実績3-2 行政レビューと基金シートの件で、中小機構と企業庁に電話してみた
基金シートとは
経済産業省のWebサイトで
令和5年基金シートの公表(点検・見直し後)(令和6年4月22日)
という資料が発表されています。
詳しいことはわかりませんが、行政レビューという有識者の意見を経て様々な事業の見直しが行われたわけです。
この中の28番が、我らが事業再構築補助金です。
![](https://assets.st-note.com/img/1714018469716-OQgFLjpyLz.png?width=1200)
ファイル名はr2023ks28.xlsxです。
なお、基金シート28「2023ks28.xlsx」というのが経済産業省のダウンロードページにありますが、内容が若干異なるので、おそらくレビュー前の原案で、レビュー後のものが最新なのではないかと思われます。
レビュー後の新シートを見ると208行目付近に
![](https://assets.st-note.com/img/1714018853732-JdP0vJM3i2.png?width=1200)
という枠が追加されています。
また、208行目付近には、
![](https://assets.st-note.com/img/1714018894459-ywPuFVCO9n.png?width=1200)
という図が追加されています。
事務局(パソナ)の権限を大幅に削減!?
この〔〕で囲まれた部分には、
(事務局は)基金設置法人から事務補助業務のみ委託されている
事務局(パソナ)は、それら規程に基づき申請書等の事前形式確認等を行う。
交付の基準策定や意思決定行為等も含めた根幹的な業務は中小企業庁及び中小機構で行う。
ということが書かれています。
下の【事務局に関する業務】には
(国や機構が策定した)規程に基づく申請書の形式審
外部専門家が実施する審査の案件管理
交付申請以降においては事前形式チェック等の事務補助業務等
と、事務局(パソナ)の権限と作業内容が大幅に限定される結果となっていました。
基準策定や意思決定は中小企業庁と機構で行い、事務局(パソナ)は形式チェックなどの補助事業だけと明確に書かれています。
何はともあれ良いことです。
システム開発の要件定義書とかで、パソナが好き勝手にやりすぎたからかもしれませんね。
中小機構に問い合わせ
ここからが本題です。
行政レビューの前と後で、事務局(パソナ)の権限が大幅に削除されたように見えるのですが、これをどう解釈してよいかわからなかったので、中小機構に電話してみました。
大代表に電話して、行政レビューと基金シートのことについて聞きたい、「事業再構築補助金の基金シートが、行政レビューの前後で変更された点について聞きたい」と言えば担当者につながります。
担当者に行政レビューと基金シートのことを聞いたのですが、「基金シートのことは中小企業庁に聞いてほしい」
という、まさかの回答でした。
おーい、基金設置法人は中小機構じゃないのか???
基金シートに機構は事務局(パソナ)運営を指揮監督すると書かれているので、ちゃんと指揮監督してくれ、と伝えておきました。
中小企業庁に問い合わせ
中小企業庁に電話して聞いてみると、フォームから質問してほしいということなので、フォームに書きました。
ご意見・お問い合わせというページにお問い合わせメールフォームがあります。
ご意見ご要望か、ご質問かを選べるので、質問にしておきました。
書いた内容は以下のとおりです。
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