これであなたも方言を話せるようになる!3の方法!
久しぶりです、nahaです。
今回は方言を話せるようになる方法を皆に伝授しようと思う。
ちなみに以前投稿した「標準語と方言の関係」にある通りここでいう方言とは標準語や東京方言についても含まれていることを意味する。ニーズは少なかろうが、他地方の方やまた伝統的な東京の言葉を知りたいという人にはお勧めできる。
「方言をしゃべりたい!」という」願望の心理
「方言を喋りたい!」と思ったこと、皆の中にも多くいると思われる。私のようなオタクだと「いや、もう喋ってんじゃん」となるがそんな野暮な話ではなく皆の言う「方言」とは一般的に「母語・母方言以外の言葉」をあらわすのだ。
つまりこれは語学にもつながっているのである。
方言の語学についても以前にも記述しているためその記事をよんでない方はよかったら目を通していただきたい。
意外と実践されない方言の学び方その1
・図書館などで置いてある、方言関係の資料を漁る。
例によって、日本語の多くの方言の語学書は少なく、方言に関する記述も普通の書店にはそう多くない。従って、図書館にある社会言語学等の資料を扱うことがメインになるだろう。
一般的な方言紹介本と違い、発音、アクセント、文法など記述されているため、詳しく追及しやすい。
しかしながら語学向きでないことには変わりないため地道にかみ砕いてインプットするほかないだろう。
意外と実践されない方言の学び方その2
・ウェブで調べる
意外かも思われるかもしれないがネットで調べてもある程度の情報が得られる。カジュアルなサイトだとなかなか学術的知識は得られないため、辞典的なサイトが推奨される。
↑上図はウィキペディアの博多弁の記事だがかなり完成度が高く質の高い情報が得られやすい。
また、欠点としては方言によっては記述のされ方が異なったり、情報が不十分になっているため参考文献等も確認することを推奨する。ほかにも方言によって専門の開設サイトがあるため好みで利用するとよい。
意外と実践されない方言の学び方その3
・スピーキング、発話練習
語学をするうえで欠かせないのはやはりしゃべることだ。しかし、方言においてはネタで真似をすることはあれど機能的に会話で身に着けることはない。
そのため、方言の音韻を体で理解するため必要にもかかわらずこれができていないものも少なくない。本来、方言を語学として身に着けることも少なく、またネタで真似るイメージがあるため躊躇してしまいがちだがそこは語学なので遠慮は要らない。
知識だけがあっても実践しなければわからないことがあるはずだ。調べた情報のみで喋れることはあり得ないだろう。ありえたとしたら、英語の授業は学校に要らないはずだ。(極論かもしれないが)
また、その2とも繋がるが、動画サイト等でネイティブの会話の音声を聞いてリピートするのもいいだろう。これも真似ることが重要だがネタとしてやるのとまた違い、真剣さが出てくるだろう。そこも面白みになると思われる。
まとめ
いかがだっただろうか。
特に特別なことは書いておらず、ただ調べて話す、知識をつけてあとはアウトプット。外国語も方言も基本は同じだ。
しかし、方言だからという理由でこれを見落としがちになり、ぼやーっと「私も方言が喋りたい」とつぶやくのみが一般的である。
私はこれに歯がゆさともやもやした勘定を感じて今回この記事を書いた。また、期間を開けて記事を書くと思うのでまたよろしく。
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この度私は、言語系クリエイターの五人で上代日本語での演劇に参加させてもらった。
かなりクオリティの高い作品になっておりぜひおすすめしたい。
内容は日本神話をベースにした物語となっている。
メンバーは
動画を挙げているチャンネルの坂本小見山さん
https://www.youtube.com/channel/UCXNUoaki5SOHCPv315zUnsg
言語系エンターテイナーのminerva scientiaさん
https://www.youtube.com/channel/UClsyp848PT_kJ0VSR0zvWFg
動画を上げられ始めたあまいさん
https://www.youtube.com/channel/UCwQ6O1kjrSQYACboD7giKVw/videos
方言たんアカウントの土佐弁たん
https://twitter.com/tosaben_tan
となっており、どの方も大物で優秀な方である。
私も他の四人に恥じないように努力し、演技をさせてもらった。
出来はさておき貴重な体験をさせていただきました。4人にはとても感謝しております。
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