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まちじゅう音楽な週末レポート~ワークショップ編

9月7日(土)・8日(日)の週末は、「まちじゅう音楽」に関連した2つの音楽イベントが連続して開催されました(1日目のレポートへのリンクは、本ページ下部へ)。

2日目の8日(日)は、奈井江町の地域おこし協力隊の企画による、「まちじゅう音楽ワークショップ -まちに隠れた楽譜を探そう-」と題した、ちょっとユニークな音楽ワークショップが開催されました。
講師は、音楽家の西村直晃(なおあき)さん
西村さんは、環境音楽や、日常の事物から見出す偶然の音楽、ミュージカルソー(のこぎり)の演奏を中心に活動されています。

音楽のとらえ方もいろいろあるのだなぁと、興味深々

西村さんのお話を聞いていると、楽譜になりそうな風景はどこにでもあって、自由な視点を持つと、まちを歩くのも楽しくなるのだなぁと、その独自の発想に驚きの連続!

今回のワークショップは、西村さんのお話を聞いたあと、奈井江のまちに出て、楽譜になりそうな風景を探して写真に撮り、その楽譜に音をつけて、コンチェルトホールの舞台上でそれぞれが発表するという流れです。
まちに出かける前に、このワークショップの中で意識すると良いポイントやコツをいくつか教えてもらいました!

ポイントを意識しながらも、自由にやってみよう!

そして、いよいよ実際にまちに出て、風景の中に隠れた"楽譜”をさがします。どんな風景に楽譜や音符を見出すか、その発想は自由。正解不正解はありません!

あれも楽譜になりそうかな~?

まちの中でたくさん見つけてきた楽譜(撮ってきた写真)の中から、どれをつかって演奏するのか、1つの楽譜を3人で演奏するのか、1人ずつ演奏するのかなど、西村さんとも相談しながら、決めていきました。

西村さんが丁寧に相談にのってくれる!

演奏する楽譜(写真)を決めたら、楽器をつかって音をつけてみます。どの楽器をつかうか、いろいろ鳴らして試しながら、じっくり吟味していきます。

どんな音をつけようかな?

作曲と練習ができたら、ついにホールの中へ移動し、グループごとに作品を発表(演奏)していきます。ちょっと緊張しながらの演奏でしたが、演奏後には、どんなイメージや考え方で作曲をしたのかもコメントをしてもらうと、どれもユニークな発想ばかり!

ホールの舞台上でドキドキの発表(演奏)!
最後にみんなで記念撮影!

音楽の垣根をこえて、美術やいろんな要素が混ざりあったような、新しい発見のあるワークショップで、参加した子どもたちも、見守る大人たちも、とても楽しんでくれていたようです!
これからも、さまざまな取り組みをしていきますので、「まちじゅう音楽」の展開にどうぞご注目ください。

まちじゅう音楽ワークショップのチラシ

★9月7日(土)に行われた、「まちじゅう音楽  コンチェルトホールで聴くジャズライブ~江藤良人トリオ」の記事はこちら

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