終わりに?
このnoteという記事で残したいと思うこと、概ね残しました。新しい常勤先は今のところ、理想的です。夜間や土日に全く仕事しない。土日は家事育児で多忙ですが。通勤時間は、勤務のクオリティーを上げるための時間として使う、時事の把握を少ししておく時間になりそうです。その中で、記事にしたいことがあれば、再度noteを活用するかもしれません。しかしながら、あまり活用する機会が訪れないかもしれませんので、一応、この記事をを書くことにしました。Xもしてはいますので、疑問点あれば、そちらにコメントいただいても構いません。たまに見る際に、回答できる部分は回答しようと思います。
では、さようなら。さようなら。
そう言えば、2024年のノーベル物理学賞と化学賞の両方とも、機械学習、AI関連でした。ささやかながら、自分の書いた論文も、インスリン抵抗性を簡便な指標から機械学習で正確な予測をするという内容です(記事「糖尿病の予防」参照)。予防を極めると、全ての疾患を採血なしで、性別、人種、年齢、体重、身長、腹囲、血圧が分かれば、ほぼ正確に予測できる時代が来るかもしれません。2020年ノーベル化学賞は、クリスパーキャス9という、簡便にゲノム編集ができる技術でした。理論上、デザイナーベビーができるとは思います。また、細胞投与や再生因子などの遺伝子導入で、倫理や費用を無視すれば、どの疾患でも侵襲を抑えてある程度の治療ができることは、すでに数々の論文で示唆されています。さらに、遺伝性など一部の難病奇病を除く、ほとんどの疾患は、生活習慣や老化の影響が強く、概ね60〜80才頃から悪化します。寿命が80〜90才とすると、その最期の高齢者としての余生を、徒に引き延ばすことの意味を考えてしまいます。ヒトは、その生産性を若い、油の乗った世代に託して、歩んできた歴史があります。倫理を無視した視点の医学は完成されつつあるのかもしれませんし、AIやロボットで今後ヒトの仕事の多くが代用されるとすると、経済や生活背景に根差した個別の取り組みこそが、より必要とされるのかもしれません。
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