新しい価値観に出会うとき
最近、暇さえあれば捨て活&整理に勤しんでおります。どんな細かい部分でも徹底して
『どういう収納・管理が自分に向いているか？』
見直しに見直しを重ねまくっていて、頭がフル稼働しております。私が神経質過ぎるだけ…でもあるのかもしれませんが、
『整理整頓に苦手意識を持つ人たちの原因の一部には、管理方法に思考を廻らせるのが苦手だったり嫌いな人もいるからなんだろうな。』
って、何か妙に分かります。本当に、自分の行動にベストマッチな収納場所・収納方法を追究するのはかなり頭を使う気がします。最近痩せ続けてるのは頭使いまくってるのもあるのかもなぁ…。
ところで皆様…と、言っても私のブログをよく読んでくださってる人は男性の方が多い気がするので無関係な質問かもしれませんが
美容にお金かける派ですか？かけない派ですか？
いや、もしかして男性の方がスキンケアにお金かけてるのかなぁ？思えば私の元カレも化粧水と乳液欠かしてなかったし…化粧しない人程スキンケア大事なのもちょっと分かるからもしかしてみんなお金かけてるのかなぁ？
何を隠そうこの私、スキンケアに全くお金かけない人なんですよ。で、ふと
『ねぇ、何で私ってスキンケアケチってるの？』
って自分で思い始めたら、不思議な気分になってしまったので、今日は私とスキンケアにまつわるあれこれの話をただ連ねていきます。
私は汚肌です！自信持って言えます！でも諦めてる側面が強くて、皮膚科に行こうとか思えないんですよね。もしかしたら、何かしらメンタルヘルス的な要因で肌ケアできていない側面も強いのかもしれません。
私は小学生の頃からニキビが出来やすく、しかも気になったら潰さないと気が済まなかったり、とにかくまともな手入れをしていなかったんですよね。
祖母は、ニキビの出来やすい私を見ては
「触るな！」
としか言わないし、母はニキビ用の洗顔を買ってくれるだけで、何の対処法も教えてくれませんでした。
母は
「皮膚科…行く？」(行かせたくない(お金をかけたくない))
と言ったりもしていましたが、私はそこで
「行く！」
とは言えず…。祖母たちも
「年頃になれば勝手に治る。」
と、言っていたので、いつか勝手に治るものなんだと私は思い込み、ひたすら放置を繰り返しました。
断言します。
ニキビは勝手には無くなりません。出来始めたら早めに措置を行うことを私はおすすめします！やはり、皮膚科などのプロの意見を元に正しい対処をしてお肌を労ってあげてください！
で、私の肌質って、いわゆる混合肌なんですよ。多分、乾燥故の皮脂大量放出系だったんです。しかも運動部だったこととか、多汗症気味な体質もあって、脂っぽい肌でした。【あぶら取り紙】ごときじゃ間に合わない、ティッシュを使わないと皮脂を吸いきれない位、とにかくオイリーな感じの肌だったんです。
『ただでさえ顔がベタベタなのに、スキンケア用品でもっとベトベトするのは嫌だ！』
と、メイクをするようになってからもスキンケアなんてしてなかったんですよね。未だにハンドクリームとかも
『なんか…嫌だな。』
って感じるように、基本的に肌に何かが乗ってるのが嫌いなタイプなんでしょうね。流石に現在は顔に何か塗ってても、身体に日焼け止めを塗ってても慣れてしまいましたが、かつてはとにかく何かが肌に乗ってるのが苦手でした。
そうやって、混合肌レベルはパワーアップし続けていた訳です。
ですが、私の肌は変に強い面もあって、ニキビ後が赤みとして残らないタイプだったんですよね。だから、ニキビが出来ても、潰しても、ファンデーションさえ塗ってしまえばあまり目立たなかったりして、正直、ニキビに死ぬ程悩まされていた訳ではないんですよ。不思議ですよね。
ただ、
『私の肌は汚い…。』
というコンプレックスというか、引け目はガッツリ持っていて、それ以外にも自分に自信が無さ過ぎたことから、常にちょっとどんよりした気分を引きずり続けてはいたんです。
「年頃になれば勝手に治る。」
はずのニキビが一向に治らない私の肌。
コンプレックスから解放されたくて、友人に相談してみると、
「化粧水とかはちゃんとした方が良いんじゃない？ファンデとか塗るなら尚更、ケアしないと乾燥で悪循環かも…？」
辺りの返答が。
そうして、とりあえず化粧水は付けることを決意。
「ねぇ、じゃあニキビに効く化粧水って何？」
と聞いてみると、
「分かんないけどオードムーゲとかなら聞いたことあるかなぁ？」
と、いうことで薬局で見てみましたが、フリーターの私(しかも、昔はお金の使い方がダメダメ過ぎて万年金欠状態)にとって、
「え！オードムーゲって高いんだけど…。」
と、非常にショックな現実を目の当たりにしたのです。
そうして、
『でも、塗らないよりは何か塗った方が良いよね、多分。二十歳も過ぎたんだし、化粧水位はちゃんと塗ろう！』
と、極力安い化粧水を探して、使い始めることにしてみました。
しかし、肌に何かが乗っていることに違和感を覚える私にとって、化粧水の良し悪しを判断できる訳もなく…私はそこからずーーーーーーっと、化粧水迷子を繰り返していたのです。
ネットで口コミを調べては試し…でも自分では良いのか悪いのかよく分からない。しかもお金なんて無いからドラストで手に入るプチプラだけしか試せない。
こんな感じのまま、スキンケア用品には極力お金をかけないことが当たり前として定着してしまっていたのでした。
かつての私がどの化粧水や乳液をどのようにして選び、使ってきたのか、今となっては詳細が全く思い出せません。その位、スキンケアに思い入れも無ければ、良し悪しをジャッジできる程の肌感覚も無く、私の肌は無法地帯を続けてきたんでしょうね。
断捨離に目覚めた頃から徐々に、フリーターでありながらもお金の使い方が上手くなり、生活にかなり余裕が出始めました。
にも関わらず、『よし！お肌の手入れにお金をかけよう！手間をかけよう！』
などという考えは、一切浮かばなかったのです。
私は一体、今まで自分の顔に何を塗っていたんだろう？
謎です。唯一、豆乳イソフラボンシリーズの化粧水だけ、何となく好きだったことだけは覚えています。ただ、それだけで、常にそれを使っていた訳ではありません。
美容系YouTuberが沢山誕生するようになってからは、本当に助かりました。様々な人の意見、話を聞いて、やっと
[肌を手入れする]
とは何たるか
が、見えてきた気がしました。
とにかく、基本は化粧水で肌に水分を与える、美容液はその他の栄養素を肌に与えられる、乳液やオイルは水分や栄養素が蒸発してしまわないように蓋をする役目……の、ように、スキンケア用品の目的と使い方がやっと私の意識に届いたようでした。
ちょっと考えれば理屈や仕組みなんて簡単に理解できたであろう私が、スキンケアの知識が全く頭に入らなかったことを考えると、やはり自分を大事にしようと心掛けられるようなメンタルが育ってなかったということなんだろうな、と思ってしまうところがあります。
かつては本当に自愛ができない人間だったので、少しずつ自愛をできるようになってきたからこそ、こうしてスキンケアに意識を向けられるようになったのだと思うのですが…いやぁ…自愛って難しいのよ。大事にされずに育った人間が人間になるのってなかなか一筋縄ではいかないものでしたね。私頑張ったなぁ！
とはいえ。
無意識の内に
『スキンケア=お金をかけてはいけないもの！』
の、ような先入観を強く抱いていたみたいなんですよね。これが何でなのか、具体的なエピソードが思い出せないのですが、多分昔の、お金を上手く使えてなかった頃からの習性が染み付いていただけなのでしょう。
『自分が、スキンケア=お金をかけてはいけないもの！と、思い込んでいる！』
ということすらもずっと気付けていなかったんです。貧乏性が知らず知らずに染み付いていたみたいですね。恐ろしい！
価値観の変容を心掛け続けてきて、大分貧乏性から抜けたと思っていたのに、まさかまさかの、スキンケア周りはガッツリ貧乏神に乗っ取られたままでした。見落としていましたね。危ない危ない。気付けたのも、断捨離を頑張った効果なのかもしれません。
最近、持ち物を見直していたときに、
『いつもの化粧水、乳液をあのボトルとこのボトルに替えたいなぁ？』
と思い始め、そのボトルを手に入れるために、いつもの化粧水よりも高い化粧水を買ったんですよ。ボトル欲しさにね笑
『ボトルさえ手に入れば、後は普段の安い化粧水入れて使うぞ！』
って気合い十分で買ってみたのですが、そのボトルを空けるために使ってみた化粧水が、物凄く私好みで、私に合ってる気がしたんです。
『あ…れ…？これ…さぁ…もはやこれを機に化粧水も乳液もランクアップすればそれで良いだけなんじゃないの………？？？』
え！また盲点から何か返ってきたんですけど！笑
今回の気付きは物凄く不思議な感覚に陥ったんですよね。前～に
『食べたいと思ったのなら、お金をかけるのが大事！』
ということを学びましたが、同じようにスキンケア用品も
『自分が『良い！』と思ったのなら、値段がどうとかじゃなくて、使うべきなんじゃない？』
って、また、目から鱗が落ちたんです。でも、そのときに
『あぁ！私って、スキンケアにお金かけちゃいけないって思ってたのか！？』
っていう発見とか、
『え？何で今までこんな簡単な思い込みに気付かなかったの？そうだよね？お金より自分を優先するなら、安い化粧水にこだわってるって変なことなのに、何でそれが当たり前になってたの？え？』
って、新しい自分と古い自分を同時に発見したというか、とにかくこれまでの気付きとはちょっと違う感覚の気付きを得たんです。それが面白いような奇妙なような感じで、不思議で仕方ないんですよ。
この前、YouTubeの【掃除スレ】なるものを発見してしまったと書きましたが、それらを聞き流していた際に
『そーだよね。人間って、多くの場合【これまでの自分】の尺度から抜け出せない限り似たような人生が延々と連なってくんだよね。』
って気付いたんですけど、それを正に自分で体感した訳です。
物を捨てられない人って、【物を捨てた先の自分】も【今の自分と同じように、買いたい物を買えないような貧乏な自分】のままだと思い込んでいるから捨てられない人が多いみたいなんですよね。
一方、私は【物を捨てた先の自分】は【物を捨てないままの自分】とは全然違う自分になるということを理解してるから、物を捨てることへの抵抗って少ないんです。
『物を捨てた後の私は、欲しくなったらまた買える位お金持ちの自分になってるかもしれないじゃん？』
って考えてるから、私が物を捨てるのに、買ったときの金額で悩むことはまず無いんです。余談ですが私がしょっちゅう悩むのは
『このデザイン…もう手に入らないんじゃないかなぁ…？』
っていうポイントですね。
で、私は【物を捨てた先の自分】と【物を捨てないままの自分】が別人になることを知ってたし、理解してたのに、化粧水に関してはずっと
『私はスキンケアにお金をかけられる人間にはなり得ない。』
位に思い込んでたんじゃないかと思うほど、頑なに安い化粧水を使い続けようとしてたんです。変な話ですよね笑高めの化粧水を使ってはいけないなんてルールどこにも無いのに、何故か化粧水に関しては
[ランクアップしたものを使う自分になる]
ってビジョンがまっっったく見えてなくて、何となく
『私は億万長者になろうともプチプラの化粧水を使い続けるんだろう。』
みたいな感覚だったんです。まじで。化粧水に関してはまじで、頑なに【ランクアップしないままの自分】が延々と続いていくと思い込んでたんです。
物凄いトラウマがあって安い化粧水を使ってる訳でも何でもないのに、こういうエピソードの無い思い込みが一番怖いですね。
何が怖いって、私、現在ちゃんとオードムーゲ使ってるんですよ。朝の拭き取り用にオードムーゲ、お風呂上がりなどのケア用に別の化粧水…って使い分けてて、かつての
「え！オードムーゲって高いんだけど…。」
って、【オードムーゲを買えなかった自分】からは余裕でランクアップしてるのに、それすら気付いて無かったことですよ。あー、もー、怖い。自分の見えてなさ具合が怖い。かつてランクアップに成功してるんだからこれからもまたランクアップしたって何ら不思議じゃないのに、無意識に自分を縛ってたわぁ…。
言い訳というか、他の人も含めての擁護というかなんだけど、
【今の自分】の延長線上に【未来の自分】がいる
って、人間としては当たり前の感覚なんだよね。だから、【今の自分】と【未来の自分】が別人だなんて考えが及びにくいのは仕方ないというか当然なんだとは思うんですよ。
でも、
『人生を変えたい！』
とか
『自分を変えたい！』
みたいに思っているのなら余計に
『【変わった先の自分】は【価値観が違う自分】なんやな。』
って思ってた方が開運に繋げやすいんだな、って今回の件で実感しました。今までも自分の価値観が変わる経験を何度も経てきてたのに、この、
[価値観の違う自分になる]
っていう点は意識してなかったな、盲点やったな、と、妙に感動したんです。
まぁ、価値観だけじゃなくて、金銭感覚とか、肌感覚もそうだし、自分の基準、感覚全てが新しく変わるってことなんだけど、とにかく、
『開運するってことは別の自分になるってことなんやな。』
って心構えをしっかり持っておけば、開運に繋げやすいというか、改革スピードが上がる上に、自分が変化する事への抵抗が減るんやな、ってことが分かったので、私はまた便利な裏技を発見できたようなのです。ラッキー☆
価値観が違い過ぎる他人って、受け付けなくないですか？一周回って面白いときもありますが、一緒に行動するのが難しいことが多いと思うんですよ。
だけど、せめて【価値観が違う自分】はスッと認めてあげられる人が増えたら、この世にハッピーは増えやすくなるんかな、って思います。新しい価値観の自分にはオープンマインドにセイハローでいきましょ。
こんだけ書き綴っといてさぁ、私はまだ化粧水と乳液をランクアップさせるか悩んでるんですよ。化粧水に何の恨みがあるんでしょうね？一回あたりの使用料で換算したらたかだか数円の話なのに。私の中の貧乏神はなかなかセイグッバイしてくれないみたいですね。
何がトリガーになってるのかは分かりませんが、私は新しい私目指して突き進みます。
