福祉施設は、地域に溶けてなきゃダメだ!
介護士始めて、一か月弱。
挫けそうになった日もあったけど(いわゆる荒ぶるボケや、匂い等に)慣れつつある。腰はイタタな日々だけど、6時間勤務でヘトヘトだけど、ひとつ壁を超えられてホッとしている。
40人近い利用者さんの顔と名前と雰囲気を覚えつつある。
(とはいえまだまだヘナチョコです。移乗もオムツ交換も)
が、車椅子を机につけて待ってもらう行為ひとつも、見方を変えればなんだか軟禁行為にも思えてくる。
怖いなぁ。
色んなことが”慣れてしまう”感覚も怖いなぁ。
緊張感があったほうがいいかも…とも思う。
私の勤める施設は、言ってしまえば利用者さんはみな、軟禁状態だ。
安心安全(嫌な四字熟語だなぁ、もう!)を確保するには、の理で。
致し方なく。
と言える。
軟禁状態じゃ、”暮し”っていうものが消えている。
趣味は仏像や木を彫ったりという、とある利用者さん。この方は元気で明るい。週に一度だけ隣のドラッグストアに買い物に行ける。というより許されている。
外出は7日間に一度って…
施設は刃物の持ち込み一切不可だから、趣味も出来ないなんて。
堕ちるやん、なおさら!
地域に見守りボランティアの人がいたり、施設の一部分が開放された趣味スペースにでもなっていれば可能だろうになぁ…
介護を要する高齢者の安全と、暮しっていうもの両立は、いかにして可能?
こんなことを考えている。
だけど、安全と暮しって、そもそも異なる次元のものなのかも。
在宅やんな。
在宅には叶わねぇ!
施設は最終手段。
いい?最終手段よ!!←になる前に色々整えておかないと。私も含め、お父さん!お母さん!!
どうか地域に溶けてる施設を、
平屋の施設を。
と、勤務するたび思ってる。
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