5-2 中小企業庁から誠意のない回答が来ました
10月3日。
先月25日に中小企業庁と中小機構に「事業再構築補助金事務局による行政手続法違反および虚偽の内容での申請を指導されたことについて」という質問を送ったのですが、その回答が来ました。
その回答とは、以下のようなものでした。
一見すると「中小企業庁は個々の案件にはかかわっていないから機構と事務局に申し入れをします」という対応なのですが、以前、全く別の件で尋ねたときの回答も
と一言一句同じでした。
つまり、回答の文章はコピペでした。
ところで中小企業庁の回答には回答IDというのが付いていることに気が付きました。この回答IDというのは質問1つ1つの回答につき1つずつカウントされていく数字なのでしょうか。
自分が質問したときの日付と回答をプロットしてみるとこんな感じでした。
こう考えると、1か月に100件くらいの質問が来ている、つまり毎日5件くらいの回答をさばいている計算になります。
ある人が言うには、中小企業庁から中小機構への申し入れが本当に行われたのかどうか情報公開請求してみるといいとのことでした。頭良すぎます。
中小企業庁から中小機構への申し入れをメールや文書で行っていれば、情報公開請求で取れますからね。
文書不存在という結果が返ってきたら、「中小企業庁から中小機構への申し入れを行います」という回答は嘘ということになります。
素晴らしすぎるアイデアですが、現時点では中小企業庁を敵にはしたくないので控えておこうと思います。
そういえば、そろそろ補正予算とか予算委員会の季節ですよね。衆議院選挙で当選したら予算委員会で事業再構築補助金についての質問をしていただけるという議員さん、いらっしゃいませんか?行政手続法違反や補助金適正化法違反でいっぱい与党を叩けますよ。