ルワンダ生活の中で、日本と似ている習慣などを感じることはありましたでしょうか?何か共通点があれば教えてください。&11月2日の日記
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アフリカで会社とNPO経営中、
アフリカ系男子ナイケル(Naikel0311)です。
今日もQuoraに頂いたご質問に答えていきます!
(Quoraは実名制Q&A特化型SNSです)
今回のご質問は、
「青年海外協力隊に参加するきっかけなどは何かありましたか?」
という内容になります。
以下、Quoraに回答したものを改編しております。
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ご質問ありがとうございます。
株式会社Africa Networkの内藤獅友です。
ルワンダで一番日本と似ている習慣だなと思ったことは「本音と建前」があるというところです。
アフリカに「本音と建前」があるの?!と思われる方もいらっしゃるかと思います。私もそう思っていました。
では具体的にどんな感じかと言いますと、私が主催して社内ミーティングを開いたときに、最初は全然意見が出てこないんですね。それで私が直接当てて、無理やり意見を出させました。続けて2〜3人が同じ意見を言うと、もう全員がその意見に賛成するんですね。とても日本人らしいですよね。
それで「本当にいいね?他に意見はないね?」と3回ほど聞き直しても「ノープロブレム」と言うので、そのまま決定をして、ミーティングを終えて解散しているときに、1人ずつ私に話しかけてきて、「実は僕、あれには反対なんだよね」とようやくそこで本音を言うのです。
この習慣になったのはなぜなのか?と色々調査した結果、私の解釈ではルワンダは1994年に歴史的大虐殺が起きたわけですが、その際は昨日まで隣人だったり親友だった関係の人が、自分や家族を殺してしまうという出来事だったので、その際にルワンダ人は隣人でも本音を隠すような習慣がついてしまったのではないか、と考えています。
ただ、虐殺前にもすでに大人だった50歳くらいの方に意見を聞くと、「俺らは生まれた時から本音と建前があったよ」と言われたので、もしかしたらもっと昔の歴史でその文化が形成されたのかもしれないですね。
ちなみに日本は江戸時代に、常に役人が住民の生活を監視できるような体制を作り上げました。なので、大衆的な場所では決して本音を漏らすことができず、2人きりの時に本音を伝えたり、袖の下で本音を通したりする文化が根付いたと言われています。
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ご質問がある方はQuoraからドシドシお待ちしております。この記事のコメント欄からでも受け付けております。
11月2日の日記「10年続けること」
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