「ずどーんタオル」販売までの道のり
奈井江町では、町の課題解決に取り組み・実行していく、役場職員を中心にとしたアクションチームが複数活動しています。その中で、町のキャッチフレーズ”ずどーん”を楽しくひろげていくため、グッズの製作・販売を中心に取り組んでいる「ずどーんグッズチーム」は、今年度に入ってから、8月24日の「ないえ産業まつり」での販売開始を目標に、新商品の検討を進めてきました。
今年度からは、地域活性化起業人(副業型)の制度によって、ニコン日総プライムの孝志さん、伊東さん、川畑さんによる「ないえ伴走支援隊」が、月に一度奈井江町を訪れ(川畑さんは奈井江町に在住)、町のさまざまな課題解決に力を貸してくださっています。
ニコンでの製品開発や販売、マーケティングなどの経験と知識を生かし、商品企画から販売までの手法について教えていただきながら、チームミーティングを数回行いました。
昨年度は、産業まつり会場や町のイベントで、Tシャツやクリアボトルなどを販売し、それらも好評だったのですが、購入者から「タオルがあったら良いな」というご意見をいくつかいただいていました。
そのような経験もあり、何を作るかを考えるにあたって、まず第一候補に挙がったのが「ずどーんタオル」です。
ただタオルとはいっても、どのようなサイズ、素材、デザイン、価格なのかなど、さまざまな視点をもって練っていく必要があります。
伴走支援隊のみなさんからのアドバイスを受けながら、まずは商品企画書を書くところから始まり、マーケティング4P[製品(Product)、価格(Price)、場所(Place)、宣伝(Promotion)]についても検討し、製作会社の見積をとって品質(Quality)・コスト(Cost)・納期(Delivery)を比較。デザインを決め、プロモーション方法(アピールポイントの整理など)も考えたうえで、最終的に販売価格を決定しました。
そして、まつりでの販売用に、POPもチームメンバーで手作りするなど、準備を進めていきました。
産業まつり当日は、朝から快晴で汗ばむ気候だったことも功を奏したのか、「ずどーんタオル」は続々と売れていきます!
ちなみに、事前に販売価格を決める際、まつり会場限定の特別価格も設定していました。定価が1,650円(税込)のところ、この日は1枚1,500円(税込)に。さらに2枚以上購入の方は、1枚1,300円(税込)で販売を行ったことで、家族分をまとめて購入してくださる方もたくさんいました!
チームで力を合わせた結果、この日だけで100枚を超えるタオルが販売できました。この経験を生かしながら、今後も販売方法の検討や、新商品の開発など、ずどーんグッズをさらに展開すべく、取り組みを進めていきますので、ぜひご注目ください!
タオルのほか、Tシャツやトートバッグなどの各種グッズを、「ないえ共奏ネットワーク」で取り扱っていますので、ご希望の方はお問合せください。