映画『熱烈』から始まった、歴史・地理観の変化
【自分の世界地図の小ささったら】
もう、やっと今さら、 戦争、植民地、自国の歴史とやらを一歩知ることができた気がします。
隣の台湾、韓国、朝鮮、中国がどこに位置して、半日感情とはなにかを今さら…。
ペルーやブラジルなどの南米と日本人移民、日系人、戦争とのつながりは、本気で本を読んだし、現地(ペルー、ボリビア、パラグアイ、アルゼンチン、ブラジルにある日本人の移住地を、2009年から半年の間に幾つも訪ねたのです)に行ったからこそ、生々しくと感じられたものだし、今でも思いを馳せることがある。
沖縄も大好きだから、八重山については卒論も書いたし、オキナワの歴史には少しは詳しいはずだと自負している。 だけど私は日本史が苦手なのだ。 歴史をちっとも覚えられない。 大河ドラマにハマることができない。 興味がないわけでは決してないのに。 身体が苦手なものは苦手、としか言えない。 だから、中国、台湾、香港、北朝鮮、韓国… に対して、まったくといっていいほど興味・関心がなかった。
それらの国に対するイメージだって、固定された名詞でしかなかった。 『熱烈』を観るまでは…。
中国映画『熱烈』に大熱狂してしまったワタシ
いやぁ…最高に熱く、大感動してしまい やられちゃいました。 2回もシアターで観てしまったのは人生初めての体験でした。
2回目を観に行く際、久しぶりに大きな図書館へ。 いつも読みたい本が溜まっている状態なので、予約して近くの図書館で受け取るのですが、たまに大きな図書館(県立図書館とか中央図書館)に行って本の前をフラフラすると、新たな本との出会いがあったり刺激にもなって良いんですよね。 そこでタイミングよく、星野博美さんの本に再会したのです。
星野さんの『島に免許を取りに行く』がかなり面白かったことを思い出し、『熱烈』2回目を観る前、図書館に寄って星野さんの本を検索。在庫にあったのがコレ。
『愚か者、中国を行く』
これを読んで初めて中国が近くに感じられました。 日本が端っこで香港・中国がバーン!と載った地図を見て、ハッとさせられました。 で、かなりやはり面白かった。
毛沢東、共産主義、社会主義…蒋介石…
固有名詞に「聞いたことあるけども、ん?」
そこで中国の歴史を知ろうと小学生向けの歴史本を数冊読んだりして理解を進めました。
『熱烈』についてネットで検索していたら、主人公演じた王一博さんが出ている『陳情令』にたどり着き、これにまたハマっている私がいます(笑)。 ←全50話!長くてなかなか進まないけど、面白い!カッコいい!!とか思ってます。
『僕の見た「大日本帝国日本』
韓国ドラマにもまーったく興味なかった私が、中国ドラマにハマるなんて。で、さらにまたこんな本を併読して、ホント、自分の無知さが恥ずかしくなります。
めちゃくちゃ学びになる本!!!
さて。
『熱烈』を観たときにチラシをもらっていました。ランナーとしては気になる、なる!!
『ボストン1947』
観に行きました。
「熱烈」ほどじゃないやろな…とそれほど期待はしていなかったんです。
が!!!
ぼろぼろ涙が止まりませんでした。
ハンカチを忘れ、Tシャツで何度も拭いました。
カネ、カネと言っていた主人公に対し、 「ランナーを最後まで走らせる力は怒りじゃなくて謙虚さだ」 と。 このセリフには痺れました。
ますますマラソンが好きになりそうです。
そして同時に…
実話をもとに作られた映画…。その実話を知りたい。
歴史を知る道中の真ん中。 本を読み、少しでも世界を知るべく。
選挙にいこう
いずれも、高松のシアター『ホール・ソレイユ』さんで観ました。
多様で貴重な映画を上映してくれているんですね。
仕事オフ&水曜日のレディースデイ(1200円でみられる)と重なったので、
今日10/23『風がふくとき』を観てきました。
ショックでした。
戦争、核、見えない放射能の恐ろしさ。
戦争は絶対にNO。
核もNO。
平和だからこそ、ランニングができる。旅ができる。美味しくご飯が食べられる。笑っていられる。
でもそれは、いまごく薄い膜のうえで成り立っているのかもしれない。
膜が破れそうな世界情勢。
メジャーリーグがいかんせん盛り上がっているし、
大谷の活躍は本当にすごいこと。
だけどだけど、いまこの瞬間も起きている戦争があるってことを決して忘れちゃいけない。
選挙が近い。
きちんと各政党、立候補者の考えを知って投票しないと。
選挙にいきましょう。
勇気くれるこの歌。
『熱烈』の主題歌を歌った五月天のこの歌に、
私は日々、力をもらってます。
ショックを受けての帰り道でしたが、映画館まで車で行かず、往路は自宅から高松まで、自転車と電車を併用。帰りは、10キロランニング!
1時間きれました~!!!
やっぱり昼間は、早朝ランと違って、ペースを自ずと上げて走れるのね。