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【フランス就活日記#11】なんだかんだパリジャンも五輪結構楽しんでるやん。
地元民はパリでの五輪開催に否定的で、人が溢れかえるパリなんて耐えられないから、五輪開催中はパリを脱出して田舎とか海外に行くと言う意見をよく見聞きした。
実際に現地で過ごしてても、パリで本当に開催されるの?っていう感じで、パリで開催すると言う実感がギリギリまで沸かなかった。
と言うのも本当に五輪招致が地元民にポジティブに受け入れられてなかったからだと思う。
でも、実際に五輪が始まって感じたことは、
パリに残った地元民はなんだかんだ五輪の雰囲気を楽しんでいる。
なんなら、海外から来た旅行者より熱量がすごいだわ。
クールなパリジェンヌもやっぱり開会式は見守り隊。
開会式の時は、私は日本食レストランで仕事があったから見れないなと思っていたんだけど、一緒に働いてる23歳のクール系パリジェンヌが、
最初のお客さん来るまで暇だから、セレモニーの中継見よって提案したのだ。
なんだかんだ興味あるんだって意外に思ったし、シェフとみんなで仲良く見た。
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なんならその後来たお客さんも、途中から、こんな感じで携帯で開会式見始めてた。
バイト終わりの帰り道では、どこのバーでもセレモニーの中継を大画面で映してて、パリジャンたちはビール飲みながら、テレビを囲って聖火リレー見守ってるし。
サイクリング競技は唯一無料で観戦できるの
さすがケチなパリジャン。(褒めてる。節約家。)
無料なイベントにはちゃんと参加しに来ます。
サイクリング競技は、まさかのパリの街中が競技会場で、側道には多くの人が集まってたんだけど、半数以上は絶対にパリジャンだった。
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顔にはトリコロールのペインティングをして、中には、フラッグも持ってきて側道で待機。面白いのは、自転車で走るアスリートはもう0.8秒くらいで過ぎ去っていくのに、それでも、「イェーーーーーーイ」と言いながら楽しそうにしてた。
圧倒的に待ち時間の方が長いのに、楽しそうだった。
フランス人はなんだか小さなことでも楽しめてええな、
素敵だなぁって思った。日本でも同じような状況だったら、やっぱりそんな感じになるかな。どうなんだろう。
チャンピオンパークはもはやクラブ
毎日トロカデロの会場ではチャンピオンパークというイベントが開催される。
メダルを取った選手たちが舞台に上がって、観客たちは、おめでとー!!!って選手たちを祝福する。
ここに集まる観客も、なんだかんだ半数以上はパリジャンだ。まあそれか地方からやってきたフランス人。
音楽も爆音で流れてて、健全で爽やかなクラブ状態。笑
柔道で優勝したフランスチームがステージに上がった時の盛り上がりようと言ったら、、、さすがラテンの血流れてるだけあるわ。(褒めてる。)
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英語でいうmake some noise!!!
ちゃんとみんな全力で騒ぎます。
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ジャポーーン!!!て言いながら拍手してくれてた
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エッフェル塔の温かみのあるライトアップがいいコントラストになってて
綺麗だった。
まぁこんな感じで、五輪始まった瞬間、意外と地元民もノリノリな感じで、
楽しいと気づいたら、素直に楽しむパリジャンなのでした。