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帳簿と度胸



{2023.08.08の記事}

昨日アップした記事(日本人に誇りを取り戻そう)、実は私が酔っぱらってるときに書いてた記事だったんですよ。

メモ(アプリ)にあったのを改めて読み返したけど、我ながら
『酔ってた癖にえーこと書くやんけ笑』
って思って。

私普段、頭の回転遅いと思うんですけど、お酒入ると血流上がって、頭の回転がちょっと早くなる気がするんですよね~。

『分かる~!』って人います???

 

私個人的には、
【お金持ち上がりの政治家しかいない】
という状況は良くないと思っている派です。

理由はただ一つ!

『必要最低限の資金で上手くやりくりする!』と、いう感覚が欠如しているからです。


実際にお会いしたことのない人々について語るべきではないのかもしれませんが、恐らく政治家の皆様は
[必要最低限の資金で上手くやりくりする]"能力"以前に、
『必要最低限の資金でやりくりしなくてはいけない!』という"感覚"が無いのでしょう。

政治家と言わずとも周りにいる【幼少期からお金持ちの家庭で育った人】を想像してみていただくと分かると思いますが、
「お金足りないなら、増やせば(稼げば)良いじゃん?」
と、いう感覚が強い人が多いんですよね。

この感覚も実は大切で、貧乏な生活をしている人は
『今この手元にあるお金の中で何とかしなければ…。』と、考えてしまう人が多いのですが、
『貧乏から脱出したい!』と本気で考えた場合、
『無いなら有る所から貰えば良い◎』と視野を広げられるようになることは非常に大切だからです。


ところが、お金に苦労することなく育った人というのは、
『今、手元にある中でやりくりしよう!』という発想に到りにくく、
『まぁ、足りないなら他から貰えば良いし◎』と、どんどん【自分の外】からお金を取り込もうとします。

周りが、余裕のある人ばかりであれば、そんな風に次々と【自分の外】からお金を引っ張ってこようとしたところで、何を言われることもありません。

しかし、現実は【自分の外】がお金に余裕があろうと無かろうと関係なしに取り込もうとするために
「金が無い所から取ろうとするんじゃねぇ!」
と、怒られる事態も起きてしまいます。


恐らくですが、幼少期からお金に苦労したことのない人が
『今、手元にある中で何とかしないと…。』という発想を学んで、更に実際にやりくりできるようになるには
か  な  り  時間が掛かるでしょう。

お金に苦労したことのない期間が長ければ長い程、新しい概念を自分の中に取り入れるのは難しいので、まぁ今の政治家さん全ての価値観を叩き直すのは不可能だと考えた方が良いでしょうね。

困りましたね。


一方で、私のように貧乏マインドが強かった人間が突如大きなお金を動かすようになるのも危険が伴うということも理解しておくことは大切です。

政治を行うにあたり、当たり前ですが【沢山の国民のためのお金】を動かさなければなりません。

そうなると、いちいち大きなお金が動くことにビビっているようではそれもそれで務まらないのです。

ただのドケチが予算を削りに削りまくってしまうと、救急車が出動できずに命を救えなくなる…なんていうケースも生まれかねません。

ある程度、
『大きなお金を動かすことに対して何の物怖じもしない。』という感覚もとても大切なのです。


今回、【政治】という大きな話から始めてみましたが、
貧乏マインドだったところから
◆自分の収入が増える
◆自分がステージアップする

などのシチュエーションではこの、
・今、手元にある中でやりくりしようとする感覚
・今まで扱ったことの無い大金を動かす恐怖
を手放さなくてはいけないということは知っておいて損はないはずです。

貧乏生活が長いと、確実に
『今持っているお金の中でどうやりくりしよう…?』と、いう風に考えて頭を抱えてしまう人は多いでしょう。

そんな風に、視野が狭いまま凝り固まってしまっている状態では、人生のステージアップはとても難しいのです。


また、例えばですが、
月収30万円だった人が収入アップした後に
『よし、30万円のものを買おう!』と、考え、いざ支払いをしようとすると怖じ気づいてしまうというのもよくある話です。

しかし、
『大金を扱うのが怖い。』という感覚を手放さない限り、[大金を扱わなくて良い現状が引き寄せられやすい]ので、注意が必要です。


最も理想的な流れというのは、手元に今ある中でやりくりすることも、
『外からお金をもらえば良い。』と視野を広げて集められることも、
場面毎に判断して使い分けることができる人が沢山増えることです。

より沢山の人が
場合によってはある中だけでやりくりするし、
場合によっては外から貰う
と、上手く切り替えられたならばお金に関連する諍いはかなり減ります。


勿論、個人個人がどちら側の思考でも物事を考えられることは一番望ましいとは思うのですが、そこまでせずとも
『自分はどちら側の考え方をしやすいか?』という部分をしっかり把握しているだけでもかなり困り事は減ってくるはずです。

恋人や夫婦、ビジネスパートナーなど、協力関係になる者同士で、それぞれ逆の考え方ができたら、それはなかなかの強味です。

片一方が上手くやりくりし、どうしても足らない項目がどこなのか炙り出し、もう片方が、足りない分を補う為に徴収する方法を考えます。

徴収する方法(金脈)を見付ければ、2人で【稼ぐ方向】に動けるため、個人プレイの人間よりも早く大きな額を得ることが可能になってきますよね。

こんな風に、タイプが上手く噛み合えばより省エネで大きな結果を得ることもできるのです。

まぁ、真逆の考え方同士だと話が平行線のまま喧嘩に到りやすいというリスクが高い点も否めないので、やはりある程度はどちら側の考え方もできるという状態になっていた方がより、上手くパートナーシップを発揮しやすいでしょう。


家計管理や会社の資金繰りって、基本はこの
手元に今ある中でやりくりすることも、
『外からお金をもらえば良い。』と視野を広げて集められることも、

場面毎に判断して使い分けることができることで、上手く運営できます。

安定している時は、限られた資金内でやりくりし、
変化があった際は、外からお金を得る

こうした切り替えがスムーズにできるとかなり省エネながらも資金を最大限に有効活用しやすい上に、何かトラブルが起きた際などにも柔軟な対応がしやすく、結果的にゆとりを持った運営になるのです。


かつては確かに
『お金を持っている人が政治を行うから、安心できる。』と、いう時代もあったことと思います。

ところが現代は、
・お金が無くても勉学に励める
・お金が無くてもある程度余裕のある暮らしができる
などなど、裕福さと有識さが必ずしも一致しない時代になりました。

そんな時代の中では、【お金がある状態しか経験したことのない人】という存在は、むしろ経験不足故の無能になりかねないのです。

この辺りの部分についても、多くの人に考えてみていただきたいところです。


このブログに出会った皆様は、まずはご自身の生活に密接な【家計】という規模で、少し考えてみてください。
・ある中で上手くやりくりすること
・足りない分を他から補おうとすること
視点を内側と外側に切り替えて捉えてみる
ということをやってみてください。

きっと、皆様それぞれに何か発見することがあるはずです。

そうして、帳簿管理に融通を利かせられる人間が増えれば増える程、日本という国全体が強くなるし、引いては世界中で[貧困で苦しむ]という状況を減らしていける流れになると、いうことも頭の片隅に置いておいて貰えると良いのではないかと思います。


物を買うときに放った波動って、買った物に残るんですよね…

↑この言葉にピンときた上で
『いきなり大金を使って買うのが怖い。』と、いう感覚から抜け出すのに時間が掛かりそうな人は、【大金を使うことに何の躊躇も無いタイプ】に側で代わりに買って貰うなんていう裏技を使うのも一つの方法です。

1人暮らしの人だとなかなか頼める相手はいないかもしれませんが、夫婦や家族などの近しい関係性の人で
『欲しい物ならどんなに高い物でもポンと買っちゃう。』と、いうタイプに代わりに買い物をして貰うことができれば
『うわぁ…これを買ったらお金が減る…。』の、ような恐怖の波動を放たずに済みますよね。

勿論、一番良いのは自分自身で恐怖心を乗り越えることなのですが、パートナーがいる場合などは、上手く役割分担ができるならそれで済む話なので、状況に応じてお金を使うことに物怖じしない方が買い物(仕入れ)担当になるのも地味に良い戦略です◎

まぁ、
『波動?なんじゃそりゃ?』と、思った人はここはスルーしておいてくださいね。


地球で生きる上ではお金って大事じゃないですか。

大事な物なのに、上手に扱えない人の方が多いような気がしませんか?

1人でも多くの人がお金というものを少しでも上手く扱えるようになるためにヒントになりそうな話を書いてみました。

必要な人に届いたら良いなって思ってます。

ピンときた方はお受け取りください。

おわり


本文とちょっと関係あるけど、関係無い話

最近、
【教員になる人は奨学金の返済免除にする案】
が出てたり、
【公務員の給料が上がった話】
についても、ちょっと気になる点があります。

まず、公務員の給料が上がった件については
『良かったね◎』っていう気持ちは大きいです。

多くの人間の給料が上がって、ゆとりを持った生活を送れる人が増えることは大大大賛成です。

と、いう中で、教員になる人は………の話にも関連してくるんですけど、
【公務員の所得を上げる(教員になるためのコストを下げる)】
っていう方向性じゃなくて、

【大卒じゃない人間でも就ける職業の幅を広げる】

っていう方向性で物事を考えないといけないと思うんですよ。

本文では
「お金が無い経験をしたことがない人だけが政治を行うのはマズいんじゃないですか?」
っていう話を書いたんですけど、
「勉強が得意だった人だけが教員になるのはマズいんじゃないですか?」
っていう思いだったり、
「大学を経験した人だけが○○という職業に就けるっていうのはマズいんじゃないですか?」
っていう思いがあるんですよ。


現代において、

[知識だけあったところで経験が不足してたら、使い物にならない]

っていう場面結構多いと思うんですよ。

皆様はどう感じてますでしょうか?

賢いのに、貧乏な家庭に産まれたことで行きたい学校に行けない人もいるし、そのせいで、なりたい職業に就けないという人も世の中にはいますよね。
【そういった才能、人財をできるだけ潰さずに済む社会】
にしていくことが大事だと私は考えているのです。


私は先生はやったことはありませんが、色んな職場で、自分より後に入ってきた人に仕事を教えたことが沢山あります。

そういうときに役に立ったのって、自分が経験した『分からない』『できない』っていう感覚の方が多かったんですよね。

教えてる相手の【分からないポイント】が分かるから私が理解した方法とか、私が理解するために先輩から習った方法とか、幅広く伝えることができたりするじゃないですか。

教えてる相手の【できないポイント】が分かるから私ができるようになったやり方とか、私ができるようになるために先輩に教えて貰ったやり方とか、色々伝えられるじゃないですか。

そんな感じで、学校の先生も
「いやぁー先生も昔分かんなかったんだよねー。」
「先生も勉強嫌いだったからさー。」
って、できない側に寄り添うのが上手い人は絶対必要だと思うんですよ。

似た感じで、
「先生は大学行きたくなかったからさー。」
と、大学に行かずに、どんな経験をしたのか語ってあげられる先生も様々いた方が、子供達の考え方の幅も広がると思いませんか?


私は学校に限らず、様々な職場で

〖大卒ではない人間が活躍出来る社会を目指す〗

のって、とても大事だと思うんです。

様々な視点、意見が混ざり合うから良いものが生まれると思うので。


結局また
「だから、お金じゃなくてさぁ……。」
っていう話になっちゃいましたね笑

けど、世の中の色んな問題を解決するのはお金じゃないんですよ。

人間なんですよ。

どうか、必要な人にこの話が届きますように。

日本"国民"が豊かさを感じられる世の中になりますように。


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