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阿含宗台湾本山 【台南】開山王廟御聖火護摩法要 2024/11/17のお知らせ

2024年11月17日、阿含宗台湾本山が白色テロ事件という、蒋介石国民党軍によって殺害された台湾人の供養法要を台南で行います。
御供養の対象となる犠牲者の台湾人は「元日本人」です。
このことに阿含宗台湾本山も日本側も気づいてないらしくて・・・

法要趣旨は下記のとおりです。

• 台灣靈障解脫
透過二二八 白色恐怖事件殉難者的特別解脫供養,來達成台灣靈障解脫讓台灣走向真正的繁榮、和平。有靈障的話就不會繁榮。不論是個人、國家都是一樣的,二二八事件對台灣而言是時代接近且重大的事件。只不過會讓人發出靈障的「人的怨念」沒有那麼容易消失。所以阿含宗30年來一直不斷反覆地持續做著供養。藉由化解台灣的靈障讓台灣變得繁榮,進而讓亞洲更好,最終達成世界的和平安穩。

めんどいので翻訳しませんが、大雑把に説明すると、228事件は近代台湾における重大事件であり、この霊障を消滅させなければ、個人や国家の繁栄はありえない、だから霊障を消滅させることで台湾を繁栄へと導き、その先に世界の平和安穏がある、と、こういうことを述べています。
ボクの他のnoteでも繰り返し取り上げている、阿含宗が実践している国家国土の霊的浄化活動です。

台南付近にお住まいの方で、縁があってこのnoteを見かけた方は、当日現地に参拝していただけると嬉しいです。法要は、意外とすぐに終わってしまいますので、早めにお越しください。

台湾本山の広報のWebページもあるのですが、法要の中継動画は期間限定ですし、法要に向けた勉強内容が会員信徒さん向けすぎるので、リンクは貼りません。


さて、教団側の説明を聞いていて、あれ?と思ったのは
どうやら台湾本山も日本側も、この事件の犠牲者である台湾人は、実は「元日本人」だったということに気づいていない様子。

元日本人」というのは、台湾が日本の植民地時代に日本人として生きていたという意味です。
大多数の人は清国人であった期間よりも日本人として生きていた方が長いです。wikiによると228事件のときは、日本語が話せない台湾人であっても「君が代」は歌うことができたため、「君が代」が歌えるかが合言葉になっていたとあります。マジか・・・
また、日本人として生まれ、日本語で学び育ち、日本本土に留学した人もいます。
中には、正規軍人、軍属として日本人と一緒に戦った台湾籍日本兵の人も含まれているでしょう。
そして自分は日本人だと思っていたのに日本に捨てられたと失望してしまった人も多い。

そういった人たちが蒋介石軍によって殺害されてしまった事件なので、日本人としては、被害者の人々は日本人なのだという気持ちを持って御供養する必要があるのではないか?と、細々と台湾籍日本兵の御供養をしている人間としては思うわけです。

あとは阿含宗台湾本山の会員信徒さんたちは内省人が主体なのだなぁということを強く感じました。


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