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転覆しそうな願い事

わたしのなかで、弱音を吐きまくりたいと思ってここで書き始めたので、弱音を吐きます。
いつも言ってるけど。

しんどーーーーーい。
しんどい。
なんでこんなに恵まれているのにしんどいのか、なぜこの環境があってこうなるのか。
むり。
むりです。
キャンセル界隈わたしもしたい。
拒絶キャンセル界隈したい。

最近、あぁやばいなぁと思っていた。
なんだかめちゃくちゃ疲れやすいし、すって立つと立ちくらみがする、ご飯食べ終わったあと動けなくなるし、なんとなくこう、血の巡りが悪い。
落ち込みやすいしドツボにハマりやすいし、こういう時に限っていつもは思い出せない体の感覚が蘇る。
父に言われたされた数々の生命力が下がることが言葉じゃなくて感覚で体をぐるぐるする。
どうせなら小学生のときのドキドキとか思い出したいんだけど。
赤ちゃんの時のお母さんのおっぱいを飲んでいる充足感とか思い出したい。


今までこの世界を生きてきて、死んだ人たちが、恐らく感じていたであろう不安を、私も感じている。
こんなちっぽけな自分では何をしたところでどこにも逃げ場は無いという、渦に呑み込まれていくような感覚。
不安、恐怖、行き先の不透明さ、混乱と焦燥、深い哀しみ。
世界で起こるあまりにもだめで、残酷で、凄惨なことが、私の目に入りすぎる。
私はそこにいないのに、そこを見ることができてしまう。
私が今座るこの椅子と、あの人が座る椅子のどちらを、私の世界に存在しているものとして見ていいのか分からなくなる。
先人の雨垂れを探して、それを繋ぐ、そういうことを、私もしたいと思うのに、その眼をいつも忘れる。
忘れないと辛すぎるから。
受け取りきれない状況に圧倒されて転覆してしまう恐怖がある。
知る恐怖がある。
そういう、父親に声をかけても無視されるとか、自分が世界を無視してるとか、そういう、色んな大きさのものがごちゃまぜになった"いたたまれなさ"に、急に耐えられなくなる。
それが今日で、昨日で、これからだ。
耐えられないと感じる。
心からそう思う。

なんでこんなところにいるんだろう。
なんで意識があるんだろう。
いきるってなんなんだ、そもそもどこ此処。
なにこれ。


いきなきゃ、自分のやりかたで。
だれかのいい感じじゃなくて、自分のちょっとだめな感じで、いきなきゃ。
居るから、痛いから。
わたしにできることってなんだ。
なにもできないみたいに思うけど、どこかでは何かができて、誰かとは話せるはず。
探すことを諦めた薄膜の地獄は、終わりが見えない。
落ち切るところまで落ちきったら感がない。
宙に浮いてちょっと窒息しそうな生かさず殺さずが続いてしまう。
ここは苦しすぎる、ここは苦しすぎる、ここでは困る、ここは、悲しい。
いつからここに入っていたのか分からないけれど、おそらく一ヶ月半前、家に帰ってきた直後はこうではなかった気がする。


わたしにも帰り方を教えてくれるハクがいてほしい。
どんどん人と接触するのが難しい物悲しいシステム(コンビニのセルフレジ、食べ物を運んでくるロボット、発送する荷物を入れるロッカー、人を設定で殺すドローン)が進んでいて、一度接触を絶ったらもう一度人とつながることが本当に難しい。
約束をすることが大変で、でも約束をしないで人に会う世界は消えてしまった。
私も生き方を覚えたい。
この先があるから苦しいのだと信じたい。
あなたに出会えると信じたい。

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