クロワッサンの再生術(10月28日月)
テレビの番組で、家に持ち帰って1日置いたクロワッサンを焼き立てにする方法を教えてくれていた。それを見て、こんなことを思い出した。
以前、ビジネスホテルに泊まったとき、朝食はバイキング形式だった。そこで、クロワッサンをトースターで温めていた中年女性がいた。温めている間に自分のお皿に卵や野菜をのせようと、トースターから離れていた。そのとき、トースターからもくもくと煙が上がってきた。ホテルのスタッフさんが慌ててパンを取り出した。これからそれを食べようとしていた人もびっくりして、トースターに駆け寄った。
「このパン、取り替えましょう」と言ってくれているのに「焦げたの好きですから、いいです」と強がっていた。「いえいえ、取り替えますよ。クロワッサン、焦げやすいですよね」と、あくまで優しい。結局、無傷のクロワッサンをスタッフさんが温めた。
クロワッサンを焦がした経験は私もある。それからは、食パンを焼くときの温度よりも30度ぐらい低くして、タイマーをセットしたら、その場から離れないで、1~2分待っている。
テレビ番組では、そうするよりもいい方法を教えてくれた。先に空のトースターを2~3分温めておいて、タイマーを切ってから、トースターの中にクロワッサンを置いておくだけ。2分ほどすると、ぱりぱりのクロワッサンになる。
なるほど。これなら焦がす心配はない。早速試してみた。焼き立てぱりぱりになった。
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