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神社でのご祈祷は大事だなという話

阿含宗は天神地祇を非常に重要視しています

阿含宗という教団では、神社でお祀りされている天神地祇を非常に重要な存在として認識しています。
神社の神々だけではなくて、それこそ縄文の人々がお祀りしてきた、もはやその存在の実態がわからない神々やアイヌ民族等々の人々がお祀りしてきた神々も含めて、仏教の諸仏諸尊と協力して日本という国土とそこに住む人々を護持する存在となって欲しいという考えで活動をしています。
護摩木という祈願を書く木の札に「○○神社御祭神・神恩感謝・御神徳高揚」といった内容を記載して、神様をご供養する護摩法要を行っています。

その活動の事例が、タイトルの写真と下記の写真です。これはボクの自宅のご近所にある神社さんで護摩法要をしたときのものです。

阿含宗独自の道具を用いた護摩法要
信じられないような大事故が発生しない限り火が他所に燃え移ることは無いです
ご家庭や店舗でも護摩法要できるようになっています

2023年2月12日、京都で阿含の星まつりという大きなイベントがありまして、ボクも近所の神社のために、御神徳高揚を願って護摩木を書いて、星まつり前日に、記入した護摩木を持参して神社にお参りして「京都に行ってきますんで!」とご挨拶をしました。
そして、これを書いている当日、遅ればせながら、星まつりで護摩木を納めてきたことの報告を神社でしてきました。

ボクの感覚では、神社に神様はいらっしゃいます。
神鏡からチリチリとした霊圧のようなものを感じる。感じれば「ああ今日はいるんだなあ」と思うし、初めて参拝した神社で「ここの神様は話が通じる神様だなあ」と何となく思うところもあるし、「なんかいるっぽいんだけど、扉をがっつり閉め切って、すげー勢いで拒否されてない?」みたいに感じたところもありました。
必ず何かを感じるわけではなくて、もちろん何も感じないときもあるので、それは、こちらの何かが悪いんだろうと思うことにしています。

ご祈祷に神様が降りてきているのです!

この文章を書いている当日、写真の神社に参拝し、阿含の星まつりの報告を神様にして、「ああ、今日は神様いるなあ」と感じて、境内のベンチに座って休憩してました。
すると巫女さんらしき女性の声で祝詞のりとが聞こえてきました。
神社の中をのぞいてみると、神社に参拝に来た女性がご祈祷を申し込んだらしく、巫女さんがご祈祷の御神事を行っている最中でした。

「おや?さっきよりも霊気が強いぞ!」

この感覚をどう説明すればよいのか、わからないのですが、最初に参拝のご挨拶をしたときより、たしかに霊気が強い。

「これって、もしかしてご祈祷のために、神様が本当に降りてきているのでは?」

と思い、せっかく強く霊気が降りてきているので、ボクもその霊気に向かって「ご祈祷を申し込んだ女性の問題が良い方向に解決するように!どうか、お力添えよろしくお願いします!」と一緒に願う。

巫女さんが、槍の穂先に鈴が付いたような神具で、チャリーン・チャリーンと鳴らしてお清めみたいなことをして、それが終わって神具を元の場所に置きました。

そして、唐突に消える霊気。

「あれ?消えちゃった???」

すると巫女さんがご祈祷が終わった旨の説明と、記念品贈呈を始めました。唐突に霊気が消えた理由は、ご祈祷が終わったので神様が帰ってしまったからのようでした。

つまり神社のご祈祷のとき、神様は本当に降りてきてくれているのです!

そんなバカな、こいつは何を頭のおかしなことを書いているのだ?と思う人もあるかもしれないけれど、書いているこちらは大真面目で、大きな衝撃を受けたのでブログ的に書いているわけです。
だって、神社のご祈祷なんて儀式としてやっているだけだと思っていたのに、まさか本当に神様が降りてきてくれているなんて、こんなの体験しないと、わからないですよ。嘘でしょ?まじで???と現地で思いました。今まで軽んじていて申し訳ありませんでした!というフライング土下座が必要な出来事でした。

どこでも降りてくるとは限らない

阿含宗会員信徒視点での結論を言えば、神社の関係者さんと阿含宗が協力して護摩法要を行った神社であれば、それは当然、ご祈祷の時に神様だって降りてくるでしょう、となります。
なぜならば阿含宗の神社の御祭神に対する御神徳高揚とは、神社の神域となる地域そのもの、そして神社に参拝に来る人々を救う確かな力を持った神様になってもらうために行うものだからです。祟り神とまでは言わないけれど、地域の色々な事情があって、対応しきれないものを抱えてしまった天神地祇にリフレッシュしてもらって、さらに神力を高めてもらうということを、我々、本気でやっています。

そういうわけで、阿含宗的価値観に則れば、神主さんにもご参加いただいて護摩法要を行ったこの神社さんは、ご祈祷の時に神様が降りてくるのは理屈としては当然ですよね、となります。

すべての神社さんで、ご祈祷をしているときに神様が降りてくるとは、とても言えません。確かに降りてくる神社もあれば、残念ながら、そうでないところもあるでしょう。
その見極めはどうすればいいの?と聞かれたら、有力な基準のひとつとして、神社の関係者の方にもご理解ご協力をいただいて一緒に阿含宗と護摩法要を行ったことのある神社さんであること、というのが阿含宗会員信徒であるボク個人の主張です。
もちろん阿含宗の関与なんてなくても立派に神力を発揮している神社さんはたくさんあるでしょうし、全く異なるご意見の方もあるはずなので、各自が信じたい事を信じれば良いと思います。

このnoteにおけるボクの結論としては
神社のご祈祷、機会があるなら受けてみましょう!
ご祈祷の時、本当に神様が降りてきてくれる場合がありますから!
です

また、もし神社で護摩法要をやってみたいと考えた神社関係者の方がおられるようでしたら、阿含宗にご連絡いただければありがたいです。こちら、どこの誰に話をすれば良いのか、わからないことが多いです・・・

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