをしたお客様が当店にいらっしゃいますが
『そうなんですよね、経験値浅いと危険なんですよねー。嫌な思いされましたね』なんてお客様に共感してますが、まさに自分も危険なネイリストそのものでした。
そうは言ってもお客様を不安がらせてはいけないので、よくわからない自信を放ちつつマシーンを扱っていましたけどね^^;
そんなこんなで、フィルインもやればやるほどまたまた疑問だらけでした。
▪️ストーンの取り方
▪️キューティクル周りの浮いたところへのマシーンのあてかた
▪️中浮きどこまで削る?
▪️先端のカット
▪️甘皮の処理
そしてベースを残して上からジェルを乗せフォルムを作るわけですから、フォルム形成についても疑問だらけになってしまいました。
そして、スキルアップのために更にフィルインセミナーやマシーンでの甘皮処理のセミナー、フィルイン用ベースジェルの商品の知識を深める商品セミナーも受講し技術も習得していきました。
1年経過する頃にはかなりフィルインを自信持って提供できるようになりました。
が…、
今度は『フィルインはちっとも時短ではない』という事に気づきはじめるのです。
次回はなぜフィルインは時短ではないのか
です。