かつての京町家を復元した「The Terminal KYOTO」というギャラリー。
建物に入るだけでも非日常を十分感じられる。
開催中の「デコーディング・ワンダー」展は、記録媒体を通常とは異なる視点から観測して、解読している展覧会。
2階の畳の部屋に、裁断された辞書が展示してある。辞書をこんなふうにして見るという発想に驚いた。
世界中に幾つもある言語、それが版組みされた辞書の断面から言語の違いを可視化している。私はもっぱら日本語の辞書を愛用していて、ほかの言語と比べることはないので、こうやって見せてもらって、日本語だけが言語じゃないよと改めて教えられた。
祇園祭のときには大賑わいになるでしょう。