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沖縄のサバイバルゲームを牽引する集団について【後編:OMEGA KAIレポート】

この『別冊沖縄ディフェンダーガゼット』は
同好会メンバーの、編集長役が"個人"で作成
しているブログです。
このブログは、特定の職業、組織、役職、とは
関係がありません。

前回の内容

前回の記事では、『ジャハナン会』とその代表
『ジャハナン族長氏』についてレポートしました。
沖縄県のサバイバルゲームシーンの黄金期を
経て、今も変わらずに活動を継続する事は、
大変な事であると思います。
エアソフトガン業界の人である側面と
ユーザーとイベンターの間で、沖縄県の
サバイバルゲームシーンを牽引していく
更なる活動に今後も注目していきたいと
思います。

OMEGA KAI 【ナカモト氏】

今回は、沖縄県のサバイバルゲームシーンを
牽引する、もう1つの代表的な集団とその
代表者に焦点を当ててご紹介します。

沖縄県を中心に活動する『OMEGA KAI』は、
タクティカルトレーニングや、貸切イベントの
開催を行っている集団です。
代表は『ナカモト氏』です。
X(旧Twitter)上でのお名前がOMEGA STORM
KIDとなっていますが、文章を作成する際の
便宜上、Union webの記事を準拠として、氏名を
『ナカモト氏』として表記させて頂きます。

https://sabage-union.com/blog/3087.html

ナカモト氏が代表を務めるOMEGA KAIは
2023年7月から始まりました。


OMEGA KAIを単純に、サバイバルゲームチーム
と表現する事は正しくありません。
タクティカルトレーニングや、銃種を限定した
サバイバルゲームなどを主催する、サバイバル
ゲームそのものを探求する事に特化した集まり
であると言えます。

以前、OMEGA KAI主催のゲームにおいて、
御本人から「OMEGA KAIは新興宗教である」
と直接伺った事がありました。
確かに、ナカモト氏のインターネット上に残る
活動の記録を拝見し、OMEGA KAI主催の
サバゲーに参加すると、新興宗教と自らを比喩
するのは的を得ているかと思います。

OMEGA KAIの貸切ゲームには、交友のある
多数の個人及びサバイバルゲームのチーム、
架空LE等の装備系の人達が集まっています。
その中でも、特にサバイバルゲームそのものを
探求するナカモト氏の同志が、OMEGA KAIを
構成する実態でした。
つまり、サバイバルゲームという宗教を信仰
する宗派と、その信徒がOMEGA KAIとも
言えるでしょう。
またナカモト氏がSNS上で言う通り、武道的
な集まりとも言えると思います。

小生の所属する同好会も、大変お世話になって
います。
以前行われたMWS限定のイベントでは、皆で
とても楽しませて頂きました。
また、我々の拙い主催で行った貸切にも参加
して頂きました。

奥の個癖が出た撃ち方をしているのが筆者

そしてOMEGA KAIと、その代表である
ナカモト氏を記事にするならば、必ず触れなけれ
ばいけない事があります。

それは、ナカモト氏が『オキサバ』という
サバイバルゲームの動画を発表する、YouTuber
の集団の一員であるという側面です。

オキサバにおけるナカモト氏

今度は、オキサバ内における、ナカモト氏の動向
に焦点を当てたいと思います。
オキサバについては、その活動の足跡や動画が、沖縄のサバイバルゲームシーンと密接に関連している為情報量が多く、この記事ではまとめきれ
ません。
また別の機会に、個別の記事として作成したいと
思います。

ナカモト氏が、オキサバの動画チャンネル内で、
今に繋がる活動を見せている、初期の動画は
2015年3月22日にアップされた、『沖縄サバゲールールについて』と題された動画です。

サバイバルゲームに関する知識を、動画に寄せら
れた質問に回答する問答形式で解説しています。

この時期の動画を『今に繋がる活動を見せ
ている初期の動画』と表現した理由ですが、
全ての動画を視聴し、ナカモト氏と判別出来る
動画を見比べた結果、ナカモト氏の雰囲気が
2015年を境に、顕著な変化を見せているから
です。

2014年8月10日に投稿された、動画を拝見して
頂ければ、全然雰囲気が違う事が分かると思い
ます。

特に、2014年9月12日に投稿された、エアガン
を解説する動画に関しては、攻めた表現と
支離滅裂な説明、そして若干の照れがあり、
最初にご紹介させて頂いた動画とは、かなり違う
印象を受けます。

2015年のレビューでは、落ち着きが観察され、
サバイバルゲームの普及や紹介に重点を移しつつある事が分かります。

時は流れ、2023年に公開された田村装備開発
のインストラクターのチャンネル内にアップ
された、ナカモト氏は、今の姿である沖縄県の
サバイバルゲームを牽引する、プライベーター
としての姿に変わっています。

このインストラクターのタキオ氏という方も、
元々は、サバイバルゲームのチームで活動する
我々と変わらない1人のユーザーであり、
馬の被り物をして、写真を撮影するなど
コミカルな部分も併せもった方でした。

ナカモト氏の様子を、初期の動画から視聴して、
時の流れと共に変わっていく様相を観察する
のも、大変面白いかと思います。

ここで1つ、疑問に思ったのは
ナカモト氏は『オキサバ』というネームバリュー
を全面に出していない点です。
(Xのプロフィールにも表記がありません。)


例えば、2019年6月1日に投稿された令和に
変わった最初の動画の再生数は2024年の時点
で17000回です。
サバイバルゲームの動画で1万を超える再生数は
なかなかありません。

2019年8月16日に投稿されたオキサバの動画
において、一部のメンバーが移住し活動の焦点
が、関東に移る事が発表されています。

焦点となる地域が変わった事から、ネームバリューを使わないのでしょうか?
しかし、これ以降もナカモト氏は動画に出演して
いますし、他地方に遠征するなどの、今まで以上にアグレッブな活動を行なっています。

動画が発表された2019年8月16日以降から
現在に至る、ナカモト氏のX(旧Twitter)を
遡ってみると、自らを"オキサバ"だと推察させる
ような書き込みは、発見する方が難しいです。
特に2022年頃から、確認出来ません。
(オキサバのイベント告知やメンバーの書き込み
を拡散したり、反応してはいる。)

つまり、過去からネームバリューを利用せず、
1人のプライベーターとして、自分自身を
取り扱っていました。

このように、XやYouTube、インターネット上に
残る記録から観察すると、ナカモト氏は確かに
『オキサバ』のメンバーではあっても、その姿勢
はあくまで1人のプレーヤーであり、1人の独立したサバイバルゲーム探求者であると、表現出来
ます。

YouTuberというと、一部の方は派手なイメージ
や、いわゆる"キラキラ"した様相を想像される
かもしれません。
しかし、実際のナカモト氏に会ってみると、その
想像した姿は当てはまりません。
我々と同じ、サバイバルゲームやエアソフトガン
が好きな、趣味人であり探求者です。

そのような同じ趣味人が、沖縄県を中心に
そのサバイバルゲームシーンを盛り上げようと
自分なりのスタイルで取り組んでいる事に、
心からのリスペクトと、今後の活躍を願わず
にはいられません。

また、小生の勉強不足なのですが、サバイバル
ゲームのYouTuberの動画を、初めてしっかりと視聴しました。

オキサバの動画を、今アップされている分全て
視聴した率直な感想ですが、あの動画からは
『友達同士でサバゲーに行ってる最中のノリ』
若しくは、サバゲーしている最中のバカ話に花が
咲いてるような『同じセーフティのテーブルに座って、会話を聞いているような』感覚を受け
ました。

『サバゲー楽しい』
『このエアガン、マジでカッコいい!』と
視聴者に対し、まるで友人やサバゲー仲間に話し
かけるような近さと、雰囲気が、人気を呼ぶの
ではないかと思います。

最後に

ジャハナン会及びジャハナン族長を特集した前編
からOMEGA KAI ナカモト氏を特集した後編を通じて、特に申し上げたい事があります。

ご紹介した通り、沖縄県におけるサバイバル
ゲームシーンを牽引される方はいらっしゃい
ます。
この方達が、様々な企画を考えて前進している
事は、間違いありません。
しかしながら、その方達が進む原動力となる力
を与え続けるのは、我々のような、ごく普通の
プレーヤーである趣味人なのです。
イベントも、誰も参加しなければ、成立は
しません。
貸切も、人が集まらなければ成り立ちません。
どんな企画も、我々が'"参加して楽しむ"という
最大の協力が、必ず必要です。

牽引していく人達だけではなく、1人の趣味人
である我々が、背中を押し続ける事で、新たな
企画やイベントの原動力が生まれ、また我々に
大きな楽しみや喜び、思い出として返ってくる
のではないでしょうか?

とにかく、ジャハナン族長やナカモト氏の今後
の動向は要チェックだと思います。
繰り返しになりますが、沖縄県のサバイバル
ゲームを牽引する方達に、同じ地域のプレーヤー
として、心からのリスペクトと感謝を申し上げ
ます。

【今回ご紹介させて頂いた方達以外にも、同じ
ようにイベントを企画し実行する方達がいます。
まだリサーチ不足な為、いずれ記事にしたいと
思います。】