山陰を行くー介護職のリフレッシュ休暇 その②
出雲大社からほど近い「稲佐の浜」に到着したときは、雨がポツポツ。生き物探しの娘と夫。
娘に(車に入っている)「網と水槽、持ってきて!」と言われ、車に戻り、浜に戻ったらいなくなっている娘と夫。私は浜辺をうろうろ。そうしているうちに雨は止みました。
娘(6)「泳ぐ~!」
メインの駐車場ではないパーキングエリアに車を停めていた私たち。そこから浜に行く途中、シャワーが設置されていました。このシャワーがいい感じの雰囲気。でも古めかしくて。試しに蛇口をひねってみたら…出たのです!水。
ということで、私も水着に着替えて泳ぐことにしました。
波が高く、はじめは海の奥へ足を入れるのは躊躇していたのですが、元水泳部の夫が深さをチェックしに海のなかへ…。
「浅い、浅い!!」とサイン。ということでGO!慌てて浮き輪に空気を入れて。
ここからは、波乗りで遊びます。波のない瀬戸内海ではできない遊び方です。
波は高くとも、ひざ下くらいの高さなので、ちっとも怖くない。2時間くらい遊びまくりました。
空は…
晴れ間が。
あ~こんなに青空って嬉しかったんだ。
無料シャワーを拝借。青空シャワー。その気持ちよさったら、サイコーです。
着替えも済ませ、石見銀山へ車を走らせます。
晴れているうちに急ごー!!
道中、出雲そばのお店には出会えず。道の駅があったので寄りますが、大雨の影響で断水!な、なんとレストランもお店も臨時休業。お腹すいたよね…
幸い、バナナやおやつを持参していたので、これらで空腹は免れました。
休業は残念ながら、キララ多岐という道の駅。その名前がよく似合う景色を望むことができました。
世界遺産である石見銀山があるのは島根県中西部にある大田市。長閑な雰囲気が続く大森町に入ります。
駐車場のすぐそばに「町並み交流センター」があり、ガイドの男性が「何をされますか?」と気さくに話しかけてきてくれました。
15時をまわっていたため、サクッと巡ろうということで「石見銀山グリーンスローモビリティ ぎんざんカート」に乗車して「龍源寺間歩」へ。銀を採掘した坑道へ。
幼稚園、平飼いで鶏を飼っている農家さん、個人のお店、カフェ…自然の風景に馴染んだお店も点在。道の脇を流れる川は清流。坑道見学の後はゆっくり歩きながら戻ります。歩いて観るのが楽しいまち。石見銀山のまちそのものの風景が美しいものでした。
さ、今夜の宿、どうしようか。
”あたり”の宿を探すのが得意な私。スマホで検索。時刻は17時。松江へ戻ってシティホテルにするか迷うけども、気分は「温泉つかりたい」。”ここ、いいんじゃない?”と、大田市内にある旅館へ電話をかけて予約完了。現在地から1時間ほどの場所でした。
ひとつ、予約時に言われたのが…
「付近に飲食店がないので、夕食は手前で済まされたほうが良いですよ」。
はい!了解しました~
ナビをセットして旅館に向かいますが、これが本当に「飲食店がない」のでした。google mapで探すも「なんにも、ない!!」
琴ヶ浜海岸との看板。鳴り砂?
が、これ以上進むとますます何もなくなりそう…
来た道を戻り、松江市へ向かう本道へ出ます。ようやくコンビニを発見。
「もうさ、コンビニでいいよね。お弁当でも買って、海辺で食べようよ~」と話した瞬間。コンビニの数軒隣はスーパーでした。
スーパーだ!!スーパーで買おう!!
嬉しいことに、お弁当は半額!しかも大田市は「地域限定 PayPay最大30%戻ってくる」期間。お弁当、出雲ヨーグルト、飲料、おやつ…より安くお買い物ができのでした。
再びの海。持ち運び式のベンチ(これが今回の旅では大活躍します)の上で夕食タイム。白い月。薄べな夕焼け。
鳴り砂。砂を踏むと「キュッ、キュッ」。
ほんとだ〜!
さてさて。
宿があるのは「温泉津」(ゆのつ)というまち。味わいのある、古い温泉街でした。
貸し切りの家族風呂に入り、疲れを取ります。温泉、いいなぁ。
さ、何より気になりまくりの明日の天気は?
………。
やっぱり雨!!
続く。
(※ワクチン接種済み、感染症対策は怠らず、最大限の留意をしながら行動しています)