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サンフランシスコ市・女性の地位課訪問/Genesis シリコンバレー#3前半
少し日が空いてしまいましたが、Genesis in シリコンバレー三日目前半を振り返ります!
三日目の午前中は、アメリカで唯一サンフランシスコ市にしかない「女性の地位課」のディレクター、エミリー・ムラセさんにお会いしました。
サンフランシスコ市はアメリカにおいて、女性への暴力撤廃やジェンダー平等について最も先進的な取り組みを実施しています。
エミリーさんに説明いただいた女性の地位課の取り組みで印象的だったものをいくつか紹介します。
①女子差別撤廃条約(CEDAW)を反映した条例を世界で初めて都市として採択
国連の女子差別撤廃条約(CEDAW)は、ジェンダー平等を目的に女子に対するあらゆる差別を撤廃することを理念に置いた条約です。
現在日本を含む189カ国が批准しているのですが、実はアメリカは批准していません。
そこで、1998年にサンフランシスコ市は世界で初めて都市としてCEDAWを反映した条例を採択しました。
国が批准しないなら都市として条例を作ってしまおうという行動力。。。!
②大きい予算のもと、NPOを支援
サンフランシスコ市全体の予算は、年間で約100億ドル(約1兆円)。そのうち女性の地位課の予算は約1000万ドル(約10億円)。
女性の地位課は、予算のうち約90%の900万ドル(約9億円)を、女性の暴力についての事業に使っています。性暴力・DV被害者向けのシェルターを提供しているNPOや、私達Genesisのような予防・教育プログラムを提供している団体など27団体を支援しているとのこと。
(これに対して、内閣府の性犯罪・性暴力被害者支援交付金は年間予算が2億円未満。。)
③ジェンダーや暴力についての充実したデータ
ジェンダー格差についてデータがまとまっているファクトシート
男女の職務分離、賃金格差、教育格差などについての数字やデータが1枚にまとまっている。超分かりやすい。
サンフランシスコ市「女性の地位についての報告書」
詳しくはこちら
サンフランシスコ市において、女子のうち12%が、男子のうち7%が性的なデートDVにあったことがあるんだって。男子の被害、かなり多いなあ。
女性に対する暴力の予防と介入プログラムの報告書
被害者のジェンダー、年齢、セクシャリティ、人種、障害の有無、言語が統計になっています。これくらい細かくデータをとってるからこそ、予防や介入に活かせるのでしょう。
そして、日本の自治体の報告書もこれくらいのビジュアル&わかりやすさだと良いなあ。税金がどう使われているかを分かりやすく市民に伝えることは、組織や事業の透明性を維持するにあたって必要不可欠ですよね。
ディレクターのエミリーさんに、私達Genesisのアドバイザーになっていただくことになりました!
その後はシリコンバレーのビジネスコンサルティング会社のCEO・Devang Thakorさんのレクチャー「Starting a business」を受けました。
彼は自分の会社のCEOをやりながら法学の修士課程を履修しています。(すごい)
私達Genesisのメンバーの多くも4月から社会人になるので、本業と副業をどう両立するかなどアドバイスをいただきました。
あくまでマルチタスクをやっているという感覚ではなく、シングルタスクに落とし込んでいるということです。
また、私達のチームビルディングを手伝ってもらいました!
チーム内で意思決定が円滑に進まない時のために、チームの人数を奇数にして多数決ができるようにしたらいいらしいです。たしかに。。
三日目前半は以上です。ありがとうございました!
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