原付バイクと新聞配達
副業の一環で一年だけ行った新聞配達
月に4~5万円ほどいただいていた新聞配達ですが、体力的な問題さえ抜かしてしまえば、意外と楽しいお仕事でした。
ちょっとだけ、思い出話をしたいと思います。
実は乗りたかったスーパーカブ
普通自動車免許は持っているものの、原付バイクには乗ったことがなく、以前より、乗っている人を見ては「いいなぁ」と羨ましがっておりました。
しかし、普通に車で生活をしている上で必要なものではなかったため、触れることはなく34歳近くにまでなっていました。
本屋でバイク雑誌から、原付特集を楽しむ程度には、原付好きだったんです。自分。
暮らしの「足し」に新聞配達
暮らしが厳しくなり、副業を考える中、取り急ぎ早めに稼がなければならない状況にもなってしまい、「すぐにとりかかれる副業」を探した際に見つけたのが「新聞配達」です。
真冬の12月、雪が積もっている道路から初スーパーカブ。それでも、月に5万弱の収入は大きく、やってみようと思えました。
続出する地味なトラブル
スタートが真冬で、雪が積もっている中からの体験であったため、まず体験したトラブルが「エンジンがかからない」というトラブルでした。
慣れてもいないのに、そもそもかからない。
「乗れない!?」とまぁ焦りました。
他にも、乗れるようになり先輩からの指導も終わったあたりで、今度はアイスバーンの夜道の洗礼をいただきました。
曲がり角で、すっ転んでしまいます。
ただ、スピードを怖くて出せていなかったからか、大けがにはなりませんでした。カーブで、私がボテっと落ちてバイクだけ滑っていくという地味に恥ずかしい事故です。
後は、バイクから降りたあとに、夜のお宅前に新聞を持ち込みに歩いていったら、これまた躓いて転んでしまい、足の指にヒビが入るなど。
バイクが楽しい反面、地味に嫌なトラブルが多くございました。
休みがとりづらい新聞配達
深夜に走り回って、新聞を各家庭にお届けする配達業務、シフト体制で取り組むことになるのですが、人手が足りず簡単には休みが取れない状態でした。
日中仕事をしている傍らでの取り組みで、体力がなかったため、風邪をひいて動けないなど、多々迷惑をかけてしまうケースもあり、日に日に生活リズムが崩れ日常のバランスが取れなくなってしまったのです。
結果的に、新聞配達はやめてしまうことになりました。
今からでも欲しいスーパーカブ
なんだかんだで、乗らなくなってしまったスーパーカブですが、いまだにやはり乗りたくなってしまいます。
新聞配達は思いのほか大変であったため、「もうやらなくてもよいかな」と感じてしまいますが、カブは本当に楽しかった。
原付バイク、あんな楽しい乗り物は他にないんじゃないかと思えるくらいに楽しく感じます。
副業がもっともっと波に乗ったら、買おう。
買って、新潟の国道8号線を南下して、のどかな田舎の休憩どころで、お茶とお菓子を楽しもう。
そう思っています。
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