見出し画像

八重の桜から

長い休みになると、必ず八重の桜を見返す。もちろん、前半の戊辰戦争の部分だけ。八重は勿論だが、山本覚馬、斎藤一、松平容保。素敵な人物が沢山出てきて、染みる言葉を次々に投げかけてくれる。

みこころの
あかきほどにや
紅葉の
色も千入に
見ゆる一枝

照姫が松平家の屋敷に戻ってきたシークエンスで最後に詠んだ歌が心に染みる。多分、このシーンを観るたびにtwitterか、facebookにこの歌を書き出しているので、自分がいつ、このシーンを観たのかがわかる。皮肉なものだ。

真田丸にも、麒麟がくるにも、同じように引きつけるシーンや台詞はあったはずなのだが、八重の桜ほどにまでは「惹かれない」。多分裏打ちされた原体験が自身の子供の頃の記憶と被っているからなのかもしれない。

小学校の修学旅行は会津若松だった。見上げた鶴ヶ城と、飯盛山は今でも記憶に残っている。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?