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蔡國強 『宇宙遊』を観てきた

国立新美術館で開催されている
蔡國強の個展を観てきました。

火薬を使った独創的な作品を通じて、
宇宙と、見えない世界と、
対話を続けてきた蔡氏。


彼の作風や活動について、
一分、下記新美のサイトから引用します。

1957年末に中国に生まれ育った蔡は、1986年末に日本に移り住み、1995年にアメリカに渡るまでの約9年の間に、火薬を用いた独自のスタイルを開拓しました。
蔡は数十年にわたり、東洋古来の哲学や思想に立脚しつつ、風水や占星術にもつながる宇宙、そして目に見えない世界に魅了されてきました。同時に、そうした果てしない世界への現代的アプローチとしての科学技術への興味や、現代の社会問題への感受性と省察を原動力に制作しています

上記国立新美術館のHPより
カメラに収まりきれない、
大規模な展示作品の数々
宇宙と、一人一宇宙との繋がり感じる作品

壁が取っ払われ、
展示室全体が宇宙空間のようでした🪐

また、ただの展示に終わらず、
創作過程の映像や、
彼のことばもたくさん展示されていて、

日々どんなことを思ってきたのか、
見える世界での苦悩なども感じ取られて、
ワンフレーズ、ワンフレーズが
胸に突き刺さりました。

心に響くことばの数々


彼の作品と向かい合うと、
胸の奥をぎゅっと掴まれて
そのままぐらぐら揺さぶられているような
感覚を覚え、

生きているものと対峙している、
ことばを越えていく体感を
何度も味わいました。

この「生きているもの」とは
何かとても大きな“氣”のようなものであり、
神や宇宙といえると思います。

そこにある尊いものと、
自分の内側にある神性とが
共振する感覚です。

深く感動しながらも
温かい気持ちと
ホームタウンに戻ったような安らぎを
同時に感じながら
胸いっぱいで会場を後にしました✩

展覧会は8月21日まで。
気になった方は、
ぜひ足を運んでみてください✩︎⡱


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