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2025. 1.26 吉久 (アカメ)トラフグ

週末は何釣りしようか考えて予報を見ると北風強風の予報。
ふぐ釣りにはしんどい天候とはわかっていても、もうすぐシーズン終了となるアカメフグ(標準和名:ヒガンフグ)が終わる前に、もう少し釣りしたくて、、、
風の予報が悪いからどうせ空いてるだろ、と予想していつもの吉久さんを予約。
前日の夜になって予報を見たら強風予報はさらに悪化していてシケ確定。
それなのにお友達のりっちゃんときたら
「私も明日のふぐ行きます!」ってLINEしてきたよ。

強風でグラグラだろうがアカメフグはミヨシ(船の前方)有利に変わらないから釣り座はミヨシを選択。りっちゃんと二人分の席札をとる。

5:30に大澤船長が出勤。おはようの挨拶したら
「今日は1日トラフグです」、、、と。
えぇー、まだアカメにお別れ言ってないのに、このまま終了なんて悲しいじゃん (´;ω;`)ウッ…

トラフグならトモの席を取れば良かったが
時すでに遅し
5:30の時点で半分近い釣り座が取られている

6:00
空いているだろうという予想とは裏腹に吉久丸27号船の釣り座は完売して隙間なく埋まった。
みんな、今日はシケだよ?なぜにふぐ釣りにこんなに集まったの?
どうやら船長曰く、皆様トラフグドリームを期待して乗船するらしい。
この2週間程アカメフグ→トラフグのリレー船で出船しているので皆様トラフグを当てたいという事だ。
渋くなったアカメフグが無くなってトラフグオンリーへの釣りもの変更は歓迎こそされ、ブーイングを飛ばすのは私くらいなものらしい。
トラフグ人気すごすぎる。

出船前に船上で開催される大澤船長の釣り方説明は基本中の基本を丁寧に、更に大事なところをしっかり説明してくれるからちゃんと聞いておいたほうがいい。
念入りに釣り方の説明会が開催された後、満船の船は出船した。

この日は北向きの強風に午後まで上げ潮の潮汐。
釣り場付近は潮と風がぶつかってグチャグチャの大シケになってしまっている。
しばし反応探索。。。
ぐるぐる捜索して8:30にやっと最初の「どうぞやってみてください」
指示タナは地面~10m程上まで。先週みたいにまるっきり中層ってわけではないみたい。
シケのミヨシなのでドタンバタンしながらタナ取りする。

9:00
3カ所目の流し変えで下から3m程の宙でモゾモゾのアタリ。
今日はエビ2本付け仕掛けだから餌は沢山付いている。どうぞゆっくりお食べください。

仕掛けは2本エビのワイヤーカットウ仕掛け

宙なので基本喰わせで掛けたいので、竿先がフッフッとしっかり浮いて沈んで喰い込んだ頃合いでアワセる。
アワセたら意外と軽くて竿が頭の上まで上がってしまった。ふぐ釣りではアワセは小さくというのが基本だが、確信をもって魚を乗せたときに竿が頭の上まで上がってしまうときは大抵小型。
案の定水面に見えたのは小型のトラフグでタモを入れるまでもなく抜き上げた。

幸先良く早い時間帯に一匹目を釣る事ができた

先週のトラフグでぶっこみでこそ1匹釣ったがその後の宙釣りではアタリもいまいち取れないまま終了となってしまった。
もしかして宙のトラフグのアタリは極めて繊細でかつ分かり難いのかと思ったりしたが、さっきのアタリでそんな事はなくてアタリさえすれば分かる、という事が分かった。

10:00
下から4m程で2回目のアタリ。
やぱっりモゾモゾしてる(笑)
さっきの要領でアワセたら「ずん」と竿が止まったので危うく竿を落とすところだった。
竿から外れてしまった片手を慌てて持ち直してリール巻き始めたら結構重い!
、、とその瞬間にプツっと針が外れた感覚で竿が軽くなってしまった。
あーバレたぁ…とがっかり。。。
隣のりっちゃんもがっかり。。。
さらにその隣の常連さんまでもがっかりしてくれた。
操舵室チラ見。そしたらマイクで
「いまバレちゃいましたね~」の追い打ちアナウンス(笑)
悔しい~~、だけどもしかしたらもう一回!と思い直してそのまま仕掛けをさっきのアタリ棚まで落としなおす。
もしかしたらの「もし」で再度のモゾモゾ!
やったー、と落ち着いて、今度はしっかり竿を持ってアワセを決めて逃がした魚を掛けなおした。
ドラグが微妙にジリジリいっているのが気になるけどリールを巻き巻き。
水面まで上がったふぐを中乗りクロちゃんがタモ入れしてくれて中型のトラフグゲット。
船長がマイクで「落とし直して同じの掛け直しました~~ちょっと良い型です」
と汚名挽回?してくれた。

バラシた魚はデカい!
ちゃんと掛けなおして釣りました!

ここまでは1時間に1匹ペース。
このままのペースならあと4匹釣れるんじゃない?とよこしまなことを考える。

11:00。
隣のりっちゃんはまだ0匹で意識失いそうになってる…
居眠りしそうなりっちゃんでよそ見してたらドンと手感で激しい何かが。
えぇ、、、見てなかったよ、今の?何?
とりあえずりっちゃんに下から3mくらいで今アタッたよと伝えたが、その後は何もない、、何もない、、、、
と思ったらりっちゃんがしっかり合わせてかけてくれた。
上がってきたのはやっぱりトラフグ。
よかったー!

ボウズ逃れして眠気が吹っ飛んだようで、この後すぐに2匹目のトラフグをかけたりっちゃん。
二人仲良く2匹ずつとなった。

12:00
何事も起こらずに過ぎ去る。
ここで1時間に1匹メソッドが崩れる。

13:00
アタリのない宙釣りに飽きてきたころ、もう1匹小虎を追加。
宙釣りに飽きてエンプティエリアに差し掛かっていた集中力ゲージだが、ふぐが釣れたことで少し復活した。

小ぶりだが3匹目

この頃から潮変わりで潮流れがあっち向いたりこっち向いたり。
トモの常連さんお姉様が連発、連発、連発して14:00に終了。
この方は7匹も釣っていた。
私は3匹で終了。

釣れたふぐは船宿で捌いてもらうが、提出された捌き待ちの桶の数は乗船人数よりずっと少なかった。

オデコのお客さんも沢山出てしまったが
シケの日にしては釣れていると思う

やっぱり宙のトラフグ釣りは博打感強いなぁ、と眺めていたら
「5番の方~(私の事)白子入ってます」の声。
シケでも満船になる程に皆が期待しているトラフグドリームの白子入り。
まさか白子入りが大当たりするとは思ってもいなかったのでその場で大喜びしてしまった。
この時期、いわゆるXデー前のトラフグ白子は臭みがなくて断然美味しいのだ。

釣果:トラフグ3匹
   白子1腹

なんと白子が一腹入っていた
白子は塩コショウで焼き白子に
タチウオもお土産に頂いたので炙り刺しと塩焼きで

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