NAG

オシャレ理論学習中のNAGです。有機化学や高分子化学を学び博士号を取得、企業で研究開発をしています。オシャレに対して長年苦手意識を感じていましたが、オシャレはセンスではありません! 私が学んだ知識を科学的目線でアウトプットする場にしたいと思います。

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オシャレ理論学習中のNAGです。有機化学や高分子化学を学び博士号を取得、企業で研究開発をしています。オシャレに対して長年苦手意識を感じていましたが、オシャレはセンスではありません! 私が学んだ知識を科学的目線でアウトプットする場にしたいと思います。

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What's オシャレ?~自然科学系研究者がオシャレを学ぶ~

世の中には何となくオシャレに見える人がいる。 何となくオシャレに見えない人もいる。 その違いはなんだろうか? 服は普通に販売していて、我々はそこから選択し、組み合わせて体に身に着けているだけなのだが、どこにオシャレかそうでないかの分かれ道があるのか理論的に説明できるだろうか? 例えば、私の場合、うすいピンクやブルーなどの色の服は驚くほど似合わず、服のオシャレ度を台無しにしてしまう。私の容姿を見れば誰もがそれを反論しない自信がある。 しかし、うすいピンクやブルーなどの色の

    • 年を重ねることについて自分なりに分析してみた。

      きっかけ私が入会している服装心理lab.でエイジングについて話す機会があった。 基本的にはエイジングとうまく付き合っていこうという方針ではあるが、その方法や考え方は人それぞれ。別に誰かに強制的にさせられるものでもないし、無意識にそう思い込んでいるのであれば、もう少し視野を広く持って考えてみよう。という主旨である。 その中で、やはり加齢を受入れられないという意見もあり、皆どうやって受け入れていますか?という質問があった。なんとなく曖昧な回答をして、うやむやに終わったのだが、その

      • マイクロプラスチックが問題になっていて、プラスチックバッグやめましたとか、本質はそこじゃない。なんなら紙だって、コーティング剤やサイズ剤という高分子材料が使用されている。プラスチック=悪=なくせという理論はあまりに短絡的すぎるんだけどなぁ

        • 長年眠っていたウエスタンブーツを今年、思い切り楽しむことにした

          分不相応な憧れアイテム 玖保キリコの「いまどきのこども」という漫画のキャラクターのうち、私はツムグ君という少年が大好きだ。 他のキャラクターがおませで饒舌であるのに対し、彼はほとんどしゃべらず常に一段違うステージから静かに眺め、達観しているように見える。 しかし、大のヘビィメタル好きで、両親に買ってもらったカッコいいロンドンブーツを大事にしている。彼は時々押し入れからこのブーツを出しては、詰め物を入れて履きこなし恍惚の表情を浮かべる。いつかこれを履いてお目当てのバンドのライブ

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          細部までこだわれば必ず自分に似合うスタイルは見つかる

          今、私はFPSSで本格的にオシャレの勉強をしているが、過去に経験した美容院での経験とリンクするな...とふと思ったのでそれを書く。 ヘアカタログに対する私とプロとの認識の違い私は子供の頃、自宅で母に髪を切ってもらっていた。 しかし大学生になって、一人暮らしを始めて以来、ずっと伸ばしっぱなしになっていた髪を短くするため、初めて美容院でカットすることにした。 無料のタウン雑誌に掲載されているその美容院では初回のカウンセリングが手厚く、1hr相談に乗ってくれるというのが「売り」だ

          細部までこだわれば必ず自分に似合うスタイルは見つかる

          サスペンダーは結構活用できるアイテムなのではないだろうか

          古着屋さんで見つけたサスペンダーが良かったふと立ち寄った古着屋さんの男性用コーナーでサスペンダーが沢山置いてあるのを見つけた。 派手な物や女性には難しそうなデザインが多い中、数本シックでかつカッコいいデザインのものもあって、一本買ってみた。 それほど高くもなかったことでなんとなく買ってしまったサスペンダーであるが、これが結構良い感じだった。 サスペンダーの3つの利点1 マニッシュなテイストを少しだけ取り入れられる 私は顔が割と男性的である(これについてはまた後日に説明す

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          twitter稼働ゼロの私がモニター募集開始から24時間後にミッションをクリアした。その当たり前の理由について

          今回戦々恐々として臨んだモニター依頼大作戦であったが、結果的に既存の巨大媒体の力(久野先生やfpssの先輩、またさらに久野先生のtwitterのフォロワーさんのRT)を借りることであっさりとクリアした。 しかし、一方で自力では何もできないことを知ることになった。当たり前だ...。 今回は自戒や記録の意味も込めて、これを記事にしておこう。 11日夜:twitterとnoteで必死の呼びかけをするも、その声はwebの藻屑にすぎない私のような初心者に診断を申し込んでくださるモニ

          twitter稼働ゼロの私がモニター募集開始から24時間後にミッションをクリアした。その当たり前の理由について

          どなたかモニターになってくださいませんか?興味のある方、16日(日)までにtwitterからDMをください!お願いします!

          パーソナルスタイリストに向けた実践的授業が始まったいよいよ、FPSS12期生としての実践授業が始まった。 これまでは単なるファッションの基本であって、人ありきではなかったのだが、今回からお客様を意識したスタイリングを勉強していく。 現在、診断メソッドの一部を習得し始めているが、非常に論理的かつ現実的であると感じた。それに従って診断することによってほとんど間違いはないと思う。 ただ、「誤診は論外だが、もし正しい診断ができたとしても、自らのオシャレの最適解をお客様に押し付ける

          どなたかモニターになってくださいませんか?興味のある方、16日(日)までにtwitterからDMをください!お願いします!

          ジーンズが嫌いだった私~10年越しに買ったジーンズ(後編)~

          前述したように、ジーンズを嫌いになって、全部処分してから約10年が経っていた。もう履くことはないだろうと思っていた。 店員さんの勧めで再び自信を得るところが、今回お店でトップスを試着した際、それに合うボトムスとして店員さんにスキニージーンズを勧められた。「いや...あんまりジーンズは履かないんですよね...特にスキニーは...」と言うと、それはあまり体の線を拾わないのと、ストレッチが効いていて履きやすいのだという。....なら、一回履いてみるか。2サイズ持ってきてくれた。

          ジーンズが嫌いだった私~10年越しに買ったジーンズ(後編)~

          ジーンズが嫌いだった私~10年越しに買ったジーンズ(前編)~

          私が愛してやまない作業着を由来としているにも関わらず、ジーンズは長らく嫌いだった。 かつて数本持ってはいたが、いつも全然似合っていないような気がしていたので、十数年前に思い切って処分して以来、履かなくなった。 ジーンズは一般的には身近なものなのだろうか? 私は小さい頃から履いたことがなかったのだが、今はかなり小さい子供も可愛らしく履きこなしている。 しかし、私は未だに他の洋服に比べてジーンズはとても特殊な服だと思っていて、なんとなく敷居が高い洋服なのである。 ジーンズを一

          ジーンズが嫌いだった私~10年越しに買ったジーンズ(前編)~

          できれば作業着もオシャレに着たい~市場調査~

          今回、作業着を新調するにあたり、各種メーカーサイトをのぞいてみた。以前は、レディース用作業着は男性用のサイズ違いが多く、ブルゾンだとssサイズが女性用であるということで、それを買ったりしていた。 しかし、最近は女性のモデルなども起用し、大変魅力的なカタログが出来ている。 また、各社色々なテイストのラインナップがあり、とても面白かったので、自分なりにカテゴライズしてみた。(少しふざけた表現がありますが、ご容赦ください) テイスト別に分類工具ジャラジャラ ガテン系姉貴スタイル

          できれば作業着もオシャレに着たい~市場調査~

          できれば作業着もオシャレに着たい

          ようやく昨日で仕事を納めることができた。 今年は本当に色々忙しい一年だった。 私は研究員として毎日研究所の中で実験をしたり、実験で得られたものを実地で試験したり、パソコンで得られたデーターを解析したりと、一日中、社内外を動き回っている。 そういうわけで1年も経つと作業着は汚れ、くたくたになってしまうため、お正月休みに作業着を新調するのが恒例行事になっている。 ところで、研究者というとこのような白衣姿を思い浮かべる人が多いと思う しかし、携わっている方ならわかると思うが

          できれば作業着もオシャレに着たい

          「自分はオシャレになろうとしてはいけない」と勝手に思い込んでいた

          長いこと自分の身なりに関して、必要以上に気を揉むことを恥ずかしいという気持ちがあった。 子供がオシャレのことなんて考える必要はない 周囲の大人の、子供はできるだけ手をかけず自然のままでいるべきだ。という期待に応えようとしていたし、 思春期に、少し髪を伸ばして毎朝悪戦苦闘して結んでいるのを見た父親から「そんなことに時間をかけて何になるんだ?」と冷やかしを受けたこともきっかけとなり、 自分の姿を鏡で整えている姿を他人に見られたくないと思うようになった。 手を加えたらなんとか

          「自分はオシャレになろうとしてはいけない」と勝手に思い込んでいた

          変形学生服からオシャレの原動力を考える

          とても古い話ではあるが、私の故郷では、公立の中学校のほとんどがセーラー服と詰襟の学生服を採用していた。 いずれも海軍と陸軍の制服が起源とされているが、集団の統制強化策として、外観を統一することも有効な手段だったのだろう。 そんな中、あらゆる場所でダルそうにたむろしている不良達の制服は独特だった。 上着は短く、ズボンは大きく膨らみ、スカートは地面スレスレまで長く、制服の変形度合いによって明確なヒエラルキー構造ができていた。 生徒指導の教師と衝突を繰り返し、裏地に刺繍があ

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          母と70年代のオシャレ

          実家から持ってきた私のアルバムには若かりし頃の母がいる。 私が第一子を出産したときには、産後の手伝いにアパートまで来てくれて、一週間ほど一緒に過ごした。 辛い出産を乗り越えて、子供と一緒に穏やかな産休生活が訪れるのかと思っていた私は、数時間おきの授乳、寝付かない子のエンドレス抱っこでヘトヘトだったが、母はそんな私にこんな話をしてくれた。 「あなたが生まれて、オシャレのことなんか全く気にかける余裕がなかったけれど、 あなたが3歳になったとき、やっと髪を切りに行けた。そして

          母と70年代のオシャレ

          Fashion and society -the inseparable relationship-

          座学での学びファッションの歴史を勉強し、オシャレと社会が互いに影響を与えてきたことを知ったことで、掴みどころのなかったオシャレの取っ掛かりが見えたような気がして嬉しかった。 ファッションをよく知る方には当たり前かもしれないが、 社会情勢などから着想を得た創造主達によって創られたファッションは、私達に広く浸透するうちに少しづつ形や解釈が変わり、それが大きなうねりとなって社会現象に発展する。 創造主達はそこからまた新たな着想を得る。 というループが連綿と続いて今があるというこ

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