台南のコーヒー焙煎事情
台南のコーヒー屋さんで聞いたことをまとめます。
私自身コーヒー豆の焙煎もしているので、その辺いつか台南のコーヒー焙煎事情も聞けたらなぁと頭の片隅にはありました。
台湾に(台南に)到着してから2週間ほど経過していてまだ数件しかコーヒーやさんは回れていませんが、ふと気づいたのは焙煎所自体が台南中心部には少ないこと。
単純に私が見れてないだけかもしれませんが、今日コーヒー屋さんで教えてもらった話だと、どうやらその傾向があるみたいです。
というのも台南はとても道が狭く家と道路、家と家の距離がとても近いため、焙煎時の排煙がどうしても難しいとのこと。それに加えそこまで焙煎した時のコーヒーの香りはそこまで好まれないらしい。
確かにこの排煙問題は日本のコーヒー屋さんでもよく問題になります。特に東京となれば台南ほどではないにしろ、排煙はご近所トラブルになりかねません。そのため排煙のダクトをビルの屋上まで伸ばしたり工夫を余儀なくされます。おそらく台南はこの排煙ダクトを伸ばせないほど狭いのかもしれません。
なので焙煎機があったとしてもかなり小さいものに限られます。もしくは台南中心部からかなり離れたところに焙煎所を構えなければいけない。そのことを教えてくれたコーヒーやさんは台南から離れた高雄(もはや違う県)で焙煎したものを使っていると言っていました。
オーストラリアと比べると、その辺は結構違うなぁという印象です。
もちろん郊外に焙煎所を構えている有名なコーヒー屋さん(Axil coffee roasterとかVacationもかな)もありますが、印象に残っているのは、シティでも巨大な焙煎機何台も構えながらカフェとして稼働しているお店がいくつもあること。むしろ工場のような平屋建てでお店を構えています。
それぞれの街の良さはあるものの、オーストラリアのような広さを活かした場所使いは台南では難しそうだなぁと感じました。ただ台南でも距離は遠くなるものの、そういった広い土地を活かして焙煎所を構えるのもおそらくできそうな気がしています。
おそらく探せばあるのかなぁと思っていますが。いつか偶然そんな場所が見つかったら大興奮ですね…!
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