恋愛がうまくいかない人は、相手に関心を持たず、自分自身にしか関心を持っていないと聞き、納得 相手が悪かったとか出会いが無いとかいう人は、いずれも自分には問題が無いと思いたいことの表れ 恋愛は、付き合うほどいい男いい女になっていくのが醍醐味 相手に関心を持っているから磨き合える
社会や組織の荒波に揉まれて人生の酸いも甘いも知り尽くし、鍛錬された強い精神力の持ち主は、大抵のことには動じない大人の余裕と枯れた色気がある いい男といい女は見えないところで大変な努力をして内面も外観も磨き続けている
相手が自分を選んでくれるかどうかは、自分が決めることはできません 耳の痛い指摘でも受けとめて、自分を変えられる人はどんどんいい男、いい女になっていく 愛されたいのであれば、愛される努力は必要
女性は好きな男性になら触れられたいし抱かれたい しかし、知性は高く話題も豊富、聞く耳も持っているのに、触れられるのはキモい、抱かれたいと到底思えない そういう男が非常に多い モテる男性は一にも二にも清潔 髪型、肌、服装が小綺麗に整っている
もの思へば沢の蛍もわが身より あくがれいづる魂かとぞみる 和泉式部 恋に悩む自分の魂が身体から離れて、あの蛍のように自由に飛び回れたらどんなにいいだろう この歌を聞いた貴船の神様が返した歌 奥山にたぎりて落つる瀧つ瀬のたまちるばかりものな思ひそ 奥山で湧き返って流れ落ちるこの貴船川の激流が玉となって散るように、そんなに魂が散り失せるほど物を思うのではありませんよ
音もせで おもひに燃ゆる蛍こそ 鳴く虫よりもあはれなりけれ 源重之 ーーーーー 声に出すことも逢うこと叶わぬ大人の恋だからこそ、強く深く心に迫ってくる
夜もすがら物思ふ頃は明けやらぬ閨のひまさへつれなかりけり 俊恵 一晩中、物思いに耽るこの頃はなかなか明けぬ閨の隙間さえもつれなく思えるものだ
色気は生命力であり、 品格は美意識に、美意識は知性と教養によって磨かれる
大人の恋は、互いに磨きあって、さらにいい男いい女に変わり、より関係性が深まるのが悦びだから 肌も身体も磨くことなく「ありのままの自分を好きになってほしい」って、タチの悪い冗談かと思う
嫉妬するよりも、嫉妬される人になる方がいい 他の誰かに移り気されてしまうと心配するよりも 誰よりも愛される人になるように努力をすればいい
未熟でも、もっといい男になりたいという思いがあって フィードバックを聴く耳と試行錯誤するマインドがあって 何よりも女性と同じ景色を見て共感しようとする姿勢があれば、女はこの人に尽くそうと思えるもの
疎遠になる人 紆余曲折あってもご縁が続く人 その違いは人それぞれだろうけれど 変容することを望み実践し続けている私は、相手にもそれを期待するから、「慢心して自分を磨かない人」「新しいものやコトに対して抵抗を示す人」「変容する意思のない人」とは続かない
若いうちは自己中心的なもの しかし年齢を重ねて人としての器が成長すると相手の立場に立って考えられるようになり、やがて他者への貢献が自分の喜びになる これは恋愛やSMでも同じだと思う 成熟した男と女の恋愛は、幾つになっても人生を鮮やかに彩ってくれる
明日まで一緒にいたい心だけ ホームに置いて乗る終電車 俵万智
男性は「見え・意地・プライド・嫉妬」の「心の4大生活習慣病」を患いがち。シニア男性はこの病のために何かを犠牲にしていないか、よくよく考えてみましょう。 これは夫婦間に限らず、パートナーやあらゆる人間関係で年齢問わず言えること そしてSを名乗るなら、尚更に
食べたいものを遠慮なくリクエストできて、一緒にその味覚を楽しんで、「美味しいね」と笑顔で語り合える至福 自己犠牲や自己欺瞞の上で成り立つ男女の関係を続けるなんて命が勿体無い 勿論、「我儘な人だ」とネガティヴに捉えられることのないように、人としての器を磨くのは必須