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心に残る宿 #1 駅の宿ひらふ

今回からはじまる "心に残る宿" シリーズ
第1回は、北海道のお宿です。
北海道の空気感、どうぞお楽しみください❄️☃️

今回訪れたお宿:"駅の宿ひらふ" について

比羅夫駅は北海道倶知安町にあり、1904年の開業。1987年に駅舎の事務室と屋根裏部分を活用し、民宿「駅の宿ひらふ」としてオープンした。羊蹄山(標高1898m)の景観が素晴らしい。

「鉄オタ道子、2万キロ」オフィシャルブック

玉城ティナさん主演のドラマ「鉄オタ道子、2万キロ」をみて、どうしても訪れてみたかった宿、駅の宿ひらふ。冬の寒さを味わうためにやってきました。

途中、長万部駅でかなやのかにめしを購入し、
比羅夫駅へ。

愛嬌のある文字がかわいい


香り豊かな蟹がびっしり詰まっている駅弁。
付け合わせの佃煮も侮れない。

お腹が満たされたら、お宿へいざ。
到着した当日は曇りだったのですが、
しっとりとした空気感で心地いい。

やっほー!!

陽が落ちて暗くなる。列車のライトに安心する。光って、こんなにあたたかなものなんだなぁ。
影や暗さがあるから、あたたかく感じるのかなと、ふと考えたり。

そうこうしていると、夜ごはんの時間。
あったかいお鍋をいただきました。
ごはんもたんと食べて、お腹いっぱい!こころ満たされる。


夜はホームに出て星を眺めたり、暖炉であったまった部屋から降り積もる雪を眺めたり。
冬の北海道だからこそ、味わえる寒さをめいいっぱい感じました。この晩、とてもゆっくりとした時間が流れていきました。いい時間でした。



明け方、目が覚めて駅のホームへ。

太陽がのぼりはじめる。
あわい色が広がっていく。

そして朝9時。
朝ごはんを食べて、まばゆいばかりの空の下へ!

パワフルな除雪機
何往復もしています。


快晴で、青と白のコントラストが美しかった。
この景色をみたかったんだ。

残り時間を惜しむように散歩して、写真を撮る。
もちろん、旅人の思いがつまった駅ノートもね。

私はノートに綴られた、みんなの思いを読むのが好きです。
旅人どうし繋がれる気もするし、この場所が愛されてるんだなぁと実感できるから。

そしていよいよ帰りの時間。
宿のご主人に別れを告げる。

新幹線延伸の影響で数年後には駅として使われなくなるけど、また訪れたいです。必ず。

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