私がなぜ配信という手段を選んだのか
私は病気で体が弱く、沢山ライブをしたり、遠征ライブができません。そのため、CDを作っても、ライブで良い曲だなと思って買っていただくことができません。消去法で最後に残されたのが配信でした。
「物を売る」ということに関して勉強してみると、どんなに良い物を作っても、まず1回試してもらう、音楽なら1回聞いてもらうことがとても大切だと学びました。
そのため、私はFacebook企業アカウントで広告しました。
少し話が戻りますが、音楽配信についても勉強しました。そして、個人が配信するためには、配信サービス会社との仲介をしてくれる仲介会社を通さなければならないことがわかりました。
仲介会社も調べました。そして、著作権について明言している、手数料が良心的なカナダのLANDR社を選びました。
カナダの会社なため、配信先は日本では扱っていないサービス会社もあります。
そのため、私は広告の範囲は日本にしましたが、文面を英語にしました。
すると、多くの日本在住の外国のお名前、特に英語ではないお名前のかたが「いいね」してくださいました。
私の広告タイトルは「Could I heal you? Would you hear my song?」でした。こんなに多くの外国のお名前のかたが、COVID-19下の日本で癒しの音楽を求めているのだと知り、私は泣きました。
配信は広告さえ我慢すれば、無料で聞けます。昔のラジオみたいな物ではないでしょうか。
そして、配信仲介会社はきちんとダウンロード、ストリーミング、再生回数に応じて収益をくださいます。自分のアカウントでいつでもどの配信サービスでどこの国で何回ダウンロード、ストリーミングされたかチェックできます。
私の「風の匂いがする リアレンジ」は広告で知り、聞いたかたが広めてくださったのか、アメリカとブラジルでもストリーミングしていただいています。
最後になりましたが、最初の打ち合わせの8月中旬から、納品してくださった11月上旬まで、他のお仕事と並行ではあったと思いますが、私の拙い歌詞と旋律から、ひとつの音楽を作り上げてくださった山口隆洋さんに心から感謝しています。
2020年12月1日
追記
自身のサイトを閉じるため、そちらに記したブログを転載。
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