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ジョブクラフティング 仕事に対するモチベーションを上げるには?
ジョブクラフティングという言葉に初めて出会いました。
ジョブクラフティングとは
・仕事に対するモチベーションを高める手法の1つ
・やりがいを感じられない仕事をやりがいのあるものに変えていく手法
・働く人自らが取り組むもの(×会社や上司の指示・命令)
・仕事に対する認知や行動を変える→やりがいのあるものへと変える
・仕事を再定義することで、自分らしさや新しい視点を取り込む
概念自体の名前を聞くと、初めてだなと思ったけれど、実際にやることを見ると、自分もやったことあるな~と感じました。つまらないと感じる仕事をいかに楽しくやるかという視点はわりと持っていた方だと思います。どうせやるなら楽しくやりたいマインド。
最近まで看護師として働いていた現在はジョブレスです。働くこと、仕事のやりがいについて興味があります。仕事に依存していたと思うので、仕事との距離感を模索中です。
今、仕事のモチベーションがわかない人へ
今やっている仕事が楽しくない、苦痛、向いてない気がする…何かもやもやしているという場合、転職を考えるけど、なかなか勇気が出ないという人も多いのではないでしょうか。
お金をもらってそれなりにはやっているのだし、転職する程イヤなのかと言われると、我慢できるかも…、転職先でまた1から仕事を覚えるのは大変かも…。そんなときは、今の仕事をジョブクラフティングしてみるのが有効かもしれません。モチベーションが上がって、やりがいも持てたら最高だと思いませんか?
指示されやる、やらされるのではなく自ら仕事を捉え直すことで、やる気が出たり、見えていなかったものが見えたりするかもしれません。
ジョブクラフティングを試みずに働いていると、今見えていることが全てだと思って、しんどいな辛いなと思ったまま働き続けることになりかねません。
認知を変える
これをやった先には何があるのか?ということをよく考えていたように思います。目の前にある仕事が何の役に立っているのかということが見えるとやりがいが生まれるなと思います。
目の前の作業は、何のためにやっているのか?自分ではなくてもできるのでは?と指示されてやっている仕事があった時に、これが最終的には何の役に立つのかが分かると、目的意識を持ってやることができたことがあります。
防災のためのアクションカードを作成していた時のことです。非常時に使う具体的な行動が書かれたカードなのですが、それを作成することになりました。印刷してシーラーにかけてカードを作成していたのですが、その作業自体が結構な枚数があったので大変でした。いつ終わるの?という感じだし、誰でもできるし、やる気ゼロでした。
けれど、いざという時にはこれがないと困る、防災の視点から見るとこのカードの作成は意義のあることだとその先の目的を意識できると、大事な仕事の1つだと捉えることが出来ました。
特に経験の浅い人にとっては、何のためにやるの?がよく分からなくてモチベーションが上がらないということが発生することが多いと思います。
そこも含めて指導できると一番良いと思いますが、目の前の仕事だけでなくその先の先にはどんな目的やお客様だったり、社会的な意義だったりがあるのかを見るように意識できると違うと思いました。
分かりやすく目の前の作業から仕事として捉え直すことができる場面だと思います。
私は、ルート確保(点滴の管を入れる)が苦手でやりたくないなとモチベーションが上がりませんでしたが、自分のスキルを磨く機会であると捉え直すことで、幾分ルート確保に対するモチベーションの低さがましになったことがあります。
苦手だからやりたくないを、経験を積む機会であると捉え直しできた場面です。基本的な看護技術なので、ルート確保が上手になるに越したことはありません。
自分らしさや新しい視点を取り入れる
これもわりとやりやすい方法だと思います。
決められた方法がもちろんあると思いますが、ほんのひとさじ自分らしさをとりいれるだけでモチベーションが上がると思います。
これも言われたらそうだなという感じで、無意識にやっていることが多いのではないでしょうか?
「つまんないな~とかモチベーションが上がらないな」が出発点ではなくても、より良くしようという思いから、工夫をこらして仕事をする。
当たり前にやっていることも多いと思います。
周りをみる
自分にとっては、モチベーションが上がらない仕事でも周りを見ると、楽しそうに仕事をしている人がいるかもしれません。
「その人に聞いてみる」というのも意外とジョブクラフティングの近道だったりするのではないかと思います。
個人の苦手や不得意というのも関係するかもしれませんが、モチベーション高く働いている人の仕事の捉え方は、ヒントになるに違いありません。
まとめ
モチベーションが上がらないなと、もやもや悩んでいた時期もありました。その時は、「成長」がやりがいだったので成長できる分野を探して何とかやりがいを得ていました。今やっていることを捉え直すのではなく、新しい仕事を探しに行ってやりがいを見つけようとしました。
しかし、ジョブクラフティングという概念を今回知って、その時にジョブクラフティングを理解して意識的に行っていたら、外へモチベーションを探しに行くのではなく今やっていることでモチベーションを上げられたかもしれないと感じました。
新しい仕事を探しに行くのも間違いではないと思います。しかし、必ずしも新しい仕事が手に入る状況ばかりではないと思うので、ジョブクラフティングという方法があるということをもっと広く知ってもらえたらなと思いました。
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