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私のために本気で編んでみよう~フード≪間違っていた過程≫編~


先週。

DIYブログのアップを早々に諦めたのには色々と訳がありました。

この、色々な事情部分までも1つ1つ記事に書き記そうと思ったので、書いていきますね。


先週アップできなかった最大の原因というのが、
『編み上がったー!』
と、思って、ブログ用に画像等を編集しようとした矢先に

『え…想定した形に仕上がってないんだけど…?』


と、ようやく気付いたからなのです笑

気付くのが遅すぎました

そこから、自分が仕上げたい形へと仕上げられるかどうかすらも判断つかず、先週は一旦ブログの更新を諦めることに決めたのでした。


普段、どうでも良い部分に関しては確認、確認…と、面倒臭い程に慎重な性格を発揮することも多い癖に、明らかに間違っているとき程、

『自分は上手くいっている!』

と、信じて疑わない、この不思議。

『できたー!』
と、思い込んでいたものだから、
『できてないじゃん…。』
と気付いたときの喪失感が大き過ぎてもう…その後どうして良いか迷走に迷走を重ねてしまったりもしました。

そんな心境では当然、ブログの構成が練れるはずもなく、しばらく困り果てていたのですが、色々吹っ切れて、
『初めからやり直そう!』
という気持ちになったので、結局0から再スタートすることに…。


こうして、結果的にフードが仕上げられたので、今日の記事を書くことができました!


§失敗の原因§

まず初めに
『私が何故失敗を繰り返したのか?』
という点を書きます。

私は、ブルゾンのフードのパターンが

この形だと勘違いしていたのです。

何せ立体に仕上がってる洋服を平面図(パターン)に起こさなければいけないのですが、ピタッと綺麗に畳めないことから、パターン自体は上記の形だと信じて疑ってなかったんですよね。

ところが、何度か編み直す内に

こちらの、首から後頭部にかけて若干広がりのある形であることに気付いたので、そこに気付いてしまった以上、完全に初めの想定からやり直さないといけないことが判明してしまいました。

なので、今回のブログでは、

≪間違っていた過程≫
≪正しく訂正した過程≫

に分けて、今日と来週にかけてアップすることにします。

今日の内容は、私が『失敗している』と気付かずに進めた内容なので、無くても良い気もしたのですが、この過程を通過したことで気付けたことも色々とあったので記事にしておきます。

🔻前回の記事🔻

§修繕§

前回の話の最後で、
「袖パーツの肩周りのガタガタ具合が気に入らない。」

と訴えていましたが、本当に編み直しました。

どうなるか未知数だったのですが、増目した際と同じラインで1段1目ずつ減らして編んでみたところ、思わぬカーブがかったパーツに仕上がったのですが、よくよく見ると、丁度肩のカーブにピッタリな形に仕上がったではありませんか。これは編み直して正解だったのではないでしょうか。

この形が仕上がってみて改めて、
『私にもっと数学の知識があれば、形のカーブ具合までも操れて本当に自由自在な形を編めるようになるのではないか…?』
としみじみ感じてしまいました。

数学を勉強し直したことがあるよ、という有識者の方がいらっしゃいましたら、ご一報お願いいたします笑履修のコツなんぞが分かると私のやる気スイッチが入るのではないかと思います笑


§プロローグ§

さて。なぜここで身頃ではなくフードに取り掛かるのか。これは決して身頃を編むのが面倒臭いとかそんな単純な理由ではないのですよ。

私は、ブルゾンのフロントファスナー、フードが仕舞われているファスナー双方ともファスナーではなくボタン仕様にしようとしています笑

また、現在仕上がっている袖パーツ、これから編む身頃パーツの、最後の段の目をそのままフードの収納パーツ(襟)の目として編み進める予定なのです。

そうするときに、
[ファスナーを使わずにどのような状態でフードを仕舞える形に仕上げるか]
という部分がまだ決めきれておりません。

若干構想はあるのですが、確定しておらず、それらを決めるために
『まず、中に入るフードパーツを先に編んでしまおう!』
と決めた訳です。

するとどうですか!まさかの、袖パーツのカーブ…

『このカーブ、フードの形に利用できるんじゃね?』

そう。こちらはライトブルゾンに仕舞われていたフードの写真なのですが、ご覧ください。このカーブ具合。たまたま袖パーツを編み直して出来上がったカーブを上手く用いることで、同じ形が編めそうではありませんか?

私は確信しました。

これは、フードの形を決定付けるために私は袖パーツを編み直したのだと。


と、いうことで、偶然の産物であるこのカーブを"わざと"作ってフードパーツを編んでいく方向性で進めます。


§フードのサイジング§

フードパーツの概要はこんな感じです。

測ってみると、パーツAの幅は約22.5cmでした。

編み上がっている袖パーツで、約22.5cmの箇所はこの黄色いラインの部分です。

目数を数えてみると50目でした。

パーツBは約10cm。

袖パーツで見てみると、約20目の箇所が10cmと想定すると良さそうです。

20目…これは…フードにもハートのアラン模様入れちゃいましょうかね?笑


大体50段までストレートに編んで、様子を見てその辺りから減目していくと良い具合の形に仕上がるのではないかと思われます。


§編み目の決定§

・端の1目
・鹿の子編み50目
・ハートのアラン模様(製図し直し版)20目
・鹿の子編み50目
・端の1目

計122目スタートです。


§+αの想定§

色は最後にまた詳しく書きますが、袖パーツの肩周りの色味を逆に辿っていく感じで、もう少し色味の比率を変えてみようと思います。

フードのパーツBに当ててみながら確認すると、想定される編む予定の段数は140段です。この辺も考慮して色を配色していくと良さそうですね。


§実践§

何だか写真がシュールな気がしますが、予定していたカーブに入るまでの50段(厳密には49段)を編んだところです。

枕で寝てるみたい

ここから、1段1目ずつ減らしていくと、良い感じにフードのカーブを作れそうな予感が致します!


カーブに入る前に、ハート模様の説明を。

袖パーツを編んだ際は、ブロックチェック模様と相性が良くなるように、4の倍数に拘っていたので、縄編みの間隔を8段になるように制作していました。

袖パーツを編んでみると、どうもハートの模様が縦長過ぎる気がしていたので、フードパーツは縄編みの間隔が6段になるように編み図を製図し直してみました。

とてもこぢんまりはしましたが、可愛いハート模様ができたのではないでしょうか。

袖パーツとの比較画像も貼っておきます。


そして一気にカーブを付けながら(減目しながら)編み上げてみたところ………



何か変だぞ


編み上げてみてから気付いた。

これは、若干の手直しが必要そうです。さて…どこからどのように直すべきか…

つづく

§感想§

今回の企画の取り組みのメインは
[普段、私が何気なくやっている行動を文字(画像も使ってるけど)に起こしてみる]
という部分です。

こういう、人間の"普段行っている何気ない部分"に宝物が宿っているんだろうということを学んだ私は、宝物を発掘できるように取り組んでみているのです。

が、今回の記事を書いていて
『文字に起こすのって難しい!!!』
と心底思いました。このシリーズの中で、今回の記事が一番文章化が難しい気がしました。

編まなければいけない目数は、全パーツの中で最も少ない上に、編み図もとてもシンプルなので、作業自体は何でもないはずなのですが、フードの形を作り上げるに至った発想の部分を文字として残すことになかなか苦戦しました。

冒頭の修繕~プロローグまでの一連のアイディアはほぼ一瞬で点と点が繋がっているだけなので、その一瞬に凝縮されたエッセンスを抽出することの難しさを実感したのは、DIY系以外で書いてきたブログを合わせても、今回が断トツな気がします。

↑こんだけ語っておきながら、実際に抽出された文章はなかなかあっさりしているという辺りが少し悔しくもありますね笑


そして、仕上がったと信じて止まなかったのに…仕上がっていなかった現実を見て、一回心は折れました。


文章化に苦戦、仕上がりにも苦戦、この回は危うくお蔵入りになりかけた回でしたが、大丈夫。

私はしっかりフードを仕上げたので、来週の記事をお楽しみに *⌒艸⌒

🔻次の記事はこちら🔻



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